【0歳~6歳】家庭での食育方法!年齢別のポイントを解説します
食育
2022.08.04

mokuji_dummy
簡単な料理であれば、自分で考えながら取り組むことができます。大人から見て「違うな」と思っても、子どもが自分で考えて実践してみたことは、危険な場合以外は、口を挟まずに見守ってみましょう。見守る大人たちの忍耐も必要です。
料理は材料を揃え、手順を考えながら作り上げていくものなので、子どもたちの考える力を伸ばすことにもつながります。包丁などの調理器具を使うことも増えてくるので、怪我や危険がないよう配慮しましょう。
5歳児~6歳児にオススメの食育活動
・包丁を使って食べ物を切る。
・調味料を計量する。
・食材と調味料を混ぜ合わせて、サラダを作る。
・サンドイッチを作る。
・味噌汁や目玉焼き、ホットケーキなど火を使った簡単な料理を一人で実践する。
このぐらいの年齢になると、一人で簡単な料理を作れるようになってきます。
食育は五感をフル活用
食育は特別なものではなく、生きる基本である「食べる」こと、そして、生活の一部である「食事づくり」をお手伝いすることで、十分な学びがあります。何より、食は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感全てを使う活動です。
一つのことから五感全てを使って感じるもの、というのはほとんどありません。感受性の豊かな乳幼児期に五感をフル活用することは、子どもたちの成長にとっても、とても大切な経験です。ですから、ぜひ親子で「一緒に作って一緒に食べる」ことを楽しんでみてください。
まとめ
安全を確保しながら、興味を持つことを育てること、見守ることが大切です。全てを一緒にやろう!と意気込むと、見守る大人の方が疲れてしまいます。
料理の完成がステップ10だとしたら、まずは食材に触ってみる、においをかいでみるなどのステップ1から、焦らずにゆっくり、一緒に楽しく作ることができる時間や状況に合わせて、興味を持てることやお手伝いできることを増やしていくことがオススメです。
「それなあに?」「やってみたい」と手を伸ばしてきたら、一緒にできる絶好のタイミング。「やりたい!」という子どもたちの声に応えて、出来ることから初めの一歩を踏み出してみましょう。
健康で丈夫な身体を作る給食委託サービス・自園給食サポート
“食べること”は“生きること”そのものであると考え、“食”を通じて支える「ミールケア」は、幼稚園や保育園、福祉施設・学校・病院・社員食堂への給食・食育サービスの提供をおこなっています。食育やアレルギー対応を含めた給食サービスは、下記リンクをご参考ください。
関連記事一覧
-
今が旬!栄養満点のもずくを食べよう わかめや昆布、ひじきなど、海に囲まれた日本にとって、海藻は昔から身近な食べ物です。ほとんどの海藻は春から夏にかけて旬を迎えます。今回はそのなかでもツルツル、シャキシャキの食感がおいしい、「もずく」についてご紹介します。&...
食育
2023.05.16
-
今注目の米粉で作る 簡単おやつ・お煎餅 秋に収穫を迎えるお米ですが、苗の植え付けは5月~6月に行われます。パリッとしておいしいお煎餅は、これから秋に向け成長する「お米」から作られています。実は、家庭でも米粉で簡単にお煎餅を作ることができます。今回はお子さんと...
食育
2023.05.16
-
どうしておやつは3時なの? おやつは、お子さんにとっても大人にとっても嬉しい時間です。よく「3時のおやつ」という言葉を耳にしますが、なぜ「3時」なのかご存知ですか?今回は、知っているようで意外と知らない、「おやつ」についてご紹介します。 ...
食育
2023.03.28
-
ワクワクするおいしいお弁当 ~彩りがバランスのヒントに!~ 「お弁当」と聞くと、ワクワクする気持ちになるお子さんは多いのではないでしょうか。行事やイベントで食べるお弁当はひときわ嬉しいものですよね。実は、お弁当箱を使うと食事のバランスがとってもわかりやすく表現できます。今回はこれ...
食育
2023.03.28
-
春の山菜 日本原産の「ふき」を食べよう 春先になると多く出回る山菜「ふき」。独特の香りとほろ苦さが特徴で、煮物や炒め物などにしてよく食べられます。水煮のものは通年手に入りますが、やはり生のふきは味も香りも格別です。今がおいしい「ふき」についてご紹介します。&n...
食育
2023.03.28