今注目の米粉で作る 簡単おやつ・お煎餅 今注目の米粉で作る 簡単おやつ・お煎餅 - chokomana
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今注目の米粉で作る 簡単おやつ・お煎餅

今注目の米粉で作る 簡単おやつ・お煎餅

 

秋に収穫を迎えるお米ですが、苗の植え付けは5月~6月に行われます。

パリッとしておいしいお煎餅は、これから秋に向け成長する「お米」から作られています。

実は、家庭でも米粉で簡単にお煎餅を作ることができます。

今回はお子さんと一緒に、型抜きして作るかわいらしいお煎餅の作り方をご紹介します。

 

 

【日本のお米の種類】

私たちが普段食べている米には「うるち米」と「もち米」があり、うるち米は一般的に白米として日常の主食となっています。

一方もち米は、おこわを炊くときや、餅をつくときに使われます。

うるち米ともち米の栄養価はほとんど変わらず、体内で素早くエネルギーに変わる炭水化物を中心に、たんぱく質やカリウムなどを含みます。

 

【「うるち米」と「もち米」の違いは?】

「うるち米」と「もち米」の大きな違いは、米が持つ2種類のでんぷん、「アミロース」と「アミロペクチン」の含有量にあります。

アミロペクチンは炊くと粘り気を出す働きがあり、アミロペクチンが多いほど粘り気のあるモチモチとした食感になります。

もち米に強い粘り気があるのは、でんぷんのほとんどがアミロペクチンで構成されているためです。うるち米はアミロース20%、アミロペクチン80%程度の比率になっており、ほどよい粘り気のあるお米です。

ちなみに、細長い形のタイ米はでんぷんのほとんどがアミロースのため、パラパラとして粘り気がないお米です。しっとりした日本のお米に慣れている日本人にとっては、食べにくさを感じる方が多いのではないでしょうか。

 

【注目されている米粉】

お米は「ごはん」として日本人の食事を支えてきましたが、最近ではパンやケーキ、麺などに加工する新しい食べ方が注目されています。

その理由として小麦アレルギーの人が増えてきたことや、グルテンフリーの考え方が日本にも広く浸透してきたことがあります。

その中で特に注目されているのが「米粉(こめこ)」です。

米を原料に作られた米粉は、小麦アレルギーの人が安心して食べられる食材であり、家庭でも手軽に扱える商品が増えました。

日本人のお米の消費量は年々減少しており、使われない水田が増えています。米粉を日々の生活に取り入れることは日本の水田を守り、日本の文化や環境を守ることにもつながっています。

 

【米粉(こめこ)とは?】

米粉とは、お米を細かく砕いて粉状にしたものです。

用途に合わせてその種類も多く、原料が異なります。

上新粉やお菓子・パン用の米粉はうるち米から、白玉粉や餅粉はもち米から製造されています。その他にも、うるち米ともち米をミックスした米粉もあり、小麦粉の代用として使われる機会が多くなりました。

米粉を揚げ物に使うと、小麦粉よりも油の吸収率が低いため、さっぱりとした仕上がりになります。また、天ぷらも米粉で揚げるとサクサク感が長く続きます。

米粉それぞれ特性があるため、用途によって使い分けるとよいでしょう。

 

 

【おやつにピッタリ!米粉のお煎餅】

お子さんのおやつは「おやつ=お菓子」ではなく、「おやつ=第四の食事」と捉え、おにぎりやサンドイッチなどの軽食やフルーツがおススメです。

食事に影響が出ないように、量や時間を考えていきましょう。

 

※どうしておやつは3時なの?⇒https://choko-mana.com/child-raising/dietary-education/1145428/

 

実は米粉のおやつは消化もよく、お子さんに必要なエネルギーを補うためにも適しています。今回はお子さんと一緒に作るレシピをご紹介します。

 

◎米粉のしょうゆ煎餅

 

<材料>(直径4cm・約40枚分) 

A米粉…75g

A塩…ひとつまみ

B水…55g

Bサラダ油…小さじ1

Cしょうゆ…小さじ2

Cみりん…小さじ2

C水・・・小さじ1~

 

<作り方>

⑴ オーブンは200度に予熱しておく。

⑵ Cは合わせておく。

⑶ ボウルにAを合わせ、Bを少しずつ注いでよくこねる。

⑷ オーブンシートで⑶をはさみ、めん棒で厚さ2~3mmくらいに伸ばす。

⑸ 好きな型などで抜く(適量を取って手で丸め、2~3mm厚につぶしてもよい)。

⑹ 伸ばすのに使ったオーブンシートごと天板にのせ、予熱したオーブンで10分焼き、150℃に下げて15分焼く。

⑺ ⑹が熱いうちにCにくぐらせ天板に戻し、オーブン100~110℃で10~15分焼く。

※刷毛を使って両面に塗ってもよい。

 

 

<ポイント>

・Cがつき過ぎると乾燥しにくくなり味も濃くなるので、Cをつける作業は手早く行いましょう。

・Cの水は多く入れた方が薄味になります。味を見て加減して下さい。

 

◎米粉のえび塩煎餅

 

<材料>(7cm×2.5cm・約40枚分)

A米粉…75g

A桜えび(乾燥・刻んだもの)…大さじ1

B水…55g

Bサラダ油…小さじ1

C水…大さじ2

C塩…小さじ1/2

 

<作り方>

⑴ オーブンを180℃に予熱しておく。

⑵ Cは合わせておく。

⑶ ボウルにAを合わせ、Bを少しずつ注いでよくこねる。

⑷ オーブンシートで⑶をはさみ、めん棒で厚さ2~3mmくらいに伸ばす。

⑸ 7cm×2.5cmくらいの板状に切る。

※お好みで、食べやすい大きさに切ってもよい。 

⑹ 伸ばすのに使ったオーブンシートごと天板にのせ、予熱したオーブンで10分焼き、150℃に下げて15分焼く。 

⑺ (6)が熱いうちにCにくぐらせ天板に戻し、オーブン100~110℃で10~15分焼く。

※刷毛を使って両面に塗ってもよい。

 

 

<味付けアレンジのポイント>

それぞれの煎餅に青のりやチーズ、大人向けに七味唐辛子やブラックペッパー、山椒を加えると味のバリエーションが増えますよ。ご家族の好みに合わせてお試しください。

 

【まとめ】

お煎餅は市販のものを購入することも多いと思いますが、オーブンで焼く作業以外はお子さんと一緒にできるレシピになっています。

この機会にぜひ、お米で作れるお菓子であることを伝えながら、米粉のお菓子づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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