賞味期限が長いえのきの見分け方とは?長持ちさせる方法も紹介!
食育
2021.11.25

目次
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1:乾燥させる
えのきを長持ちさせる方法の1つ目は、乾燥させる方法です。少々手間はかかりますが、乾燥させることで1ヶ月半~半年ほど持たせられます。
えのきを乾燥させて保存する場合、まずは石づきを取り除きバラバラになるようにほぐします。その後、網などの上で重ならないように広げて2~3日ほど天日干しして水分を飛ばしましょう。しっかり水分が抜けたら弱火~中火で約10分間乾煎りして完成です。
乾燥させたえのきは密閉袋に入れて保存してください。
2:キッチンペーパーで包んで保存する
えのきを長持ちさせる方法の2つ目は、キッチンペーパーで包んで保存する方法です。すでにご紹介しましたが、えのきから放出される水分はえのきの腐敗を早める原因になります。
水分を取り除くことで腐敗を遅らせられるため、えのきを冷蔵庫で保存する場合はキッチンペーパーで包んで保存しましょう。こうすることで、袋のまま保存するよりも長持ちします。比較的簡単にできる方法なのでおすすめです。
3:えのき氷にする
えのきを長持ちさせる方法の3つ目は、えのき氷にする方法です。えのき氷はうまみ成分が増すため、だしの代わりとしても使用することができます。
えのき氷を作る場合、まずは石づきを取り除いた後にカットしましょう。その後、水と一緒にミキサーにかけてペースト状にし鍋で1時間ほど煮込みます。しっかり煮詰まったら粗熱をとり、煮汁ごと製氷皿に移して凍らせましょう。
えのき氷の場合、賞味期限は約2ヶ月まで延びます。えのき氷は通販でも購入可能なほど、人気の保存方法です。
4:石づきを切らない
えのきを長持ちさせる方法の4つ目は、石づきを切らずに保存する方法です。
えのきなどのきのこの石づきは食べられないためすぐに切り落としても問題がないように思えますが、この部分を切ってしまうとえのきのシャキシャキとした美味しい食感を損なってしまいます。
そのため、冷蔵保存する場合は石づきを残したまま保存してください。石づきを切ったえのきは、冷凍保存をするようにしましょう。
5:密閉袋に入れて保存する
えのきを長持ちさせる方法の5つ目は、密閉袋に入れて保存する方法です。
えのきを長持ちさせるには、乾燥しないように注意する必要があります。キッチンペーパーで包んで水分対策をした後、密閉袋に入れることでより長く保存することが可能です。
また、一度カットしたえのきは傷みが早くなるので乾燥しないように密閉袋に入れましょう。
6:束になっている物をばらす
えのきを長持ちさせる方法の6つ目は、束になっている物をばらす方法です。
えのきを冷凍保存する場合、石づきを落として束になっている物をばらすと1ヶ月ほど日持ちします。この時に使いやすい大きさにカットしておくと時短になるのでおすすめです。
えのきを束になったまま冷凍すると、使いにくいだけでなく一部分を使うときに残りのえのきが半解凍の状態になってしまいます。半解凍されたえのきを再冷凍すると、うまみが逃げてしまい味が損なわれるので注意しましょう。
えのきが腐っている場合の特徴6つ
保存方法を工夫すれば長持ちするえのきですが、うっかり使い忘れてしまうこともあるでしょう。では、えのきが腐っているか見分ける基準は何なのでしょうか。
えのきが腐ると現れる特徴は主に6つあります。うっかり傷んだ物を食べてしまわないよう、賞味期限切れを判断できると安心です。以下で腐ったえのきの特徴を確認しましょう。
- ・変な臭いがする
- ・変色している
- ・白い膜状の物が張っている
- ・カビが生えている
- ・袋に水滴があり水っぽい
- ・ぬめりがある
1:変な臭いがする
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