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焼肉のカロリーってどのくらい?部位別や栄養のポイントもあわせて紹介

焼肉のカロリーってどのくらい?部位別や栄養のポイントもあわせて紹介

焼肉は高カロリーですが、ダイエットに効果的な栄養もたくさん含まれているというメリットもあります。焼肉に含まれている栄養について、これから詳しく見ていきましょう。

  • ・赤身肉はタンパク質が豊富である
  • ・牛肉の脂にはオレイン酸が含まれている
  • ・肉類はL-カルニチンを豊富に含有する

1:赤身肉はタンパク質が豊富である

食品に含まれているタンパク質と必須アミノ酸のバランスを表した数値を「アミノ酸スコア」といいますが、この数値が100に達している食品に良質なタンパク質が含まれているということになります。

 

豚肉や牛肉などの赤身肉には100g当たり20g程度のタンパク質が含まれているうえに、アミノ酸スコアも100なので良質なタンパク質が豊富な食品であることが分かります。

 

出典:特定保健指導の実践定期指導実施者育成プログラム|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/info03k-04.pdf

2:牛肉の脂にはオレイン酸が含まれている

不飽和脂肪酸の1つに「オレイン酸」というものがありますが、オリーブオイルに多く含まれている成分で牛肉の脂にも含まれています。

 

オレイン酸は低い温度で溶け出すという性質があるため、口の中で脂肪が溶け出し柔らかい食感になるのです。オレイン酸は牛肉を美味しくするだけではなく、血中コレステロールを減らす効果もあり、生活習慣病を予防する成分としても注目されています。

 

一般の黒毛和牛にはオレイン酸が45~49%含まれており、含有量が55%以上のものを優れた和牛として認定しています。

 

出典:オレイン酸が多いお肉は美味しい!|安堂畜産株式会社
参照:http://www.anchiku.co.jp/olein.html

3:肉類はL-カルニチンを豊富に含まれている

カルニチンは私たちの身体の細胞すべてに存在しているアミノ酸由来の物質です。カルニチンの中でも、L-カルニチンのみが食物に含まれていて、特に赤身の肉は肉の色が赤いほど含有量が多いとされています。

 

L-カルニチンはエネルギーを産生する役割があり、脂肪を燃焼する効果があるため、L-カルニチンを摂取することによってダイエットの効果も期待できるでしょう。

 

出典:カルニチンとは?|厚生労働省
参照:https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/02.html

カロリーの高い焼肉の部位5選

焼肉は部位によってカロリーが違うということを先ほど説明いたしましたが、やはり脂の多い部位がカロリーは高めになります。

 

これからカロリーが高い焼肉の部位を紹介しますので、ダイエット中の方は食べ過ぎないように注意してください。

1:カルビ

焼肉の定番ともいえるカルビは、脂が多いためカロリーが高い部位です。韓国語で肋骨という意味を持つカルビは、あばらの周りについているお肉のことを指します。

 

焼肉屋で「上カルビ」や「特上カルビ」といったメニューを目にしますが、カルビにはいくつか種類があります。

 

「三角バラ」はきめ細かいサシが入っているため、カルビの中でも特に美味しいとされています。特上カルビとして扱われることが多い部位です。

 

「外バラ」は肋骨より外についているお肉で、ササバラやインサイドスカートなどが有名です。「中バラ」は肋骨より内側についているお肉で、中落カルビやカイノミといったメニューに使用されています。

2:リブロース

リブロースは一般的なロースよりも脂肪が多いため、カロリーも高めになります。サーロインと肩ロースの間にあるお肉で「上ロース」というメニューで出されることも多いです。

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