賞味期限が長いえのきの見分け方とは?長持ちさせる方法も紹介!
食育
2021.11.25

目次
寒くなってくると食卓に並ぶことが多くなるメニューと聞くと、お鍋を思い浮かべる人も多いのでしょう。お鍋をはじめ、なめ茸といったご飯のお供やさまざまな料理に使うことのできるえのきは栄養も豊富で比較的安価で買える食材の1つです。
便利な食材であるえのきですが、使い忘れて古くなり、ぬめりが出る、または変色させてしまうという経験をした方もいるのではないでしょうか。
本記事では、賞味期限が長いえのきの見分け方と長持ちさせる方法を紹介しています。
この記事を読むことで、えのきの基本的な保存方法、賞味期限の長いえのきを見分けるときのポイントを知ることができます。これらを知ることで、えのきを腐らせ無駄にすることが減るでしょう。
長い期間、えのきの美味しさを保つ方法を知りたい方はぜひこの記事を参考にして下さい。
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えのきの賞味期限とは?
比較的傷みにくい食品に対して美味しく食べられる期間を示す賞味期限と、傷みやすい食品を安全に食べられる期間を示す消費期限は、買い物をする際にチェックする人も多いでしょう。
えのきをはじめとしたキノコ類は野菜などと同じ生鮮食品であり、このような食品にはパッケージに賞味期限が書いてないことがほとんどです。そのため見た目や臭いなどで食べられるか判断するほかなく、いつまで食べられるのか判断が難しいと感じた経験がある人もいらっしゃるでしょう。
実は、えのきの賞味期限は保存方法によって変わるのです。以下で保存方法別の賞味期限をチェックしていきましょう。
えのきの基本的な保存方法と賞味期限
現在、お店で売られているえのきの多くが人工的に栽培されています。このようなえのきは低温で栽培されているため、常温保存には向いていません。
涼しい季節であれば購入後2日程度は常温保存もできますが冷蔵庫で保存するよりも痛みが早くなってしまうので、基本的にはえのきが栽培されている温度と近い野菜室で保存しましょう。
えのきは冷蔵保存も冷凍保存もできて、それぞれの保存方法によって賞味期限が違います。以下で保存法別の賞味期限をチェックしましょう。
- ・冷蔵保存する場合
- ・冷凍保存する場合
1:冷蔵保存する場合
買ってきたえのきを未開封のまま冷蔵保存する場合の賞味期限は2~3日ほどです。袋に入ったままのえのきはあまり長持ちしないため、すぐに使い切ってしまいましょう。
冷蔵保存でも、パックから取り出しキッチンペーパーや新聞紙で包んだ後に保存袋に入れ、野菜室で立てて保存することで4~5日ほど持ちます。少々手間はかかりますが、より賞味期限が延びるのでこの方法がおすすめです。
2:冷凍保存する場合
えのきを冷凍保存する場合、賞味期限は約1ヶ月まで延びます。冷蔵保存よりもはるかに長持ちするため、すぐに使い切らない場合やまとめ買いをした場合などは冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存する場合は石づきを切り落とし水分を取った後、一本ずつほぐして保存袋に入れて冷凍します。1時間ほど経ったら、冷凍庫から取り出して袋の上から揉むようにしましょう。こうすることで複数回に分けて使っても長持ちさせられます。
冷凍えのきは解凍時に細胞が壊れることで通常のえのきよりもうまみが増すので一石二鳥の保存方法といえます。
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