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ベーキングパウダーが使えないときに役立つ代用品|炭酸水やメレンゲは向かない?

ベーキングパウダーが使えないときに役立つ代用品|炭酸水やメレンゲは向かない?

3:お好み焼き粉で代用する

お好み焼き粉にもベーキングパウダーが含まれています。たこ焼き粉も同様です。ただ、お好み焼き粉とたこ焼き粉には塩分や出汁の成分も含まれているため、甘いお菓子作りには向きません。

 

ケークサレやスコーンなどを作るときに代用すれば、出汁風味の食事としておいしく食べられるでしょう。

4:重曹で代用する

重曹は昔からまんじゅう作りで使われてきました。ベーキングパウダーの「膨らます」という役割を担っているのは、ベーキングパウダーに含まれるベーキングソーダという成分です。

 

ベーキングソーダは、まさに重曹のことなので、重曹を使えばベーキングパウダーがなくても生地をふっくらと膨らませられます。

 

ちなみに、ベーキングパウダーを使うと縦方向に膨らみますが、重曹は横方向に膨らみます。加えて、重曹は分量を多くしすぎると生地が黄ばんだり苦みが出たりするため、注意が必要です。

5:マヨネーズと重曹を合わせて代用する

マヨネーズを混ぜると、ふっくらとした玉子焼きに仕上げられます。しかしながら、マヨネーズだけでは、ベーキングパウダーの代用としてふっくら仕上がる効果は期待できません。

 

マヨネーズだけでは膨張させる効果はありませんが、マヨネーズに重曹を混ぜると炭酸ガスが発生するため、生地を膨張させられます。

 

マヨネーズには卵と油が含まれていることを考慮したうえで、レシピを検討しましょう。

ベーキングパウダーの代用に不向きなもの5つ

ベーキングパウダーの代わりになりそうだと考える方が多いものの、実はベーキングパウダーの役割を肩代わりしてくれない食材もあります。

 

ここでは、ベーキングパウダーの代用品候補として不向きな材料について解説します。ぜひ参考にして、ベーキングパウダーの代用にできない理由を覚えておきましょう。

  • ・メレンゲ
  • ・炭酸水
  • ・コーンスターチ
  • ・薄力粉
  • ・片栗粉

1:メレンゲ

パンケーキをふっくらと仕上げるコツとして、泡立てたメレンゲを混ぜるというテクニックを見聞きしたことがある方も多いでしょう。メレンゲにも食材をふっくらと仕上げる効果はありますが、ベーキングパウダーのように膨張させる力はありません。

 

食材をふんわりとさせる効果としては、メレンゲで代用できる場合もありますが、ベーキングパウダーほどの明確な膨張効果はないことを理解したうえで使いましょう。

2:炭酸水

ベーキングパウダーや重曹で食材を膨らませることができるのは、炭酸ガスによる効果です。同じ炭酸ガスを含む炭酸水で代用できると考える方もいるでしょう。

 

炭酸ガスの効果を期待する考え方としては間違っていませんが、炭酸水に含まれる炭酸ガスは、調理の過程で減少してしまうため、ベーキングパウダーほどの効果を得られません。炭酸水は水分も多く含んでいるため、水を使うレシピにしか応用できないという点でも、代用品には不向きといえます。

3:コーンスターチ

コーンスターチはお菓子作りのレシピに指定されていることも多く、お菓子作り用の材料と認識している方も少なくないでしょう。コーンスターチは、とうもろこしを原料としているデンプン粉で、片栗粉のようなものです。

 

コーンスターチは、とろみをつけるときに使われることが多く、生地を膨らませる効果はありません。焼いたときにサクサクした食感を引き出す効果はあるため、クッキーのような焼き菓子にはベーキングパウダーの代用として使えます。

4:薄力粉

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