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国立小学校を受験するメリット・デメリットは?対策も紹介

国立小学校を受験するメリット・デメリットは?対策も紹介

国立小学校の受験内容の1つ目は、記憶力テストがあります。これは、人の話をきちんと聞いて理解しているかを確認するためです。

出題は、話の内容に関するイラストが配布されます。そして、テープレコーダーや試験官の話を聞いて、その後、その話の内容に沿った質問が行われることが多いです。

出題方法は、「登場人物」、「誰がどこで何をしたか」、「○○はいくつあったか」などが聞かれ、それを回答用紙に記入します。

受験対策

記憶力テストの対策方法は、「問題集や過去問」を解く、「絵本の読み聞かせ」などがあります。この2つを用いて、様々なことに気をつけながら、課題をこなす必要があります。

記憶テストの練習するポイントは、次のことがあげられます。「いきなり長い文章からではなく、短い文章から取り組む」「長い文章の場合は何回かに区切って質問をだす」ことです。

この他にも「聞き取る箇所やポイントを事前に伝える」「頭の中でイメージできるように促す」「最後まで読んだら、自分で音読させること」に気をつけながら、問題集などを解いていくことが大切です。

受験内容2:日常生活に即した出題

国立小学校の受験内容の2つ目は、「日常生活に即した出題」つまり「行動観察」のことです。家庭での日常生活が問われる問題です。

多く出題されるのは、ゲームや共同作業を通じてチームワークやコミュニケーション力を問う内容です。例えば、こんがらがっているロープを4人のチームで制限時間内にほどくという問題です。

ここではチーム内で意見を出し合い決められたことをきちんと守れるかが必要になってきます。きちんとコミュニケーションがとれないと、揉めてしまったりケンカに発展することもあります。相手のことを思いやり、自分で考えて行動することが大切になってきます。

受験対策

普段から、次のことに気をつけながら子供と接していくことが必要です。

「じっと座っている」「ハキハキしたあいさつや返事をする」「礼儀正しくする」ことなどを普段から家庭で練習したり、教えたりする必要があります。また、「友達を遊びに誘う」「自分の思いを伝える」「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えることも大切です。

これらのことをできることの一番のポイントは、「子どもらしい子ども」「素直さ」と「明るさ」を意識して日常生活をおくることが必要なのです。

受験内容3:図形や位置に関する出題

国立小学校の受験内容の3つ目は、図形や位置に関する出題です。

出題方法は、図形の場合「同じ絵を探す」「ある図形や絵を回転後の形を問う」「見本の図形を作るための組み合わせの問題」などがあります。

また、「位置」に関しての課題もあります。これは、「上下左右を問う課題」「マス目・地図などを用いて位置を問う」などです。

受験対策

「図形や位置」に関する受験対策は、実際に鏡やブロックなどを使って、子どもに体験させながら学習することが大切です。

形や図形に関しては、「絵と鏡」を使って実演し、鏡の見え方と実際の見え方を丁寧に説明する、問題を解く時も実際に鏡を使う、鏡に映った形を書けるようにすることが必要です。

また、位置に関する受験は、空間認識能力や「見えない部分のブロックなど想像する」力が必要になります。

その対策としては、実際につみきやブロックを使って数や見え方を確認します。色々な形のパターンを何度も練習する、つみきやブロックの数をペーパーテストで解けるようにすることが必要です。

このように、図形や位置は実際に物を使って、保護者と一緒に考えることが大切です。

受験内容4:数や比較に関する出題

国立小学校の受験内容の4つ目は、数や比較に関する出題があります。

数や比較の問題としては、「数を数えたり、たす、引く」などや「どちらが多いか、少ないか」「どちらが長いか、短いか」などの課題があります。

受験対策

「数や比較に対する」受験対策は、実際に物を使ったり、文章で考えるように工夫することが必要になります。

数は物の数を数える「数量感覚」に加え、問題文を理解することが大切です。数式で覚えるだけでなく、「AにBを加える」という文章でも理解できるように練習しましょう。

実際にビー玉などを使いながら、「おはじきを2つあげると残りはいくつ?」などという問題を出して想像力がつくような勉強法をすることが大切です。

また、比較に対する対策は、長さの場合「実物を使って」学習することが必要です。色々なパターンを使って、比較の勉強をしてみましょう。

国立小学校の受験に合格させるために保護者がするべき5つのこと

国立小学校の受験は、「保護者の受験」といわれるように、受験準備期間から当日までの保護者の役割は多大です。

小学校受験はペーパーテストだけでなく、日常生活の中での子どもの様子をみる行動観察や、保護者と子どもが行う面接もあります。挨拶や脱いだ服を自分でたたむなど、日ごろから身につけさせることが必要です。

また、保育園や幼稚園の送り迎えや、外出する際でも花や生き物の勉強をしたり、季節の行事を体験させることも大切です。

では、どのようにして、合格するための日常生活を送ればよいか、ここでは国立小学校の受験のために保護者がすべきことを述べていきます。

1:子どもと一緒に家事をする

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