離乳食レシピ~炊飯器で簡単時短調理~ 離乳食レシピ~炊飯器で簡単時短調理~ - chokomana
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離乳食レシピ~炊飯器で簡単時短調理~

離乳食レシピ~炊飯器で簡単時短調理~

新生児期が終わり、毎日ぐんぐん成長していく赤ちゃん。生後4~5ヶ月を迎える赤ちゃんがいる家庭では、離乳食が始まります。自宅で一から作ると時間も手間もかかるイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は自宅で簡単に作れる時短離乳食アイディアについてご紹介します。

【炊飯器を活用しましょう】

離乳食用に野菜を煮るときには加熱具合が難しく、やわらかすぎてしまったり、焦がしてしまうこともあります。芯まで火を通すためには長時間の加熱も必要です。そのため、離乳食の調理には炊飯器がおすすめです。空いた時間に食材を準備し、スイッチを入れたらほったらかしでOKです。お粥はもちろん、芋類や根菜などの野菜も甘みが増して素材の味を強く感じることができます。お子さんだけでなく大人もおいしく食べられます。

【お粥から始めましょう】

離乳食はお粥から始めます。炊飯器の目盛りに合わせて炊くと芯までやわらかく、赤ちゃんにとっても食べやすい仕上がりです。すりつぶす場合は、炊けたあとに器にうつし、泡立て器で混ぜると簡単に米粒が潰れます。お粥の粒々が食べにくそうな場合には、ザルなどで裏ごしするとよいでしょう。

できたお粥は粗熱をとってから製氷皿に入れて冷凍し、凍ったら冷凍用袋にうつしておくと使うときに便利です。冷凍しておいたお粥は、電子レンジか湯煎で解凍するとよいでしょう。

【ご飯と一緒に炊くときは】

離乳食を始めたばかりのころは食べる量が少ないため、たくさん作っても無駄になってしまいます。そんなときには大人のご飯と同時に、少量で炊くことができるのも、炊飯器の便利な点です。少量のお粥を炊く方法をご紹介します。

①お粥を作るための小さめの耐熱容器(湯呑やプリンカップなど)を用意する。
②その中に、洗米したお米(大さじ1)と水(150ml)を入れる。
※これは10倍粥を作るための分量です。
③普段通り米と水を炊飯釜にセットし、その真ん中に②を容器ごとおいて、炊 飯器のスイッチを入れて炊き上がったら完成。
※炊き上がりは器がとても熱くなっているため、火傷に気をつけて取り出しましょう。

【野菜も炊飯器で】 

根菜などのかたい野菜も、崩れやすい芋類も、炊飯器なら簡単に加熱できます。大きく切っても火が通るため、いろいろな野菜を一度に加熱できるのも炊飯器加熱のメリットです。また、野菜と一緒に昆布をひとかけ入れるとうまみのあるスープも一緒にできます。

炊飯器で炊き上がった野菜は月齢に合わせた大きさにカットし、味付けなどをととのえるだけなので、どの月齢のお子さんにも対応できる加熱方法です。

<材料> 作りやすい分量

にんじん…1/3本
大根…5cm程度
キャベツ…1/8個
じゃがいも…中1個
(あれば昆布3cm角のもの1枚)

 <作り方>

  1. 野菜は洗って皮をむき、炊飯釜に重ならないように入れる。
  2. ①にかぶるくらいの水(分量外)を入れて、炊飯のスイッチをON。
    ※昆布があれば、ここで一緒に入れます。早炊きモードでもOKです。
    ※吹きこぼれることがあるため、水の量(分量外)はおかゆの一番上の目盛りを超えないようにしましょう
  3. 粗熱がとれたら、それぞれの野菜を月齢に合ったサイズに切る。
    すぐに使わないものは製氷皿にうつし、冷凍する。 

<ポイント・注意点>

・炊飯器調理に向いている野菜は大根、人参、じゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、玉ねぎ、キャベツなどです。ブロッコリーやほうれん草、小松菜などは炊飯器を使うと色がくすんでしまうのと、加熱しすぎでやわらかくなってしまうため、鍋でゆでるようにしましょう。

・途中でアクを取ることができないので、ごぼうなどアクの多い野菜を一緒に入れることは避けましょう。

・炊飯器によってはお米以外調理できない機種もあるため、取扱説明書を確認してから作ってください。

・野菜が少しかたい場合は、保温機能を使って加熱時間を延ばすとやわらかくなります。

・冷凍した離乳食は1週間程度で使い切りましょう。

【まとめ】

離乳食を食べるころの赤ちゃんは活動範囲が広がり、目を離す隙もないため、スイッチONで炊き上がる炊飯器はとても便利な調理道具です。お子さん用はもちろん、大人の食事として蒸し野菜で食べたり、スープやポタージュにしたりと、活用しやすいことも嬉しいですね。一度に作れてストックもできるため、食事づくりに慌てることが減り、気持ちに余裕もできることでしょう。

ぜひ、ご家庭でもお試しください。

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