春を感じる食材「よもぎ」で よもぎ餅をつくろう!
食育
2023.02.28

よもぎの若芽が出る時期は3月から5月なので今が旬の食材です。
旬の今の時期に食べるよもぎ餅はとっても美味しいですよね。
お餅にする以外にも、和えものや混ぜご飯にもできて春の食卓を彩ってくれます。
今回は「よもぎ」についてご紹介します。
【世界中で親しまれるよもぎ】
よもぎは全国各地どこにでも生える草なので、山菜の中でも身近な存在です。
日本だけでなく、世界中でも親しまれており、ヨーロッパではよもぎの近縁種のニガヨモギやオウシュウヨモギなどがハーブとして親しまれています。
フランスでは、ニガヨモギは「アブサン」と呼ばれ、アブサンリキュールなんてものがあるそうですが、きっと香りが良いのでしょうね。
【万能薬・よもぎ】
よもぎは昔から生薬として大切にされてきた植物です。
食べる・飲む・漬ける・嗅ぐ・もぐさ(お灸で使うもの)と生活の近いところで万能薬として大活躍しています。「病を艾(止)める」という意味で「艾葉(がいよう)」という漢方名がついています。
【よもぎパワー】
そんなよもぎの食物繊維量は、同じ緑色の野菜であるほうれん草の約3倍含まれています。
よもぎの緑色は「クロロフィル」という成分で、体内でヘモグロビンの生成を助けて造血作用を促進するほか、貧血の予防・改善に作用し、コレステロール値を下げ、血中脂質の正常化に作用する事が実証されているようです。
抗発がん作用や免疫賦活作用で知られているβ-カロテンも非常に多く含まれていて、体内に入るとビタミンAに変わり、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、呼吸器系統を守る働きをしてくれます。
最近は「よもぎ蒸し」なんて美容法も大流行していますが、よもぎの香りでリラックスしてさらに漢方成分で婦人科系の改善やアレルギーの抑制作用、美肌、新陳代謝の向上などが期待されているようです。
【よもぎの下茹で方法】
よもぎはアクが強いので下茹でをしましょう。
(1)鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加え2分程よもぎを茹でる。
(2)2分経ったらザルに上げて冷水に20分程さらし、水気をしっかり絞る。
春に出てくる新芽はこれで問題ないですが、そうでないものは重曹も加えて下茹でするとアク抜きができます。 天ぷら等にする場合は下茹でなしで構いません。
下茹でしたよもぎは、そのままでもペースト状でも、冷凍で長期保存ができます。
【お家で「よもぎ餅」を作ろう!】
<材料(約10個分)>
・上新粉…120g
・白玉粉…30g
・ぬるま湯…130g~
・上白糖…20g
・下茹でしたよもぎ…30g
・つぶあん…20g×10個
<作り方>
(1)ボウルに上新粉・白玉粉を入れ、ぬるま湯(約40℃)を加えてなめらかになるまで手でこねる。
(2)蒸し器に濡れ布巾を敷き、(1)の生地をひと口大にちぎって並べ、20~25分蒸す。
※生地に均一に火が通るよう、ひと口大にして蒸します。
(3)蒸し上がったらボウルに移してすりこ木などでつき、熱いうちに上白糖・細かく刻んだよもぎ・水(分量外)を加えて手で混ぜ合わせる。
(4)(3)の生地、つぶあんを10等分に丸める。
(5)生地を手のひらで伸ばし、つぶあんを包んでしっかりと口を閉じる。
【まとめ】
鮮やかな緑と、爽やかな香りが春の訪れを感じさせる「よもぎ」。
季節の変わり目そして年度末で忙しい時期ですが、よもぎの香りでリラックスするのもいいですね。
冷凍品や乾燥したものは通年出回っていますが、ぜひ今の季節ならではの、生のよもぎを味わってみてはいかがでしょうか。
“食”を通じて皆さまの健康づくりを支えるミールケア
ミールケアでは ONLINE SHOP みーるマーマをオープン。
アレルギーに配慮した商品のご案内や、子どもの食に役立つ情報の配信も行っています。下記リンクをご参照ください。
関連記事一覧
-
今が旬!栄養満点のもずくを食べよう わかめや昆布、ひじきなど、海に囲まれた日本にとって、海藻は昔から身近な食べ物です。ほとんどの海藻は春から夏にかけて旬を迎えます。今回はそのなかでもツルツル、シャキシャキの食感がおいしい、「もずく」についてご紹介します。&...
食育
2023.05.16
-
今注目の米粉で作る 簡単おやつ・お煎餅 秋に収穫を迎えるお米ですが、苗の植え付けは5月~6月に行われます。パリッとしておいしいお煎餅は、これから秋に向け成長する「お米」から作られています。実は、家庭でも米粉で簡単にお煎餅を作ることができます。今回はお子さんと...
食育
2023.05.16
-
どうしておやつは3時なの? おやつは、お子さんにとっても大人にとっても嬉しい時間です。よく「3時のおやつ」という言葉を耳にしますが、なぜ「3時」なのかご存知ですか?今回は、知っているようで意外と知らない、「おやつ」についてご紹介します。 ...
食育
2023.03.28
-
ワクワクするおいしいお弁当 ~彩りがバランスのヒントに!~ 「お弁当」と聞くと、ワクワクする気持ちになるお子さんは多いのではないでしょうか。行事やイベントで食べるお弁当はひときわ嬉しいものですよね。実は、お弁当箱を使うと食事のバランスがとってもわかりやすく表現できます。今回はこれ...
食育
2023.03.28
-
春の山菜 日本原産の「ふき」を食べよう 春先になると多く出回る山菜「ふき」。独特の香りとほろ苦さが特徴で、煮物や炒め物などにしてよく食べられます。水煮のものは通年手に入りますが、やはり生のふきは味も香りも格別です。今がおいしい「ふき」についてご紹介します。&n...
食育
2023.03.28