小学校の受験で面接から評価されるポイント6つ|面接の概要や特徴についても解説
受験
2020.08.31
目次
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大きい声ではきはきと話すことは、面接をする先生方へ自分の考えていることをきちんと伝えるために欠かせないものです。内容が拙くても、子どもが大きい声で一生懸命答えていれば、先生方も一生懸命聞いて理解しようとしてくださいます。
自信のなさから声が小さくなってしまう場合もありますので、日頃の練習で自信を持たせられるような声かけを心がけましょう。
評価されるポイント4:姿勢を保てるか
面接が長くなってくると、子どもは集中力が切れてきたのが姿勢に顕著にあらわれます。猫背になってきたり、足をバタつかせたり、椅子をぐらぐらさせたり、落ち着きがなくなってきたりとその様子は様々です。姿勢は学校の授業態度に通じるので、注意しておきましょう。
そして、それは本人は無意識でやっている癖のようなものなので、一朝一夕でやめられるものではありません。日頃の練習から根気強く指導していく他ないのです。
評価されるポイント5:目を見て話せるか
相手の目を見て話すのは、大人でもなかなかできないことが多いですが、目を見て話すことで、一生懸命な姿勢が伝わりますし、自分の思いが相手に伝わりやすくなります。
また、面接をする先生方の目を見ることで、自然と面接に集中することができます。面接では、しっかりと答えるためにも、先生の話を正確に聞き取る集中力も必要です。
普段から親も子どもの目を見て会話をするよう意識しておきましょう。
評価されるポイント6:「です」「ます」調で話せるか
小学校の面接では、「です」「ます」調で答えられるかどうかで目上の人に正しい言葉遣いができるかどうかを見られます。小学校低学年であっても、先生と児童の関係なので、丁寧語で話をするのが基本です。
「です」「ます」調で話すだけならそこまで難しいことではないので、日頃の生活で幼稚園・保育園・習い事の先生や、お店の人への言葉遣いに気をつけるように指導しておきましょう。
評価されるポイント7:親の方を見すぎないか
面接では、親に頼ることなく自分の言葉で答えられるかどうかも見られています。特に親子面接では同じ空間にいるので、子どもは、準備していない質問や自信がない質問が投げかけられたときにとっさに親の方を見て助けを求めてしまう、単純に親が気になって集中できない、という理由で、親の方にばかり目線がいってしまうことがあります。
親の方を見ないように言っておき、何度も練習を繰り返しましょう。
小学校の受験の面接で気をつけたいこと4つ
小学校受験の面接は、問題を解きさえすればいい筆記試験とは異なり、あらゆる場面がチェック項目となっているので、気を抜かずにやり遂げる必要があります。ただ質問にきちんと答えれば合格、というわけではなく、面接が始まって終わって帰るまでの一部始終が試験だと考えておきましょう。
ここでは、面接で気をつけたいことを4つ紹介します。質問に答える以外に何に注意すればいいか分からないという人はぜひ参考にしてください。
面接で気をつけたいこと1:面接でのマナーを練習する
面接のマナーには、入退室の方法(ドアがある場合はゆっくりと開閉する、挨拶をする、など)やお辞儀の角度、椅子に座るタイミングなどがあります。これらは注意するように言われたからといって、一朝一夕で身につけられるものではありません。
面接の流れとして身体が覚えるくらい何度も練習し、意識しなくてもできるように身につけさせることができれば、緊張や不安などに包まれる本番でも堂々と取り組むことができるでしょう。
面接で気をつけたいこと2:色々な質問に答えられるようにする
定番の質問に対して模範解答を作って暗記する面接対策をする人も多いですが、それでは定番の質問には対応できても、変化球の質問や回答に対してさらに突っ込んだ質問をされたときに言葉に詰まってしまう可能性があります。
日頃の会話でも自分で考えて答えさせるような質問を投げかけるよう意識することで、練習で聞かれたことのない質問を本番に投げかけられても、自力で対応できる力を養うことができます。
面接で気をつけたいこと3:家庭の状況を共有しておく
志望校や子どもの様子などを家庭内で共有しなければ、面接でそれぞれの言っていることがちぐはぐになってしまったり、父親への質問に母親が割って入ってしまったりして、面接をする先生方に家庭内でのコミュニケーションがうまく取れていないことが露見してしまいます。
日頃から小学校受験の話を積極的に会話に盛り込み、子どもの様子なども保護者同士で共有することで、目指す方向性を一致させておきましょう。
面接で気をつけたいこと4:解答時間を知っておく
面接は1組5分~10分程度なので、1つの質問に対して15~30秒くらいで簡潔に答え、できるだけたくさんの話をできるようにしましょう。1つの質問に1分や2分かけてしまっては、話も長くなってしまってまとまりがなくなり、結局何を伝えたいのか分かりにくくなってしまいます。
保護者はアピールのために熱くなって長話になってしまいがちですが、30秒以内に収まる程度の簡潔な回答を心がけておきましょう。
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