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保育施設での慣らし保育とは?一般的な期間や必要な準備について解説

保育施設での慣らし保育とは?一般的な期間や必要な準備について解説

2:お昼寝をなかなかしない

慣らし保育では特に、お昼寝をなかなかしない子供もいます。子供がお昼寝での寝つきの悪さは、日々の生活リズムが整えられていないことも原因です。普段の睡眠環境や、生活リズムの乱れがないか家庭での過ごし方を見直してみましょう。

3:なかなか食べない

なかなか食べないことも、慣らし保育の中で起こりやすいトラブルです。ずっと泣いていて、ミルクや水分を取ってくれない、ご飯を口にいれない、という子もいます。保護者以外からの食べ物は受けつけない、という警戒心が働いている影響でしょう。

 

このような場合は、子供の警戒心を薄れさせるために、普段使っているコップやスプーンなどを保育園にも持っていくことがおすすめです。家にいるときと同じような状況で食事できるように工夫しましょう。

 

保育園から迎えに行った後は、子供に「今日は保育園でご飯は食べた?」「ちゃんと保育園でも食べてね」「食べて大丈夫だからね」と安心するように話しかけていきます。

慣らし保育をする際に知っておきたい注意点3つ

慣らし保育をする際に、知っておきたい注意点についても把握しておきましょう。子供が保育園を嫌がらないかな、慣れていけるかな、と子供のことばかり目が行きがちですが、保護者にとっても気をつける点があります。

1:育児休業給付金の支給について

育児休業給付金は、従業員が育児休業中に申請することで受け取れる給付金のことですが、入園が決まれば、その月から支給が停止されることが多いです。

 

地域によって慣らし保育期間も日割りで育児休業給付金としてもらえる場合もあるため、自分が住んでいる地域の自治体に確認しておきましょう。

 

出典:第 11 章 育児休業給付について|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000814534.pdf

2:仕事復帰のタイミングについて

子供が保育園に入った時点で、仕事復帰を考えている場合、その保育園に慣らし保育を行っているか、行っている場合は期間を確認しておきましょう。慣らし保育期間によって、仕事復帰のタイミングが予定していた日とずれてしまうことがあります。

3:育児休暇延長の必要について

慣らし保育は、内容やスケジュールなど園によって違います。保護者がどの程度の日数、子供と一緒に通うのかで1日予定を開けた方がいいのか、半休で良いのかは、園によって変わってくるでしょう。

 

慣らし保育について直接園に確認を取り、育児休暇延長の必要性について考えましょう。

 

慣らし保育は、子供の年齢が1歳にならなければ育児休暇の延長は可能です。しかし、子供の年齢が1歳を過ぎた場合は、基本的に育児休暇の延長はできません。この場合は育休延長ではなく、有休消化か欠勤扱いにしてもらうなど、会社と相談する必要が出てくるので注意しましょう。

 

出典:育児休業期間の延長|雇用均等児童家庭局
参照:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000169736.pdf

慣らし保育とはどのようなものか理解して準備を進めよう

慣らし保育とは何か、一般的なスケジュールや必要な準備について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

 

慣らし保育は、初めて保護者から離れて過ごす時間になるため、子供にとっては少なからず不安を抱えることになります。保護者は子供の不安を受け止めて、上手にサポートすることが大切です。

 

まずは、本記事を参考に、慣らし保育とはどのようなものか事前知識を持っておくと良いでしょう。

 

最初はうまくいかないこともたくさん出てきます。しかし、徐々に慣れていけば子供も楽しく保育園に通えるようになるでしょう。焦らず、少しずつ慣れていくように子供を見守りましょう。

 

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