マグロに含まれる栄養素とは?効果的な食べ方や保存方法もあわせて解説 マグロに含まれる栄養素とは?効果的な食べ方や保存方法もあわせて解説 - chokomana
ホーム >

マグロに含まれる栄養素とは?効果的な食べ方や保存方法もあわせて解説

マグロに含まれる栄養素とは?効果的な食べ方や保存方法もあわせて解説

Array

「マグロにはどのような栄養があるの?」
「マグロの栄養を損なわない食べ方を知りたい」
「マグロを美味しく保存するにはどうすればいいの?」

 

このようにマグロの栄養素や保存方法について知りたい方もいるでしょう。

 

この記事ではマグロの各部位、カツオとの相違点、マグロの種類や栄養素、栄養を逃しにくい食べ方、マグロの保存や解凍方法について紹介していきます。

 

この記事を参考にマグロに関する知識を深めれば、普段食べるマグロがより美味しく感じるでしょう。

 

まずは、マグロの各部位について確認していきます。ぜひ参考にしてください。

 

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

マグロの各部位の名称

マグロは大きく分けると、頭、胴体、尾に分けることができます。

 

頭部には、「カマ」「ほほ肉」、目の上にある「脳天・目玉」があります。なかでも、脳天は希少価値が高いとされています。

 

胴体部分には、頭から「上(かみ)」「中(なか)」「下(しも)」に分けられます。腹側の上から中にかけてが大トロ、中から下にかけてが中トロと呼ばれる部分です。赤身は胴体の中心部分にあり、赤身のなかでも背骨に近い部分が血合いと呼ばれています。

 

尾は、「テール」や「尾肉」とも呼ばれ、食べ応えのある部分で、肉のような食感が楽しめます。

マグロとカツオの相違点

マグロとカツオの違いがあまり分からないという方もいることでしょう。

 

マグロとカツオは同じスズキ目サバ科に属する近親種です。しかし、マグロとカツオを比較した場合、大きな違いがあります。

 

マグロはカツオよりも大型に成長し、数十年も長生きするといわれています。また、マグロは寿司や刺身としても需要が高く、価格も高値がつく傾向にあります。

 

どちらも美味しい魚ですが、コクのある脂身を味わいたいときは、マグロを、あっさりした味わいを楽しみたいときはカツオがおすすめです。

マグロに分類される種類5つ

マグロは世界中に、クロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロ、イソマグロ、コシナガマグロ、タイセイヨウクロマグロがいます。

 

日本で流通しているのは、イソマグロ、コシナガマグロ、タイセイヨウクロマグロを除いた5種類とされています。ここからは、日本で主に食べられているマグロの種類と特徴を紹介します。

1:ミナミマグロの特徴

ミナミマグロはインド洋などの南半球で獲れ、別名インドマグロとも呼ばれています。漁獲量が少なく、あまり見かけることはありませんが、冷凍や生とともに、クロマグロに次ぐ、高値のつきやすい品種とされています。

 

旬は初夏で、南極に近い亜寒帯地域を回遊し、脂ののった大トロへと成長します。赤身は色が鮮やかで甘みがあり、身が締まっています。

2:クロマグロの特徴

クロマグロは、本マグロとも呼ばれ、冬に旬を迎える大型のマグロです。日本沿岸など太平洋の温帯・熱帯海域に分布しています。

 

脂がのった大トロの部分が多いとされ、「マグロの王様」や「黒いダイヤ」と称されます。そして、青森県大間市で獲れるクロマグロは、「大間まぐろ」というブランドネームで全国的に知られています。

3:ビンナガの特徴

ビンナガは、ビンチョウマグロとも呼ばれ、回転寿司のネタとして見たことがある方もいるでしょう。冬場に出回る脂の良いものは、ビントロとして親しまれています。

 

ビンナガは小型のマグロで、一年を通して収穫しやすいのが特徴です。また、ツナ缶の原料にも使われています。

 

鶏肉に近い食感で、洋風サラダやフライなどにアレンジしやすい食材でしょう。

4:メバチマグロの特徴

メバチマグロは、世界に広く分布し、「マグロの刺身」としても知られています。赤身や中トロが多く、あっさりとした味わいです。流通量が比較的多いため、スーパーの刺身や回転寿司のネタとして目にするでしょう。

 

一般的に冷凍マグロが多いなかで、晩秋から冬の時期に銚子や三陸で揚がる天然のメバチマグロは質が良いと言われています。

5:キハダの特徴

関連記事一覧

関連記事一覧へ