クレープのカロリーが気になるときのポイント|材料に含まれている栄養素も紹介
食育
2022.01.04

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4:ビタミンK
クレープの材料に使われている牛乳には、ビタミンKも含まれています。たんぱく質の1種に、カルシウムを骨に沈着させる際の手助けとなる「オステオカルシン」というものがあります。
ビタミンKは、このオステオカルシンの合成に必要なビタミンであり、他にも血液凝固の促進と抑制のバランスを保つ役割を担っています。
そのような働きを持つビタミンKは、野菜や大豆製品、肉、そしてクレープの材料に使われている牛乳などの乳製品に含まれています。
出典:牛乳に多く含まれる脂溶性ビタミン|一般社団法人Jミルク
参照:https://www.j-milk.jp/findnew/chapter2/0410.html
5:脂質
クレープの材料によく使われている生クリームには、多くの脂質が含まれています。脂質は重要なエネルギー源です。それだけでなくホルモンや細胞膜の構成、皮下脂肪を作ることで臓器を守るといった働きもしています。
そのような働きを持つ脂質は、肉や調味料、そしてクレープの材料に使われている生クリームなどの油脂製品に含まれています。脂質は人の体に必要ですが、過剰に摂取すると健康に悪影響をもたらすことがあります。
脂質に含まれる飽和脂肪酸の摂り過ぎは、血液中のコレステロールや中性脂肪を増加させるため、心臓の病気につながるリスクもあります。
そのため、脂質の過剰摂取には十分注意しましょう。
出典:脂質による健康影響|厚生労働省
参照:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/fat_eikyou.html
クレープを食べるときはカロリーのことも考えましょう
クレープは、一見ただの甘い食べ物に思われがちですが、使われている材料をよく知ると様々な栄養が含まれていることが分かるでしょう。
しかし、どれも体に必要な栄養であっても、過剰な摂取は体に悪影響をもたらすため、消費しきれない程のカロリー摂取は控えた方が良いと言えるでしょう。
クレープを食べるときはカロリーのことも考え、健康に気をつけながらおいしく食べるようにしましょう。
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