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こども園に通わせるメリット4つ!幼稚園・保育園との違いとは?

こども園に通わせるメリット4つ!幼稚園・保育園との違いとは?

認定こども園のために、新たに土地を確保したり建設したりすることなく、もともとあった既存施設を有効利用できることは、メリットといえるでしょう。

保育園型、幼稚園型、幼保連携型は、もともとあった施設内に新しい機能にプラスして、対応できる児童の年齢幅を広げたものです。地方裁量型は、もともとあった無認可施設を継続して使用する場合と、新設の両方が考えられます。

2:効率的な運営を行うため

保育園は厚生労働省の管轄で、職員は保育士の資格が必要であり、幼稚園は文部科学法の管轄で、職員は幼稚園教諭の資格が必要という違いがあります。

2種類の違う官庁が定めた規定や条件などに沿って、保育園と幼稚園の両方の機能を果たす施設を運営することは非常に難しいでしょう。

保育園、幼稚園の両方の機能をもつ施設を効率的に運営するために、認定こども園が誕生したと考えられます。

3:待機児童問題の解消

ワーキングマザーが増えたことは、待機児童問題の理由の一つでした。

従来の保育園の児童受け入れは、保護者の就労に関する条件があります。さらに、保育園の申し込みに対する点数の算定方式も、自治体によって違います。一方こども園は、入園に関する優先順位の基準がありますが、保護者の就労に関係なく入園することができます。

こども園の入園のハードルが低くなることで、待機児童問題の解消の希望がもてるでしょう。

4:こどもの集団活動や異年齢交流の機会を増やすため

従来の幼稚園は、児童の対象年齢が3~5歳ですが、認定こども園の対象年齢は0~5歳と幅が広いため、年齢の幅広いこどもが集まる場所になります。

つまり、こども園の中に小さなこども社会が存在するようなものでしょう。年上、年下のこども達お互いが影響や刺激を受けることは、異年齢交流、こどもの集団活動の機会が増える可能性があるといえます。

こども園に通わせるメリット4つ

こどもを預けられる施設として、保育園、幼稚園、認定こども園の3つの選択肢があるといえるでしょう。こどもの年齢によりますが、どの施設を選ぶかは、それぞれの施設のメリット、デメリットなどに着目することをおすすめします。

ここでは、認定こども園に通わせるメリット4つを詳しく取り上げます。

1:保護者の労働環境にとらわれず利用できる

認可保育園は、仕事や病気などの事情があって家庭で保育できない場合に家庭に代わって保育する場と考えられているので、入園条件に保護者の労働環境が影響してしまいます。

対して認定こども園は、保護者が就労しているか否かは条件ではなく、保護者の労働環境が変わっても影響がありません。ただし、保護者が就労している場合に優先される項目もあるので、事前に確認しましょう。

2:預かり時間が長い

認定こども園の特徴は、預かり時間が長いという点でしょう。

利用可能な保育時間は児童の認定区分によって異なりますが、最短で8時間、最長11時間なので、共働きの家庭にはメリットと考えられます。児童の認定区分の詳しい内容はこの後にご紹介しますので、ご参考になさってください。

3:性格や発達にあわせた幼児教育が受けられる

一般的な幼稚園は、対象年齢が3~5歳の3年間ですので、平均的な幼児教育がしやすい環境といえるでしょう。

一方、認定こども園の対象年齢は0~5歳の5年間です。その中には成長の発達に幅があり、個々に合った対応が必要な0~3歳が含まれるため、職員の資格や経験の幅の広さが必要です。よって認定こども園は、性格や発達に合わせた幼児教育を受けやすい環境と考えられます。

4:施設が充実している

認定こども園の特徴の1つに、幼稚園のメリットの「学習面を中心とした指導」と、保育園のメリットの「生活面を中心とした指導」の両方をできるという点が考えられます。この両方を取り入れるには、必要な資格をもった職員やスペース、設備などが必要です。

つまり、認定こども園は幅広い年齢層に指導をするために、さまざまな点が充実している施設といえます。

認定こども園について知っておくべきこと3つ

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