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作文の書き出しを考える際の4つのポイント!例やコツについても紹介

作文の書き出しを考える際の4つのポイント!例やコツについても紹介

作文の書き出しで、疑問文から始める方法もあります。書き出しの部分で読み手に問いかけをすると、読み手は思わずその答えを考えながら作文の続きを読んでくれます。

(例)人はなぜ人を差別してしまうのでしょうか。

問いかけられると、意識しなくても理由を考えてしまうのではないでしょうか。環境問題や差別問題など難しいテーマの作文の場合、読み手に興味を持ってもらうために疑問から書き出してみるといいでしょう。

作文の書き出し例7:たとえから始める

作文の書き出しをたとえから始めてみてもいいかもしれません。表現を工夫して、たとえから始めると作文の面白さが増します。たとえには2種類あります。

(例1)富士山は、まるで粉砂糖をまぶしたかのように真っ白でした。

(例2)試合開始前は、まさに嵐の前の静けさでした。

(例1)のように、まるで○○のような、とたとえる方法を比喩の中でも直喩といいます。
(例2)のようなたとえ方は隠喩といいます。

作文の書き出し例8:悩みから始める

書き出しで自分の悩みを書くという方法もあります。読み手の共感を誘いやすく、続きを読みたくなる書き出しです。苦手なことや悩みをどのように克服したのかを続けることで書きやすくもなります。

(例)私はどうしても算数が苦手です。

最初にできないこと、苦手なこと、悩みを書くことで自然とその後の展開に期待が高まります。

作文の書き出し例9:自白から始める

自白から始めるというのも、インパクトがあって話の展開に興味を持ってもらえる書き出し方です。

(例)10年後の自分や、将来の夢について書こうとしたのですが、できません。正直、私はまだ自分の目標を決めきれないでいるのです。

(例)卒業にあたって、僕はひとつ、秘密を打ち明けようと思います。

最初にインパクトのある自白を書くと、読み手は驚いてどんどん先を読みたくなります。

作文の書き出し例10:会話から始める

会話文から始めることで、その場の様子や雰囲気をより読み手に伝えることができます。

楽しさやドキドキ感など、感情を伝えたいときに使うと効果があります。自分が発した言葉だけでなく、周りの人の言葉も使ってみると良いでしょう。

台詞を発した人のワクワク感が伝わる例として、次のような書き出しの例があげられます。

(例)「今年の夏休みはキャンプに行こうよ!」テレビを見ていると妹が身を乗り出してきた。

今年の夏は家族でキャンプに行くことになりました、と事実だけを書くよりもインパクトのある書き出しになっています。

作文の書き出し例11:物語のように始める

作文の書き出しを考えるときには、物語のように始めるのもいいかもしれません。読み手にワクワク感を与えて、興味を引くことができます。

天気から入ると、身近でありながら情景が想像しやすいのでおすすめです。

(例)それは、ある夕立の午後のことでした。

短い文ですが、厚い雲に覆われて土砂降りの様子、湿った暑い空気や雷の音まで、読み手は想像力を膨らませることができます。季節感も伝えられるだけでなく、この後の話の展開に興味を持ってもらえます。

作文の書き出し例12:発見から始める

読書感想文でよく使われる方法は、発見から書き出すという方法です。本を読んだことによる気づきや発見、読む前と後で自分の考えがどのように変わったのかなどから書き始め、今後どのようにしたいかを続けると説得力のある文になります。

(例)この本を読んで、私は今まで自分のことしか考えていなかったことに気づきました。

本の中の主人公と自分を比べて、自分と違うところを見つけてみるといいかもしれません。例の他にも、自分だったらもっとこうすると思う、自分は主人公のようにはできないなど気づいたことをピックアップしてみましょう。

作文の書き出し例13:リピートから始める

リピートから始めるというのも、読者の興味を引くのに効果的です。

(例)走る、走る、ひたすら走る。

ただ、僕はひたすら走りましたと書くよりも、例文のようにリピートして書く方がインパクトがあり、ストイックさも伝わってきます。

作文の書き出しを考える5つのコツ

ここまでで、書き出しの考え方と例を紹介してきました。作文の書き出しは大人でも悩むポイントですが、どんな書き出しにしたらいいかがわかってきたところだと思います。

最後に、よりかっこいい書き出しにするためのコツを紹介します。

作文の書き出しを考えるコツ1:思いついたことをとにかく書いてみる

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