生クリームの種類による賞味期限の違い|保存のコツや活用法も解説
食育
2021.11.22
目次
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3つ目は、冷蔵庫で保存する場合は5℃前後で冷やすことです。生クリームは、温度が上がるとホイップしにくくなったり、品質が落ちてしまったりすることがあります。
しっかりと品質を維持するためにも、冷蔵庫の設定を確認し、なるべく温度変化の少ない場所に置いておきましょう。
出典:クリームで広がる白い世界|一派社団法人Jミルク
参照:https://www.j-milk.jp/knowledge/nutrition/8d863s000000qvkr.html
4:密閉して保存する
4つ目は、しっかり密閉して保存することです。開封後の生クリームは空気に触れやすいため、傷みが進みやすくなってしまっています。
密閉できる袋や容器に入れておくことで、品質が落ちてしまったり、他の食品のにおいが移ってしまったりすることを防ぎます。
ホイップした後の生クリームも、完全に密閉して保存しておきましょう。密閉できる袋に入れておくと、使うときに先を切ってしぼり袋のように使うことが可能です。
5:振動に気をつけて保存する
5つ目は、あまり振動を与えないように保存することです。生クリームの成分である乳脂肪は、振動を与えることで水分と分離し、塊ができてしまうことがあります。
生クリームの分離を防ぐためにも、冷蔵庫のドアポケットなど開ける度に振動が加わる場所は避けた方が良いでしょう。
生クリームを賞味期限内に食べるための活用法5つ
生クリームは一度開封してしまうと、早めに使い切る必要があります。ここでは、生クリームを賞味期限内に美味しく食べるための活用法を5つ紹介します。生クリームが余ってしまって困ったことがある人は、是非この活用法を試してみてください。
1:料理の隠し味として使う
1つ目は、料理の隠し味として使う方法です。料理の隠し味程度であれば、少量の生クリームでも活用することができます。
おすすめの料理の例として、クリームシチューやグラタン、ビーフシチューなどがあります。クリームシチューやグラタンのように牛乳を使った料理とは相性が良いため、隠し味として利用することに向いています。
ビーフシチューに少量の生クリームを使うと味がまろやかになり、仕上げに上からかけても見栄えが良くなります。
2:ホイップしてスイーツと一緒に食べる
2つ目は、生クリームをホイップしてスイーツと一緒に食べるという方法です。ケーキのように大量に生クリームをホイップしなくても、少量を横に添えるだけで豪華なティータイムになります。
おすすめのスイーツの例として、シフォンケーキやホットケーキ、焼き菓子などがあります。温かいスイーツに添えると、溶けて混ざり合うクリームを楽しむこともできます。
また、スイーツに添えるだけでなく、ビスケットやクッキーなどに挟んで食べることもおすすめです。ビスケットに挟んだ状態で冷凍しておき、ビスケットアイスとして食べる方法もあります。
3:コーヒーやココアなどに入れる
3つ目は、コーヒーやココアなどの飲み物に入れて活用することです。液状の生クリームをコーヒーに注ぐと、まろやかな風味を楽しむことができます。ホイップした生クリームであれば、ウインナーコーヒーにして飲むこともできます。
コーヒーに入れる際のコツは、コーヒーを少し濃い目に作っておくことです。生クリームを入れることで濃さとのバランスが良くなります。苦いコーヒーが苦手な場合は、砂糖を少量混ぜても美味しく飲むことができるでしょう。
また、コーヒーやココアだけでなく、抹茶ラテやいちごミルクなど自分の好きな飲み物に合わせてもOKです。
4:パン作りに活用する
4つ目の活用方法は、パンを作るときの材料にすることです。パン生地に練りこむことにより、少し高級感のあるパンに仕上がります。
大量に生クリームが余っている場合は、ホイップしてマリトッツォのようなパンを作ることもできます。マリトッツォとは、パンの中にたっぷりと生クリームが挟まれた、イタリアで有名なパンです。
5:バターに加工する
5つ目の活用法は、バターに加工することです。どの種類の生クリームでもバターにできるわけではなく、「種類別:クリーム」と表示された生クリームで、なおかつ乳脂肪分ができるだけ高いものを選びましょう。
ペットボトルに生クリームと食塩を入れて振り続けると、だんだんバターの塊ができてきます。無塩バターが好きな場合は、食塩を入れる必要はありません。
自家製バターはペットボトルを振るだけで簡単にできるため、小さな子供でも一緒に作りやすいです。
生クリームの賞味期限を理解して安全に食べよう
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