生クリームと植物性ホイップクリームの違いとは?泡立てるコツも解説 生クリームと植物性ホイップクリームの違いとは?泡立てるコツも解説 - chokomana
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生クリームと植物性ホイップクリームの違いとは?泡立てるコツも解説

生クリームと植物性ホイップクリームの違いとは?泡立てるコツも解説

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    「生クリームって種類がいろいろあるけど、どうやって選べばいいの?」
    「生クリームとホイップクリームにはどんな違いがあるの?」

     

    スーパーなどの売り場には、いろいろな種類のクリームが並んでいて、値段もさまざまです。お菓子作りでクリームを買おうとして、このような疑問を抱くひとは多いのではないでしょうか。

     

    この記事では、生クリームやホイップクリームとして販売されているものにはどのようなものがあるのか、違いやそれぞれの特徴について解説しています。

     

    この記事を読めば、生クリームやホイップクリームをどうやって使い分ければ良いか、その
    選び方がわかります。ぜひ、お子さんとのお菓子作りや記念日のケーキ作りの際に参考になさってください。

     

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    生クリームと植物性ホイップクリームの種類

    ケーキやデコレーションに使うクリームのおもな原材料は生乳(牛乳)と植物性油脂です。どちらを使用したものもふわっとした白いクリームですが、味や食感、扱い方などに少し差があります。まずは原材料ごとにどのようなクリームがあるのかを解説します。

    「クリーム」と表記されているもの

    一般的に生クリーム又は純生クリームと呼ばれるものです。乳等省令(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)では「クリームとは、生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」「乳脂肪分が18%以上」と定められています。

     

    つまり、乳脂肪以外の油脂や添加物を含んだもの、脂肪分が少ないものは「クリーム」と表記できません。

     

    乳脂肪の風味が強く、コクがあるのが特徴です。いっぽうで賞味期限が短く、ホイップクリームと比べると高価です。

     

    出典:乳及び乳製品の成分規格等に関する省令|e-Gov法令検索
    参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=326M50000100052

    「乳等を主要原料とする食品」と表記されているもの

    原材料が生乳や牛乳のみでなく、植物性油脂や乳脂肪に添加物を加えて加工したものをいいます。一般的に「ホイップクリーム」の名称で販売されているのは、この乳等を主要原料とする食品です。

     

    ホイップクリームには、原材料の違いで3つの種類が存在します。それぞれに異なった特徴があるため、違いを知っておいて用途に応じて使い分けると良いでしょう。

    植物性クリーム

    おもな原料はヤシ油、なたね油、大豆油といった植物性油脂です。植物性油脂は泡立ちにくいため、クリーム状になりやすいよう乳化剤や安定剤といった添加物が加えられています。

     

    生クリームに比べあっさりした味わいと、真っ白な色が特徴です。白色にこだわりたい場合は植物性クリームが良いでしょう。また、生クリーム特有の乳臭いにおいが苦手という方にも向いています。

    コンパウンドクリーム

    コンパウンドは「複合物」という意味で、乳脂肪と植物油脂両方を使用したクリームです。乳脂肪と植物油脂両方を使用することで、生クリームの風味を残しつつあっさりした味わいになります。一般的に流通しているものは家庭用よりも業務用が主流です。

    生乳に安定剤を加えたもの

    使用している脂肪分はすべて乳脂肪で生クリームと同じですが、安定剤や乳化剤といった添加物が加えられたものです。風味は生クリームと変わりません。

     

    添加物を加えていることで、生クリームにある気温によるダレ(溶け)や泡立てすぎによる分離などが起こりにくくなっています。特に夏場は生クリームの代用にすると扱いやすいでしょう。

    生クリームと植物性ホイップクリームの違い6つ

    生クリームと植物性ホイップクリームは一見似ていますが、原材料が違うため性質に多くの差があります。どちらが良い、悪いというものではなくそれぞれに長所があるため、しっかり把握し、上手に使い分けられるようにしましょう。

    1:泡立ち方

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