無洗米にデメリットはある?精米との違いや美味しく炊くポイントを解説
食育
2021.11.22

目次
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- ・すすぎは冷水で手早く行う
- ・水は多めに加減する
- ・炊飯前の吸水時間を長くとる
- ・炊飯器の無洗米メニューで炊く
1:すすぎは冷水で手早く行う
無洗米は研ぎ洗いする必要はありませんが、少量の肌ぬかやごみなどが残っている場合があるため、すすぐ際は手早くすすぎましょう。
また、温度が高い水ですすぐとお米が割れやすくなってしまうので、冷水ですすぐことがポイントです。
2:水は多めに加減する
前述した通り、無洗米は研ぐ必要が無いためその分の吸水が無く、精白米と同じ水の量では炊き上がりが硬くなってしまいます。
そのため、水の量は少し多めに加減しましょう。炊飯器で炊く場合は、炊飯釜の目盛りより少し上になるように水を入れるといいでしょう。
3:炊飯前の吸水時間を長くとる
炊飯前の吸水時間を長くとることで、炊き上がりが硬くなることを防ぐことができます。
冬場など水温が低いときは1時間程度、夏場でも30分程度はしっかり浸水させることで、炊き上がりがよくなります。
4:炊飯器の無洗米メニューで炊く
炊飯器に無洗米メニューがある場合は利用しましょう。
無洗米メニューにすることで、時間を掛けてゆっくり炊き上げてくれるので、無洗米を使用しても硬くなりにくく美味しく炊けます。
無洗米のメリットとデメリットを知って自分に合ったお米を選ぼう
無洗米は時短になったり、環境に優しかったりと多くのメリットがある一方、使い方によってはデメリットになることもあります。しかし、デメリットになることも、無洗米を上手く使うポイントを知ることで防ぐことができます。
本記事を参考に、無洗米のメリットとデメリットを正しく把握して、自分に合ったお米を選びましょう。
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