子供の創造力を鍛える方法9つ|創造力を鍛えるために保護者ができること
教育(小学生)
2020.12.04
目次
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創造力を鍛える方法4:手や指先を使わせる
感覚器官を使って創造力を鍛えさせましょう。
絵を描いたり、粘土を触ったりすることで、子供はさまざまなことに気づきます。指先の触覚から得られる情報だけではなく、絵具の色・紙が擦れる音・粘土の匂いなど、手の動きに連動しながら多くの情報を獲得します。
そして、感覚器官の経験値を基に創造力が上達します。例えば、子供が架空の生き物を創作するとします。これが実在したら、どんな動きをするだろうか。或いは、どんな音を出し、どんな匂いがするだろうか。そんなことを考えながら創作ができるようになります。
創造力を鍛える方法5:集中できる環境を作る
場所と時間を整えてあげましょう。
せっかく子供が、自分の考えた遊びや創作を始めても、邪魔や誘惑が入ると、直ぐに集中するのをやめてしまいます。
テレビやゲームなどは、決められた時間にしか接触できないように管理してあげましょう。一つのことに集中する時間をつくってあげるためです。
子供の興味の多寡次第では、習い事に通わせるのもよいでしょう。普段とは違う場所に行くことによって、自ずと集中力を高めるためです。
創造力を鍛える方法6:五感を活用した遊びがおすすめ
身体を全部使った遊びをさせましょう。
五感を使う遊びや創作をすることによって、創造力が鍛えられます。
例えば、絵や写真など、視覚情報から得たものについて質問をしてあげる。音楽を聴かせたり、歌やダンスを自由にさせる。料理をして味や匂いを実感させる。など、人間の五感を活かした遊びをさせましょう。
創造力を鍛える方法7:興味や好奇心を持たせる
自立的な意欲を芽生えさせましょう。
いくら薦めても本人がやりたいと思っていないことは、創造力を鍛える上ではあまり効果がありません。
外界でさまざまなものに触れさせて、感想を訊いてあげましょう。子供の興味や好奇心が湧いていることが分かります。
例えば、動物・乗り物・公園・海・樹木など、身近にも子供が好奇心を抱くチャンスは沢山あります。
経験させて、話をしてあげて、子供の好奇心が湧いているものが見えてきたら、そのことを探求するように促しましょう。本人の好きなことでなら、新しいアイデアが出てきやすくなります。
創造力を鍛える方法8:好きな遊びと関連付ける
好きなものをイメージして、自己啓発させましょう。
子供がスポーツやダンスなどで身体を使う時には、苦しい時もあります。ヒーローの様に強くなる為、などと諭してあげることで、努力や工夫を促せます。
楽器の練習だったら、時折、好きなテレビ番組の曲を練習させてあげる、絵を描く練習であれば、好きな動物を描かせてあげる、などもおすすめです。
勉強や、習い事でメインカルチャーに取り組む際は、好きな玩具やキャラクターなどと関連づけるようにしてあげましょう。ただし、そのことばかりを考えてしまっていないか、様子を見てあげてください。
創造力を鍛える方法9:お小遣いを低めに渡す
制約を与えることによって創造力を鍛えることができます。
子供が成長し、社会に出ていくうえで、お小遣いはとても重要なものです。外界で自分が行動するための、目盛りとなっていくからです。適正な金額を与えることによって、自分が何をできるのか、何をしたいのかを、考える機会がつくれます。
年齢に見合った金額より、少しだけ低めに渡しましょう。人間は制約があることによって、試行錯誤をします。子供に、アクティブに動くことばかりをさせず、考えることを大事にさせましょう。
子供の創造力を鍛えるために保護者ができること4つ
子供の創造力を鍛えるために、出来ることが見つからない、という保護者の方は多いのではないでしょうか。
今回は、4つの方法をご紹介します。褒め方や、助言の仕方などのコツをお伝えしていきます。
鍛えるために保護者ができること1:創作の達成感を大切にさせること
よい点を見つけて褒めてあげましょう。
完成度は指摘せず、作る時に意識したと思われる、色や形状を見つけてあげてください。それを認めてあげることで、喜びが生まれます。
作品に、直ぐに目にとまるような特徴があったら、先ずそこを褒めてから、作品について分からない点を訊いてあげましょう。
例えば、「この部分がかっこいいね」や、「この色が素敵」などを言ってあげてから、「これは一体何を描いたのかな?」や、「これは不思議な形だね」などの質問をしてあげます。
点数をつけるのではなく、表現を試みたこと自体を褒めましょう。
鍛えるために保護者ができること2:初めはサポートを多めにする
うまく合いの手を入れてあげましょう。
創造力を鍛えるためには、ほったらかしもよくありません。子供が玩具で遊んだり、創作をしたりしている時は、適度に手伝うことによって、子供のイメージが広がります。
例えば、子供が何体かの人形を前に、つまらない顔をしていたとします。「彼は空を飛ぶのが好きだよ」「彼女は料理が得意だよ」などと言って、遊び始めるきっかけをつくりましょう。
この場合、人形で遊ぶにはキャラクター設定が必要、ということに気付くと、次回からは、それを自分でするようになります。
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