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家庭での子供の教育方針とは? 6つの必要性と決める際のポイントを紹介!

家庭での子供の教育方針とは? 6つの必要性と決める際のポイントを紹介!

家庭の教育方針を考えることで、学校選び同様、習い事を選ぶ基準ができるので、その子に合った習い事を見つけることができます。

習い事をいつから始めるのか、そもそも習い事をさせるのか、何を習わせるのか、どれくらいの頻度で習い事に通わせるのか、など習い事一つとっても考えることはたくさんありますが、家庭の方針に合わせて選択することができます。

4:学校の教育方針と比較できる

自分たちの教育に何の方針もないと、学校の教育方法などになじめるか、わからなくなってしまいます。

あらかじめ家庭に教育方針があれば、学校の教育方針と比べることができ、選定の基準にすることができます。

5:家庭内での教育方針の食い違いを是正できる

家庭の教育方針を考えることで、家庭内で人によって言っていることが違うなどの教育方針の違いを防ぐことができます。

教育方針を家庭内ですり合わせておくことで、「お父さんとお母さんの言っていることが
違う」などで子どもが混乱することもありません。また、教育方針の違いによる夫婦喧嘩なども防ぐことができるので、家庭の平和が保たれます。

6:受験の際の面接での質問に簡潔に応対できる

家庭の教育方針を考えることで、受験の際、面接や願書の質問に答えやすくなります。学校側は、家庭の教育方針と学校の教育方針がかけ離れていると指導がしにくく大変困ります。そのため、家庭の教育方針は必ずと言っていいほど質問されます。

家庭の教育方針をしっかりと決めておくことで、どんな質問が来てもその教育方針を軸に話をすることができますし、自信をもって答えることができます。

家庭で教育方針を決めるときの7つのポイントは?

「教育方針を決める」と聞くと、とても壮大なことに聞こえますが、難しく考えず、ポイントを押さえて決めれば問題はありません。

この時の大前提として、「家庭の教育方針」は、保護者ではなく子どもを第一に考えたものにすることを忘れないようにしましょう。

1:子どものことを第一に考える

家庭の教育方針を考える際、必ず子どもの成長を第一に考えて決めましょう。子どもが成長できる環境を整えてあげることも保護者の役目です。

例えば、一人で黙々と絵を描いている子どもに対して「外で遊びなさい」というのは、子どもの絵の才能を伸ばす機会を奪ってしまうことになります。

保護者としては外で友達と遊んでほしい、という気持ちがあるかもしれませんが、それは保護者の理想の押し付けになる可能性があります。

2:わかりやすい行動指針を示す

家庭の教育方針とは、本来「優しい子に育ってほしい」「友達をたくさん作って欲しい」などの分かりやすい行動指針を示したものです。

まず、「優しい子」「強い子」など、どんな子に育ってほしいかを考え、その次に「他人の陰口は言わない」など、分かりやすくて具体的な行動指針を示すようにしましょう。

3:子どもの適性や意向を考慮する

家庭の教育方針を考える上で、子どもの意向や適性を無視することはできません。保護者の理想ばかりを押し付けて子どもが望んでいないことばかりをさせたり、子どもの特性にまったく合っていないものを勧めたりするのは、子どもの成長を妨げることになりかねません。

保護者の希望ももちろんありますが、子どもの意向や適性と十分比較した上で判断をしていく必要があります。

4:保護者の役割を明確にする

家庭の教育方針を考える際、保護者にできることは何なのかを考えておきましょう。また、保護者がやらないことも同時に考えておくといいでしょう。

例えば、子どもが洋服を選ぶ際、TPOに合わせた服装をいくつかピックアップして、その中から子どもに選ばせる、というお膳立ては保護者にも可能です。

しかし、その上で子どもたちが選択したものを否定したり誘導したりするのは選択肢を与えた以上やらないようにしなければならないでしょう。

5:家庭内で方針を一致させる

家庭の教育方針を考える際、家庭内の誰か一人が決めるというよりも、しっかりと話し合いをした上で、家庭内で教育方針の相違がないようにしましょう。

家庭内の教育方針が一致していない場合、一番困るのは子どもです。誰の言うことを聞けばいいのか分からず混乱してしまいます。

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