小学4年生が苦手な算数を克服するポイント|環境作りについても解説 小学4年生が苦手な算数を克服するポイント|環境作りについても解説 - chokomana
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小学4年生が苦手な算数を克服するポイント|環境作りについても解説

小学4年生が苦手な算数を克服するポイント|環境作りについても解説

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「高学年になったら、急に算数が苦手になった」
「小学4年生で算数につまずいたら、どのように克服させれば良い?」
「子どもが勉強できる環境を整えたい」
小学4年生頃にぶつかると言われる「算数の壁」という言葉を聞いたことがある保護者の方も多いでしょう。

 

小学4年生頃、これまで特に苦手ではなかった算数に突然つまずいてしまうことがあります。

 

この記事では、小学4年生で習う算数の内容やつまずきやすいポイントを紹介します。また、苦手を克服する具体的なポイントも解説するため、算数の壁を克服するヒントを得られるでしょう。

 

今後、算数はさらに難しくなっていきます。なるべく早めにお子さんの算数に対する苦手意識を軽減させてあげるためにも、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

 

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いわゆる「算数の壁」とは?

「算数の壁」とは、これまで特に苦手ではなかった算数が突然苦手になってしまったり、授業についていけなくなってしまったりすることです。算数の壁は、小学4年生頃にぶつかることが多く見られます。

 

しかし、つまずいてしまうポイントを事前に押さえておくことで、早めに対策をとることができます。さらに難しくなる今後の学習のためにも、子どもの苦手なポイントを冷静に把握し、苦手意識を克服する方法を考えましょう。

小学4年生の算数の主な学習内容

小学4年生の算数の主な学習内容は、小数や分数、四則の関係、平面・立体図形、面積、角度、折れ線グラフなどです。

 

また、割り算の筆算や図形の作図、データの活用なども学びます。これまでの算数に比べて学習内容が抽象化したり、多面的に検討したりする必要があるため、理解が追いつかずにつまずいてしまう子どもが増えるでしょう。

小学4年生の算数でつまずきやすいポイント

勉強の苦手を克服しようとする際は、まずつまずきやすいポイントを押さえておくことが大切です。子どもそれぞれ多少の個人差はあるでしょうが、概ね似たような箇所で苦手意識を持つ傾向にあります。

 

小学4年生の算数におけるつまずきやすいポイントを見ていきましょう。

桁の多い割り算の筆算

小学4年生の算数で大きな壁になるのが、割り算の筆算です。1桁~3桁の割り算をするために、初めて割り算の筆算を学びます。その中で特に桁が多くなると、商をたてる位置が分からずに戸惑うケースが増えるでしょう。

 

また、「かける」「ひく」などの暗算をするのに時間がかかってしまううえに、計算が増えるためケアレスミスも多くなります。

分度器の使い方

小学4年生になると、算数の学習に三角定規と分度器を使用します。それらを使って角度を学びますが、分度器の使い方に苦労する子どもも多いでしょう。

 

分度器の読み方だけでなく、角度を測るためにはどこに分度器を置けば良いか分からないといけません。また、角度についてのイメージがつかめないと、180°以上の角度の測り方も理解できない可能性があります。

分数と小数の仕組み

分数と少数の概念や仕組みについて理解できないことも算数のつまずきとなる原因の一つです。これまで整数同士の計算に慣れていた子どもたちにとって、分数や少数の計算はイメージがつかみづらくなりがちです。

 

計算の仕方は機械的に覚えられても、「1は0.1の10個分」「5分の1は1を5等分したもの」という基本の概念が定着できずに、つまずいてしまう子どもが多いでしょう。

 

また、小数点の位置を間違えるなどケアレスミスも増えていきます。

概数の考え方

およその数である概数(がいすう)の計算でつまずいてしまうことも多いでしょう。四捨五入や切り捨てなど、これまでにはない計算のルールが出現し、混乱する子どもが増えます。

 

また、億や兆など桁数の多い数字も扱うため、戸惑うことが多くなります。さらに、問題を正しく読みとる国語力も必要になるため、しっかりと理解していないと問題を解くことができなくなるでしょう。

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