どうしておやつは3時なの?
食育
2023.03.28

おやつは、お子さんにとっても大人にとっても嬉しい時間です。
よく「3時のおやつ」という言葉を耳にしますが、なぜ「3時」なのかご存知ですか?
今回は、知っているようで意外と知らない、「おやつ」についてご紹介します。
目次
【「おやつ」、漢字で書けますか?】
おやつは、漢字で『御八つ』と書きます。
江戸時代、食事は朝夕の1日2食でしたが、労働作業や畑仕事の合間に体力維持のため、休憩時に間食をとっていました。
その時間が現在の午後2時から4時の間で、当時は「八刻」(やつどき)と呼んでいました。
その「八刻」(やつどき)に間食を食べていたことから、あたまの「八つ」(やつ)に丁寧語の「お」をつけて「おやつ」と呼ぶようになりました。
現在では、あまり時間帯を問わず広く使われる言葉となりました。
また、近年の研究では、午後3時頃は脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きをするたんぱく質『BMAL1』(ビーマルワン)が最も少なく、1日の中で食べた物が最も脂肪になりにくい時間帯であるとされています。
【おやつを食べるのは何のため??】
食事と食事の間隔は4~5時間が理想的とされていますが、昼食と夕食の間が7~8時間ほど空いてしまう方も多いはず…。
そんな時は、軽めのおやつをとるのがおすすめです。
おやつは“間食”といって、その名のとおり食事と食事の間にとるもの。
上手におやつをとることで、夜遅くに食べ過ぎるのを防ぐという働きがあります。
しかし、量が多かったり高カロリーの物を食べてしまうと、肝心の夕食がきちんと食べられなくなってしまう事も…。
どんな物をどの位食べれば良いかを知る事が、楽しいおやつの時間を過ごす上で重要になります。
【幼児にとってのおやつの役割】
胃が小さく、消化機能も発達中の幼児は、一度にたくさん食べることができないため、1日3回の食事だけでは十分な量や栄養をとることが難しく、それを補うための「第四の食事」がおやつです。
栄養を補うことが大きな役割ではありますが、もうひとつ、お子さんにとって「楽しみ」の時間であることも、おやつの大切な役割です。
ただ栄養をとるだけでなく、友達や家族といっしょに楽しく食べるおやつの時間は、お子さんの心をリラックスさせるものでもあります。
体と心の成長を考え、毎日のおやつを工夫してあげたいですね。
【おやつの適量はどのくらい?】
習慣的な摂取量の目安として、大人であれば1日に必要なエネルギー量の10%程度(約140kcal~200kcal程度)におさえるようにしましょう。
幼児の場合は、2歳頃であれば150kcal程度、3歳以降は200kcal程度が理想的です。
朝昼夕の食事に影響がでない範囲にとどめておくとよいでしょう。
※150kcalの目安
・小さめのおにぎり1個(約90g)
・バナナ1本+ビスケット2枚
・ドーナツ3/4個
・せんべい2枚+カップヨーグルト1個
・焼きそば1/3袋(出来上がり量 約100g)
【おやつ=お菓子…とは限らない!】
おやつと言うと甘いケーキやチョコレート、せんべいなどのお菓子を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、おやつは必ずしもお菓子とは限りません。
お菓子は生活の中の楽しみの部分ですが、思った以上にエネルギーの高いものが多いので気を付けましょう。
大切なのは、「食べ過ぎない」「時間を決めて食べる」ことです。
また、果物やヨーグルト・チーズなどの乳製品、小魚、食事の代わりにもなるおにぎりやサンドイッチなどの軽食もおすすめです。
【野菜を使った簡単おやつレシピの紹介】
<野菜プレッツェル>作りやすい分量(子ども約5人分)
・小松菜…50g
※人参であれば35gをすりおろす。
かぼちゃを使う場合は40gを加熱してペーストにしておく。
A・薄力粉…75g
A・ベーキングパウダー…2g(小さじ1/2)
A・砂糖…3g(小さじ1)
A・塩…ひとつまみ
A・乾燥パセリ…ひとつまみ
A・粉チーズ…12g(大さじ2)
・サラダ油…8g(小さじ2)
・牛乳…15g(大さじ1)
<作り方>
1.小松菜は茹でて水気を切り、みじん切りにしておく。
2.ボウルにAの材料を入れ、へらで全体を混ぜる。
3.2にサラダ油、牛乳、1の人参を加えて、へらで切るようにしながら全体を合わせる。
4.生地はひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で30分寝かせる。
5.オーブンを170℃に予熱しておく。
6.クッキングシートに生地をのせ、めん棒で厚さが5㎜くらいになるように伸ばす。
※生地の上にラップを広げ、その上からめん棒で伸ばすとくっつかない。
このとき、出来上がりの長さが同じスティック状になるように、四角く伸ばすとよい。
7.クッキングシートを敷いた天板にスティック状にカットした生地を並べる。
このとき、生地と生地は1.5㎝程度間隔を開けましょう。
8.170℃で20~25分焼いて完成。
【まとめ】
おやつは凝ったものを作る必要はありません。おにぎりの具材をアレンジしたり、市販のものや季節の果物を組み合わせるだけでも十分です。
お子さんがおやつ作りに興味を示したら、一緒に作ってみるのもいいですね。
あくまでも3回の食事を補うためなので、楽しみつつも、食べる量には気をつけましょう。
おやつを上手にとり入れて、健康的で楽しい食生活を送りましょう。
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