【学生別】読書感想文を早く終わらせる方法|本の選び方についても解説
教育(小学生)
2020.11.06
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早く終わらせる方法1:小学生でも集中できる環境を作る
子供の集中力は、大人と比べ持続時間が少ないため、本を読む時間をあらかじめ設定しておくと良いでしょう。
低学年の場合は、1日30分程度でも構いません。高学年で文章が長い本を読む場合も、1日どのくらい読むか、いつまでに読み終わるか、などの具体的な期間を子供と一緒に決めると良いでしょう。
そして、読むときにはテレビや電話の音、話し声などの雑音があると、集中力は切れてしまいがちです。静かに本に集中できるような環境を整えてあげましょう。
早く終わらせる方法2:面白いと思ったページに付箋をする
本と読みながら付箋を貼ることで、どのページで何を考えたか後から振り返ることができます。
子供に、付箋の貼り方を教えてあげましょう。付箋を貼る箇所は、読んでいて面白いと思った場所でもいいですし、感心した、初めて知った、などの発見でも良いです。また、悲しい気持ちになった、驚いた、などのマイナスな感情になった場所も、後から考察する時に役立ちます。
読み終えたら、もう一度付箋を貼った部分を読み返して、他に気付いたことがないかを考えてみましょう。
早く終わらせる方法3:面白いと思ったページについて質問する
読み終えたら、先ほど付けた付箋を見ながら、なぜそう思ったのかを子供に質問してみましょう。
なぜこの場面で感動したのか、この付箋を貼った時に、どうしてそのような気持ちになったのか、というように子供の思ったことを引き出してあげましょう。この時、単純に面白かったや楽しかったなどの感想になりがちです。
どんな時みたいに楽しかったか、面白いときはどんな風に笑うかな、などとより具体的な質問をしてあげると、感想としての言葉が増えていくことでしょう。
早く終わらせる方法4:質問への答えを書かせる
質問して出てきた子供の答えは、その場でメモしていきましょう。
低学年の場合は、質問をしながら親がメモをとってあげても良いでしょう。高学年の場合は、答えを書かせることで、より自分が思ったことを考察できるでしょう。
具体的な感想となるように、表現を工夫することも大切です。例えば、オノマトペと呼ばれる「ワンワン」「ハラハラ」「ドキドキ」などの擬音語・擬態語を活用することで、文章がいきいきとしてきます。答えを書く際に活用してみても良いでしょう。
早く終わらせる方法5:マインドマップを作らせる
マインドマップとは、イギリス人教育者であるトニー・ブザンが考案した、頭の中で考えていることを放射状にノートに書き出す手法です。
頭の中を「見える化」し、今考えていることを視覚化するにはおすすめの手法です。
やり方として、最初にノート中央部分に本のタイトルを、登場人物や印象に残った場面をその周りに書きましょう。そして、そこからどんなことを感じたかを枝分かれするように書き出していきます。文章でない、単語でも構いません。
こうすることで、本を読んで感じたことを視覚的に理解できるでしょう。
早く終わらせる方法6:下書きと清書をする
ここまでに紹介した方法を使って文章がまとまってきたら、下書きを書き始めましょう。
最初に本を選んだ理由や内容を紹介し、次に自分が心を動かされた場面やどのように感じたか、といった話を具体的なエピソードとともに紹介します。そして、最後に本を読んでこれからどのように生かしていきたいか、などといった結論へと導きましょう。
下書きを書き終わったら、読み返してみましょう。字の間違いや文章として成立していない箇所などが分かります。ここまで内容を詰めた上で清書すれば、読書感想文は完成です。
中学生の読書感想文を早く終わらせる方法4つ
中学生ともなると、小学生よりも文字数は増え、2000文字以内での読書感想文を書くように求められます。そのため、読む本も字数が多いボリュームのある本がほとんどです。
早く終わらせる方法として、本を読む前にいくつか準備をしておくことが大切です。ここでは、早く終わらせるために役立つ、いくつかの方法をご紹介いたします。子供が悩んでいたら、ぜひ参考にしてみて下さい。
早く終わらせる方法1:構成の決め方
文章には、起承転結の構成があった方が読む人へと分かりやすく伝わります。本を読む前に、ある程度文章の構成を決めておくと良いでしょう。
「起」ではなぜこの本を選んだか、どんな風に興味を持ったかの導入部分を書きましょう。
「承」では自分が特に心に残った場面を感想とともに紹介すると良いでしょう。
「転」では「承」とは違った視点から話を盛り上げることがポイントです。主人公と比較して自分だったらどうするか、などを盛り込みましょう。
「結」では「起」と関連するように締めくくることが大切です。
本を選んだ時に感じた思いと絡めて、読み終わった後どのようなことを感じたか、自分が何を得たのかなどといった言葉で締めくくりましょう。
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