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ボール投げが苦手な原因とは?練習のポイントや方法もあわせて紹介

ボール投げが苦手な原因とは?練習のポイントや方法もあわせて紹介

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子供がボール投げに興味を持ち始めたのに、
「ボール投げを覚えても意味がないのでは?」
「ボール投げの指導の仕方がわからない!」
「上手に投げられないのに理由がわからない!」
と不安を感じたり、さまざまな疑問を持ったりすることがありませんか。

 

この記事ではそのような疑問や不安に対して、ボール投げが子供の成長にいかに重要かを説明し、上手に投げられない原因とその対処方法を上げ、具体的で効果的な練習方法と心構えを説明しています。

 

とても簡単で安全な方法で、屋内でも安心して行えるものばかりですので、記事を読めば状況にあった練習方法を見つけられるでしょう。

 

この記事を参考にして、遊びながらボール投げを練習し、親子のコミュニケーションを楽しみましょう。

 

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ボール投げはなぜ必要?

ボール投げは運動能力の基礎運動の1つです。ボール投げが上手くできるためには、片足立ちがしっかりできた上で、上半身のひねりを必要とする非常に複雑な運動と言えます。

 

遠方へボールを投げるためには、姿勢のバランスを取りながら、体全体を協調させ、俊敏に、力強く、タイミング良く動作をする必要があります。

 

ボール投げのような、全身の協調性を必要とする能力が高くなると、走る・跳ぶといった運動能力も発達します。バランスの取れた運動能力を持つことにより、運動嫌いになる可能性を避け、脳も刺激され学習能力も高められる可能性もあると言えます。

ボール投げが苦手な原因

ボール投げの苦手の人が増えているのは、できる場所が減ったことやボール投げをする機会が減ったためと言えるでしょう。安全のためや地域住民に対する配慮から、路上や公園でキャッチボールもしづらくなりましたし、サッカーに人気を取られ野球をすることも大分減ったと言えます。

 

ボール投げもスポーツですから、上達のためには回数が必要なのですが、投げる機会が減ってしまい、苦手な人が増えてしまったと言えるのでしょう。

前に出す足が違う

ボール投げの苦手な人によくある、わかりやすい問題点の1つとして、「右手で投げる時右足を前に出す」というものがあります。

 

このような正しくない投げ方をしていますと、怪我をしやすくなりますし、パーフォーマンスを落としてしまう可能性があるでしょう。早い時期に正しいフォームを身につけるようにしないと、矯正が非常に困難になってしまう恐れがあります。

 

ボールを投げる時には、ボールを持つ手の側の足、軸足を意識しましょう。そしてその軸足を1歩踏み出しながら、もう一方の足を上げて軸足で1本足になります。1本足でバランスを取りながら、上げた足を大きく前方に踏み出し、ボールを投げながら軸足で地面を蹴ります。

 

投げ終わったら、重心を移動し反対の足1本で立ちましょう。以上が一連の、ボール投げの足の運び方になります。

ボールが遠くに飛ばない

ボール投げの苦手な人は、ボールを遠くに投げようとする時、上半身の力だけを使って投げていますが、それでは飛距離を伸ばすことは難しいでしょう。

 

遠投というものは体全体を使い、敏速な体重移動、しなりの効いた腕の振り、タイミングの良い腰の回転で行います。これらでためた全エネルギーをボールに乗せることにより、遠くに投げることができると言えるのです。

 

それらを習得するには数多くボール投げをすることですが、環境がそれを難しくしています。しかし、今では屋内でもボール投げを体験できる多くの便利グッズがあります。それらを利用してボール投げの体験回数を増やしてみると良いでしょう。

ボールがまっすぐに飛ばない

ボールをまっすぐ自分の思う方向に投げるためには、ボールを持った方の手の肘の位置と、反対の手を伸ばした方向が非常に大事です。

 

投げる時、上に上げた腕の肘の位置が肩より低いと、ボールの飛ぶ方向は下向になってしまいます。肘の位置は必ず肩より高くしましょう。

 

ボールを持っていない方の腕は、投げたい方向を指すようにまっすぐ伸ばし、目線と合わせます。腕の方向が違う方を向いていると自分の思った方向にはボールは飛んでくれないでしょう。

ボール投げの練習のポイント

ボール投げは思い切り腕を速く振る必要があります。しかし、持ちにくいボールでは落としそうな不安で、ゆっくりになってしまう恐れがあります。それでは遠くへボールを投げることは困難になってしまうと言えるでしょう。

 

子供にはしっかり持てる大きさや、重さや、硬さのボールで練習させてあげましょう。握り方も重要ですが、はじめは鷲掴みで握る子が多く見られます。ボールを遠くへ投げるためには腕を速く振らなければなりません。

 

しかし、鷲掴みですと、腕を振った時にボールが抜けやすく、速く腕を振れなくなってしまうため、遠くにボールを投げることができなくなる恐れがあります。はじめに正しい持ち方を教えてあげましょう。

 

ボール投げは全身の運動を組み合わせて行いますが、サイドステップからの投球は組み合わせの感覚を掴みやすくします。まず、サイドステップを教えてあげましょう。

 

練習には目標が大事ですが、小さい子供は記録にはあまり興味を持ちませんので、楽しく練習するためには、できたことがすぐわかることを目標にした方が良いでしょう。

全身を大きく使う

ボール投げは全身を使う運動です。ボールを腕の力だけで投げようとせず、全身を大きく使い全身のしなりを利用すると、ボールを力強くより遠くへ飛ばすことができるしょう。

 

次に、腕の使い方や足の踏み込み方を、どのようにしたら大きく力強くできるのか注意点を見ていきましょう。

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