ボール投げが苦手な原因とは?練習のポイントや方法もあわせて紹介 ボール投げが苦手な原因とは?練習のポイントや方法もあわせて紹介 - 2ページ目 (4ページ中) - chokomana
ホーム >

ボール投げが苦手な原因とは?練習のポイントや方法もあわせて紹介

ボール投げが苦手な原因とは?練習のポイントや方法もあわせて紹介

肘を後ろに引く

ボールを投げる投動作は、全身を使って力強くボールを投げる必要があります。そのためには上半身のひねりが重要です。

 

投げ腕の反対側の足をステップ脚と言いますが、そのステップ脚をはじめに前へ出します。次に投げ腕を後方に引いて、上半身をひねります。投げ腕を後方に引いていないとこの重要なひねりが上手くできません。

 

幼い子はこの上体のひねりが殆どありません。腕を曲げて伸ばすだけで投げ出す単純で未熟な動作となります。

 

ひねりを上手く作る練習には、片足を上げ軸足にバランス良く乗り、後方に伸ばした投げる方の手に、補助者がボールを手渡す方法があります。そして、投げる方向に体重移動をしながら投げましょう。この時腕の力を抜くために、力まず肩と肘の線を水平に保ち肘を直角に曲げます。

 

力を抜くことでボールの重さで腕が体に遅れ、ムチのようなしなりが生じます。腕は伸ばされると反射的に縮みますので、その無意識の収縮によって加速が生み出されるでしょう。

 

両肩と投げ腕の肘を直線に保つことにより肩から肘にかけてもしなりが生じます。外見上は胸を張っているように見えます。補助者は癖に合わせて手渡す位置を調整しても良いでしょう。

投げる手と逆側の足を踏み込む

投げる手と逆側の足をステップ脚と言いますが、はじめにそのステップ脚を前に踏み出します。ステップ幅を適切に調整して踏み出し、腰の回転を使って投げます。

 

幼児はこの時両足を揃えていたり、投げ腕側の足を前に出したりするすことがよくあるでしょう。

 

ステップ脚を上げる時、上半身を姿勢よく力みがないようにしますと、軸足に安定的に体重を乗せることができます。しかし、フォームを大きくしようと上体が後ろに傾くと、バランスが崩れてしまいます。軸足が安定しますと、体重移動も安定するでしょう。

 

軸足が安定した直後から、バランスを崩しながら、投げる方向に体重移動が始まり踏み込みます。ステップ脚が地面につくまで重心は宙に浮いた状態です。ステップ脚が着地すると、全体重がステップ脚に乗ることになります。

毎日継続して練習する

投げ方が上達するためには、教わることより、毎日継続的に練習に取り組むことが重要です。

 

柔らかいボールや紙ボールを使い安全に室内でもボール遊びができます。できるだけボール投げの機会を増やしてあげましょう。

握り方を覚える

ボール投げの練習をする時は、持ちやすいボールを使うようにしてあげると良いでしょう。ボール投げでは腕を思いっきり速く降ることが重要ですが、大きめだったり重かったりすると、落とすのではという不安からゆっくりしか振れなくなってしまうことが多くなることも考えられます。

 

ボールはしっかり持てる大きさで、適度な重さと柔らかさを持ったものを選べば良い練習ができるでしょう。

 

ボールの握り方も重要ですが、はじめのうちは鷲掴みをする子が多くなります。鷲掴みですと、腕を振った時ボールがスッポ抜けてしまいがちです。鷲掴みの場合は、親指の位置をずらし、4本指と反対側から親指で挟むように握るとしっかり握れる可能性が高くなります。

 

野球ボールを握る時は、親指、人差し指、中指の3本の指で握るのが普通です。しかし、ソフトボールが大きくて握りづらいと言う時は、もう1本薬指を加え、3本の指と親指で挟むように持つのもお勧めです。

 

握り方は子供の手の大きさに合わせて適宜工夫すると良いでしょう。

真正面ではなく斜め上に投げる練習をする

ボールを遠くに投げるのは利き腕の力だけでは思うように距離は出ません。ボールを投げ出す角度に大きく左右されます。45度以上でも以下でも距離は出ません。45度を意識して投げると良いでしょう。

 

体重移動を上手く利用し、腰の回転や上半身のしなりを使う全身運動ですので、全身の筋トレが必要となります。筋肉はすぐにはつきませんので毎日トレーニングをした方が良いでしょう。

コントロールの練習をする

野球でアウトを取れるケースの内の2つは、三振を取る時と塁に送球して取る時になります。その2つは送球に関わっていて、アウトを取るためには送球の正確性が要求されます。すなわち、どのポジションもコントロールの安定的な正確性を求められるのです。

 

コントロールの安定性を獲得するには、正しいフォームを身につける必要がありますが、姿見があれば家でも確認しながらフォームの修正ができます。姿見を見ながら修正を行うと細かいところまで気を配れますので、お勧めです。

 

仰向けに寝て、天井にボールを投げる、天井スローイングもコントロール向上のトレーニング向いていますし、スナップスローの習得の可能性もあります。

投げる方向に顔を向ける

ボール投げは上半身を主体に投げているように見えます。しかし、力強く投げるためには体全身を使い投げます。

 

一連の動作を素早くスムーズに行いますが、その時体の回転運動を伴うため、体の軸がブレないようにすることがとても重要です。しっかり相手の顔を見ますと、軸のブレを防ぎやすくなります。

自宅でできるボール投げの練習法

ボール投げが上達するためには、できるだけ毎日ボールに触れることが大事ですが、子供の安全と、隣近所への遠慮から屋外でのボール遊びは難しくなっていると言えます。

 

屋内でできる練習方法も先に上げた、姿見でフォームを確認する方法、天井スローイングがありますし、他にも1人ゴロキャッチ、立膝キャッチなどいろいろあります。

 

次に、肩のストレッチ方法とタオルボール方法を紹介いたしますので参考にしてください。

肩のストレッチをする

ストレッチとは体の柔軟性を高め、姿勢の保持やリラクゼーションのために筋や関節を伸ばす運動です。

 

肩や肘の怪我だけでなくいろいろな箇所での怪我を防止します。しかし、無闇に無理なストレッチをしても効果がないばかりか体を痛める危険性もあります。

 

行っているストレッチが何を目的にしているのか理解し、伸びていることといつもと比べた違いの変化を感じながら行うことが重要です。呼吸を止めずリラックスしながら無理をしないように行ってください。そして効果を上げるためには継続することが大事です。

 

無理なく肩関節のストレッチを行う方法としてタオルを使うものがあります。

 

まず後ろ回しですが、タオルの端を両手で持ったまま、頭の後ろを通し、そのまま足を通し体の前に持っていく方法です。次に前回しですが、タオルに足を通した後、背中、頭と通していきます。これを何度も繰り返します。

タオルボールを使う

関連記事一覧

関連記事一覧へ