手作りクッキーを日持ちさせる方法7選!湿気たものの食感を取り戻す方法も紹介
食育
2021.11.30

目次
「手作りクッキーはいつまでに食べきればいいの?」
「手作りクッキーの保存方法は常温?冷蔵庫?」
「手作りクッキーを日持ちさせる方法はある?」
子どもに手作りクッキーを作ってあげたり、子どもと一緒に手作りクッキーを作った際このような疑問を持ったことはないでしょうか。
本記事では、市販のクッキーと手作りクッキーの日持ちが違う理由や手作りクッキーの賞味期限・保存方法をはじめ、食べずに処分した方がよい場合の手作りクッキーについて紹介しています。
この記事を読めば手作りクッキーの日持ちについて理解できます。手作りクッキーの賞味期限について知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
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そもそも「賞味期限」と「消費期限」の違いとは?
市販の食品には、賞味期限と消費期限が設けられており、賞味期限と消費期限には違いがあります。
賞味期限とは、その食品をおいしく食べられる期間のことです。賞味期限を境に食品の風味は落ちていきますが、賞味期限を過ぎてもその食品を食べることはできます。
消費期限とは、その食品を安全に食べられる期間のことです。したがって、消費期限が過ぎている食品は、保存方法に関係なく処分しましょう。
出典:消費期限と賞味期限|農林水産省
参照:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html
市販のクッキーが日持ちする理由
市販のクッキーは常温保存が可能であり、家庭で作ったクッキーよりも日持ちがします。これにはいくつかの理由がありますので、市販のクッキーと手作りクッキーで日持ちが違う理由をみていきましょう。
水分含有量が少ない
クッキーは高温で焼くため水分含有量が少ない食品です。
手作りクッキーもオーブンで焼くため水分量は少ないですが、市販のクッキーはさらにしっかりとした加熱処理と粗熱処理がされているため、手作りクッキーに比べて日持ちします。
油分の劣化を防ぐために工夫されている
クッキーには油分としてバターが含まれています。油分は光や湿気などの影響を受け不快な臭いを発し、油分が酸化すると味や風味が劣化しクッキーの品質に影響を及ぼします。
バターの含有量が多いクッキーは市販のものでも、賞味期限が短い傾向にあります。市販されているクッキーのパッケージは油分の酸化や劣化を防ぐために、真空パックになっていたり専用の容器を用いるといった日持ちする工夫がされています。
脱酸素剤やシリカゲルを入れている
市販のクッキーは、容器の中にクッキーと一緒に脱酸素剤やシリカゲルが入っています。シリカゲルは容器の中の湿気を吸湿し乾燥させ、脱酸素剤は空気中の酸素をなくし無酸素状態にします。
作用するものが酸素と湿度になりますが、どちらもカビさせない、風味を保つという目的を持っており、クッキーを日持ちさせるには欠かせないものです。
手作りクッキーの日持ち目安は?
手作りクッキーを常温で保存した場合の賞味期限は3日ほど、消費期限は1週間ほどです。
この3日や1週間という期限は、あくまでも目安です。保存場所や保存方法、手作りクッキーの焼き具合で期限は変わりますので覚えておきましょう。
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