「紗」の成り立ちや意味とは?名付け例101選・「沙」との意味の違いも紹介
名付け
2021.11.18
目次
「名前に紗という漢字を使いたいけれど、どんな意味なの?」
「紗と沙は似ているけれど、意味はどのように違うのだろう?」
「紗という漢字を使った名前のアイデアやヒントが欲しい!」
「紗」という漢字を名前に使いたいけれど、漢字の意味が分からずに迷っている方もいるでしょう。画数や読み方のほか、どんな言葉に「紗」という字が使われているのかも気になります。
本記事では漢字の意味や画数に加え、「紗」を使った熟語や名前の例を紹介します。また、似ている漢字である「沙」との違いも確認しておきましょう。名前に「紗」の字を使いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。
「紗」の読み方と字画数
「紗」は糸偏の漢字で、糸の6画と少の4画で、総画数は10画です。音読みで「シャ」「サ」、訓読みでは「うすぎぬ」と読みます。また、人名で使える名のりは「すず」「たえ」です。
「紗」の成り立ちや意味
「紗」には、うすぎぬという意味があります。これは、薄く透き通るような絹織物のことです。その意味のとおり、織物を表す糸偏に、「少」の字を組み合わせることで、うすぎぬを意味する「紗」という漢字が生まれたとされています。
「紗」が使われる3つの熟語
普段生活する中で、「紗」を使った言葉を見かける機会は少ないかもしれません。ここでは「紗」を使った熟語3つを紹介していきます。熟語を知ることで、「紗」という漢字の持つ意味を具体的にイメージできるでしょう。
1:更紗(さらさ)
木綿の生地に多彩な色で文様を染め出したものを更紗といいます。文様の一例は、人や花、鳥獣などです。起源はインドで、その産地によってインド更紗、ペルシャ更紗などに分類されています。
2:羅紗(らしゃ)
紡毛糸を密に織った、厚手の毛織物が羅紗です。輸入されたのは室町末期頃とされ、陣羽織や火事羽織に使われていました。また、起毛により、保温性もあることから、コート地や軍服としても使われていた織物です。
3:袱紗(ふくさ)
袱紗は儀礼において使用する絹布で、進物に掛けて使います。結婚式で、ご祝儀を包む際に使用したことのある方も多いでしょう。無地のほか、おめでたい柄や刺繍を施したものなど、種類も様々です。
「沙」との意味の違い
関連記事一覧
-
子どもの名前の決め方って?基本的なルールやおすすめのアプリもあわせて紹介! 「子どもが生まれたらこんな名前を付けたい」と珍しい名前や美しい名前、外国風の名前を思い描いたことがあるという方は多いでしょう。 実際にお子さんが生まれて、その子が一生付き合っていく名前を付けるとなると、思い描い...
名付け
2022.01.04
-
女の子におすすめの名前150選|文字数別・イメージ別に紹介 「女の子におすすめの名前にはどんな漢字や響きがいいかな?」「名前をつけるときのポイントってある?」 名前を考えるときは、文字数や漢字、響きなどこだわりたい部分はさまざまあるでしょう。女の子の場合、可愛い名前をつ...
名付け
2022.01.04
-
「かなた」と読む名前例総合187選|漢字別の由来や名付けのポイントも紹介! 保護者から子に贈る名前は一生使われるものだからこそ、我が子の名付けに悩んでいる保護者も多いのではないでしょうか。 この記事では、そんな保護者に向けて、「かなた」と読む名前のイメージや、10個の漢字を使った「かな...
名付け
2022.01.04
-
「みつき」の名前に当てられる漢字367選!使用しない方が良い漢字とは? 「みつきという名前はどんな印象がある?」「みつきという名前に使う漢字の案が知りたい」「みつきという名前に使用しない方がいい漢字がある?」「みつき」という名前をこれから生まれてくる赤ちゃんに名付けようと検討している方、どの...
名付け
2022.01.04
-
「夏芽」の意味や由来とは?他の漢字を使った名前の組み合わせ91選も紹介 「夏芽という名前の意味や由来って?」「なつめという響きの場合、夏以外にはどんな字がある?」「名前を付ける時のコツは何?」生まれてくる赤ちゃんに「夏芽」という名前を検討している方は、他の漢字ではどのようなものがあるか、「な...
名付け
2022.01.04