豚肉の消費期限はどのくらいなの?過ぎてしまった際の変化も紹介
食育
2021.12.03

目次
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- ・急速冷凍する
- ・ひき肉は火を通してから冷凍する
- ・使う分ずつ小分けにする
- ・レンジを使わず冷蔵庫で自然解凍する
コツ1:急速冷凍する
冷凍した豚肉をおいしく食べるためのコツ1つめは、急速冷凍することです。前述しているように豚肉を冷凍する際の時間は短ければ短いほど良いでしょう。
時間をなるべく短くするために、小分けにして平らにするのがポイントとなります。厚切り肉は1枚ずつ、ブロック肉はカットしてから冷凍します。ステンレスやアルミのトレーの上に並べると急速冷凍しやすくなります。
コツ2:ひき肉は火を通してから冷凍する
次に紹介するコツの2つめは、ひき肉は火を通してから冷凍することです。スライスやブロックに比べてひき肉は痛みやすいことは前述しました。そのため冷凍する際も火を通してからの方がおいしく食べられます。
火を通す時には下味をしっかりつけましょう。粗熱をとってから小分けして冷凍すると使いやすいです。
冷凍されているひき肉を購入した際には、使用する量の分に小分けしておくと使いやすく外気に触れる頻度も下がります。
コツ3:使う分ずつ小分けにする
3つめのコツは使う分ずつ小分けにすることです。1人分ごとに小分けして冷凍しておくと、使う際も解凍しやすくなります。
1人分ごとの量を薄く広げてラップで包みます。次にラップで包んだ肉を冷凍用の保存袋に入れて空気をしっかり抜いてから閉じましょう。
豚肉が乾燥してしまわないように、しっかりとラップで包むことがおいしさを逃さないポイントです。調理の用途に合わせてカットしておくと、より使いやすくなります。
コツ4:レンジを使わず冷蔵庫で自然解凍する
最後に紹介するコツ4つめは、電子レンジを使用せずに冷蔵庫で自然解凍することです。時間が無い時は電子レンジで半解凍してから調理することもあるでしょう。
しかし電子レンジだと、解凍にムラがあったりドリップが出過ぎたりすることがあります。豚肉を解凍する際には使う前の日に冷凍庫から冷蔵庫に移して、ゆっくりと解凍します。完全に解凍する前に室温で5分ほどおくと、おいしい状態で調理が可能です。
豚肉は賞味期限内に食べ切ることを意識しよう!
基本的には豚肉は消費期限内に食べ切るようにしましょう。しかし消費期限内であっても本記事で紹介しているような異変を感じるようであれば、食べるのは避けるべきです。
消費期限内に食べ切るのが難しい場合には、上手に保存する方法や解凍しておいしく食べるためのコツを参考にしてみてください。食品ロスを防ぎながら、解凍後もおいしく豚肉を食べられるでしょう。
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