レタスに多く含まれている栄養素6つ|品種やおすすめの食べ方についても解説
食育
2021.11.22

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あまり耳にする機会はありませんが、「掻きチシャ」といった品種もあります。韓国料理や焼き肉などでなじみのある、「サンチュ」がこれに該当します。「サンチュ」は韓国語の呼び方であって、日本語に直すと「包菜(つつみな)」となります。
サンチュは、チョレギサラダやサンドイッチなどで楽しまれています。
レタスの栄養素を逃がさないで食べる方法4つ
ここからは、レタスの栄養素を効率よく摂取するための方法を紹介していきます。レタスには、多くの栄養素が含まれているのにも関わらず、調理過程においてこれらの栄養素を逃がしてしまっては意味がありません。
普段の家庭料理においても実践できる方法となっているため、ぜひ参考にしてください。
1:スープに入れて食べる
レタスに含まれる栄養素のなかで、「ビタミンC」や「カリウム」は水溶性の栄養素であるため、下茹でなどをすると栄養素が流れ出してしまいます。しかしながら、スープに入れて食べることによって、溶けだした水溶性の栄養素を逃がすことなく、摂取することができます。
またレタスには体内の温度を冷やす効果があるため、とりわけ冷え性の方には、スープにして食べることがおすすめです。
2:炒め物に入れて食べる
レタスに含まれる栄養素のなかで、「β-カロテン」や「ビタミンE」は脂溶性であるため、油で炒めることでより効率的に栄養素を摂取することができます。
またレタスは加熱することでかさが減るため、生で食べるよりも多くの量を食べることが可能です。これによって食物繊維を多く摂取することができ、便秘解消などの効果も期待することができます。
3:サラダにしてオイルドレッシングをかける
先にも述べたように、レタスに含まれる「β-カロテン」や「ビタミンE」は脂溶性です。このため、オリーブオイルなどのオイルドレッシングをかけて食べることで、栄養素を逃がすことなく摂取することができます。
4:他の種類に野菜と合わせて食べる
他の種類の野菜と組み合わせて食べることで、レタスでは補うことのできない栄養素を摂取することができます。レタスと食べ合わせの良い食材の例としてはアボカドやきゅうり、大豆などが挙げられます。
レタスを長持ちさせる保存方法
一般的にレタスの日持ちの目安は、3から5日程度とされています。レタスの鮮度を保つには、乾燥を防ぐ必要があるため、湿らせたペーパータオルなどをレタスの芯に当てて、ビニール袋やラップなどで密閉させることがおすすめです。
また爪楊枝などでレタスの芯部分に三角形を描くように指して、冷蔵庫の野菜室で保存しておくと、レタスを長持ちさせることができます。
調理法を工夫してレタスの栄養素を余すことなく摂ろう
レタスは水分量の多さから栄養素が少ないと思われる傾向にありますが、人間に欠かすことのできない重要な栄養素を多く含んだ野菜です。
また調理方法を工夫することによって、効率的にレタスの持つ栄養素を摂取することができます。
今回取り上げた調理方法を参考にしながら、余すことなくレタスの栄養素を摂取できるようにしてください。
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