【状況別】カレーの染み抜きのやり方|準備するものや役立つアイテムも紹介
食育
2021.12.07

目次
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3:色落ちチェックを行う
漂白の際の色落ちチェックも重要です。色落ちする可能性がある色物や柄物の服は、酸素系漂白剤でも色落ちしてしまうことがあります。
服のあまり目立たない端の部分に、漂白剤を付けた綿棒などを少しつけてチェックしてみましょう。
【状況別】カレーの染み抜きのやり方6つ
一口にカレーの染みと言っても、様々なケースがあります。
例えば、カレー染みが少量の場合と濃い染みが付いてしまった場合、あるいは染みが付いてからすぐの場合と時間が経った場合など、状況によって落としやすさは変わります。
染みを抜くには、そのときの状況に合わせた方法で行ってください。ここでは、カレーの染み抜きのやり方を状況別に6つ紹介していきます。
- ・頑固なカレーの染み抜きのやり方
- ・少量のカレーの染み抜きのやり方
- ・デリケート素材の衣類に付いたカレーの染み抜きのやり方
- ・重曹を使ったカレーの染み抜きのやり方
- ・セスキを使ったカレーの染み抜きのやり方
- ・時間がたったカレーの染み抜きのやり方
1:頑固なカレーの染み抜きのやり方
なかなか落ちない頑固なカレーの染み抜きに用意するものは、食器用中性洗剤、いらなくなったタオル、歯ブラシです。
まず、ティッシュで汚れをざっと取り除きます。次に、染みの部分に食器用中性洗剤を付けてさっと揉みほぐしたら、裏返した服の染みの下にタオルを敷き、食器用中性洗剤を少し染みに付けてください。
次に、歯ブラシを水で少し濡らし、染みをポンポン叩いて水でしっかりすすぎます。さらに、染みに酸素系漂白剤を付けたら、いつも通りの洗濯をしましょう。
2:少量のカレーの染み抜きのやり方
少量のカレーの染みや、染みが付いてからあまり時間の経っていない場合の染み抜きで用意するものは、洗濯用弱アルカリ性洗剤、タオル、歯ブラシです。最初に、濡らしたタオルで表面の大まかな染みを落とし、染みが広がらないように軽めに擦ります。
次に、洗濯用弱アルカリ性洗剤を付けたら、染みを広げないように歯ブラシでポンポンと叩いてください。あとは、お湯か水で洗い流したら、いつもの洗濯をして完了です。
3:デリケート素材の衣類に付いたカレーの染み抜きのやり方
デリケート素材の衣類に付いたカレーの染み抜きで用意するものは、クレンジングオイル、いらなくなったタオルか歯ブラシです。
最初に、水とクレンジングオイルを同じ分量で混ぜましょう。次に、出来上がった溶液にいらなくなったタオルか歯ブラシを付け、染みの部分をポンポンと叩いて染みを抜いていきます。最後にしっかりとすすぎ、洗濯表示に合わせて日なたか日陰で乾かして完了です。
4:重曹を使ったカレーの染み抜きのやり方
重曹を使ってもカレーの染み抜きができます。用意するものは、重曹、酸素系漂白剤、台所用中性洗剤、いらなくなったタオル、歯ブラシです。
最初に、重曹と漂白剤、洗剤を混ぜてペースト状のものを作ります。そして、タオルの上に染みの付いている部分を乗せ、ペースト状のものを歯ブラシで付けます。その歯ブラシで染みの部分をポンポン叩いたら、ぬるま湯で洗い流してください。
最後に洗濯表示をみて確認したら、日なたか日陰で乾かして完了です。
5:セスキを使ったカレーの染み抜きのやり方
セスキを使ってカレー染みを落とす場合に用意するものは、小さじ1程度のセスキ炭酸ソーダといらなくなったタオル、またはキッチンペーパーです。
最初に、水約500mlに小さじ1杯程度のセスキ炭酸ソーダを溶かし、タオルかキッチンペーパーに溶液を付け、染みの部分を叩きます。あとは、いつも通りの洗濯をして完了です。
このとき注意が必要なのは、セスキをカレー染みに付けると黄色い染みが化学反応で赤くなることです。染みの部分が赤くなっても染みは落ちやすくなるため、焦らないで行いましょう。
6:時間がたったカレーの染み抜きのやり方
時間が経ったカレーの染み抜きの場合に必要なものは、酸素系漂白剤、漂白剤を入れる容器、タオルです。まず、基本の染み抜きをしたあと、粉末タイプの酸素系漂白剤であれば、水約2リットルに大さじ1杯程度を薄めます。
その後、色落ちチェックをしてから、綿棒やタオルを使って薄めた酸素系漂白剤をポンポンと叩くように少しずつ染み込ませます。あとは、しっかり洗って完了です。
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