レポートが苦手な子供の4つの特徴｜書く時のコツや定義についても紹介

「苦手なレポートを克服したい。」
「早く、楽にレポートを書く方法はないのかな？」
「レポートと作文の違いって何？」
レポートについてこのような思いや疑問、悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、レポートにはどのような種類があるのか、また、レポートが苦手な人の特徴とレポートを書きやすくするコツについて紹介しています。

この記事を読むことで、レポート作成を行う際の具体的なポイントが分かるため、質の良いレポートを効率良く書けるようになります。

レポートが苦手な方や、レポートを書くことに時間がかかっている子供をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

レポートとは？

レポートとは、「Report」、つまり「報告する」という意味があり、報告書の意味で用いられることが多いです。

似たものとして作文がありますが、作文との違いは、事実や根拠を元にしていることと、自分の主張を伝える必要があることです。

レポートには調査報告型、課題レポート型、書評型の3種類があり、それぞれに特徴があります。

調査報告型は、実験や調査を行い、結果を客観的に分析したものです。実験や研究レポートなどがあります。

課題レポート型は、与えられたテーマについて、参考文献を用いて根拠を示しながら、自分の見解を述べたものです。大学レポートはこの型のレポートになります。

書評型は、指定された文献を読んで、感じたことや理由を批判的な視点から述べるものです。

レポートを書く時のコツ8つ

レポートを書く時には、いくつかのコツがあります。

ここでは、書きたいことが分からなくなり内容が重複したり、手が止まってレポート作成に時間がかかったりすることを防ぐためのコツを8つ紹介します。

文章が苦手な原因と克服する方法は？保護者が意識するべき点についても解説

1：素材集めをさせる

文章を書いていると、書くことがなくなって手が止まってしまうことがあります。その原因は素材の少なさにあるのです。

素材集めが不十分だと、具体的な情報や根拠がないため感想文のようになってしまいます。そうならないためには、事実や数字、エピソードを多く集める必要があります。

素材を十分に集めた上でレポートに取り組むことで、書く事に困ることなく書き進めることができるでしょう。

2：見たことをメモさせる

レポートを書くために視察を行う際は、聞いたことだけでなく、見たこともメモしておくと良いでしょう。

そうすることで、文章を書く時の情報が増え、よりレポートが書きやすくなります。

後述していますが、聞いたことだけでなく、見たことも書くことで、読んでいる人が追体験しやすくなるという効果もあります。

3：情報を数字に置き換えさせる

レポートを書く時には、情報を数字に置き換えることを意識すると良いです。

例えば、「大きなテーマパーク」と書いても、読んでいる人はどのくらい大きいのかイメージできません。しかし、「10平米の広さを持つテーマパーク」と書くことで、その大きさが具体的にイメージ出来るようになります。

具体的な数字を用いることで、伝えたいことがより鮮明になり、その情報を知らない人でもイメージがしやすくなります。

4：大まかな構成を作らせる

レポートの一般的な構成は、序論、本論、結論です。この構成に沿って、どのような事を書くか事前に決めておきます。

序論はレポートの導入部分にあたるため、問題提示をした上で、テーマを選んだ理由を述べるようにしましょう。

本論はレポートの中身にあたります。書こうと思っている内容を箇条書きにしておくだけでも頭の中が整理できます。

どのような根拠を提示しながら、結論に向かって書き進めていくかまで大まかに決められると、さらに文章が書きやすくなるでしょう。

結論は全体のまとめにあたります。序論の内容から自分の見解をさらに強調してレポート全体を締めくくると良いでしょう。

レポートの大まかな構成を始めに作っておくことで、スムーズに書き進められるだけでなく、内容の重複も避けることができます。