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プラ板の焼き方手順とは?上手に仕上げるコツや失敗したときの対処法も紹介

プラ板の焼き方手順とは?上手に仕上げるコツや失敗したときの対処法も紹介

プラ板に好きな絵を描きますが、このときプラ板が縮むことで絵も縮小されるのを考慮して、少し大きなデザインにしておくのがコツです。

 

デザインを施したプラ板を、くしゃくしゃにしたアルミホイルの中心に置きます。プラ板を置くときのトースターはすでに余熱で熱くなっているので、手袋などをして火傷に注意しましょう。

3:160度のトースターで焼く

プラ板を置いたアルミホイルを160度程度のトースターに入れて約1分焼きます。プラ板やトースターの設定によって、目安の焼き時間が違うこともあるので、購入したプラ板の注意事項などで確認しましょう。

 

オーブントースターをワットで調節する場合は、600w程度では約45秒、800w程度では約35秒でプラ板が縮みはじめます。目視でプラ板がうねうねと収縮活動している間は、取り出しません。この動きが止まったタイミングを焦らず待つと良いでしょう。

 

また温度が低すぎたり、高すぎたりすることで起こるトラブルもあります。連続で焼く場合は、適宜トースターを休憩させることで対応していきましょう。

4:分厚い本で挟む

トースターで加熱した動きの止まったプラ板を、火傷に注意して取り出します。プラ板が冷める前に準備しておいた、クッキングペーパーと重し用の分厚い本でしっかりと挟みましょう。

 

この分厚い本で挟む作業で、縮んだプラ板の冷めるのを待ちつつ、形を整えて仕上げをします。

 

焦って本を勢いよく閉じてしまうと、本の閉じる風圧でプラ板が飛び出てしまうことがあります。焦らず丁寧に本を閉じるようにしましょう。

プラ板を上手に仕上げるコツ7選

プラ板作りを上手に仕上げるためには、プラスチックの熱可塑性の性質をよく知ったうえで、工程を進めていく必要があります。

 

トースターでプラ板が加熱され、その変化に応じたさまざまなタイミングでコツが必要になるので、プラ板の変化を1枚ずつよく観察することが大切です。

 

プラ板を上手に仕上げるコツを7つにわけて、それぞれ解説していきます。

  • ・本の間にはクッキングシートを貼っておく
  • ・加熱後は手早く挟む
  • ・油性ペンを使用したときははさむ前に5秒待つ
  • ・縮む方向を把握してから焼く
  • ・1枚ずつ入れて焼く
  • ・トースター内を余熱で温める
  • ・動きが落ち着くまで待ってから取り出す

1:本の間にはクッキングシートを貼っておく

プラ板を本に挟むときに、本とプラ板が接着しないようにクッキングシートを挟むのがコツです。

 

セロハンテープとクッキングシートでは接着が弱いので、ホチキスなどで本にクッキングシートを固定しておくと、プラ板を挟む作業の効率が良くなるでしょう。

 

分厚い本の他にも、箱や空き缶など表面の硬くて平らなものであれば、クッキングシートを活用して、同様に平らに成形すれば綺麗な仕上がりやすくなります。

2:加熱後は手早く挟む

加熱後に柔らかくなったプラ板を挟む作業は、プラ板が冷めて硬くなる前に、手早く挟むように段取りしておくのがコツです。

 

クッキングシートを重しに貼り付けて、上から押さえるなどでも代用ができます。このとき、アルミホイルや指の指紋がプラ板に残らないように、丁寧に扱いましょう。

3:油性ペンを使用したときははさむ前に5秒待つ

プラ板に油性ペンで作品を描いたときは、クッキングシートへの色移りが懸念されます。お子様の描いた絵が消えてしまわないように、この作業は慎重に行ってください。

 

まず、プラ板を加熱後トースターから取り出し、本に挟むまで約5秒ほどインクが乾くのを待ちましょう。このひと手間で、プラ板の着色がはがれにくくなります。プラ板に描いた作品が綺麗に残るので覚えておきたいポイントです。

 

もし、着色が取れてしまった場合でも、縮小したプラ板に応急処置として、アクリル絵の具などで着色も可能です。諦めずに作品を完成させましょう。

4:縮む方向を把握してから焼く

プラ板は、原料になるプラスチックの塊に熱を加えて、機械でさまざまな方向に引き伸ばして薄い板にしたもので、プラスチックには熱可塑性という性質があります。

 

収縮率の記載がある商品もあるため、正方形のプラ板でどのような方向に縮むのか、事前に把握すると良いでしょう。

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