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サラダオイルを使って磁力線を観察しよう

サラダオイルを使って磁力線を観察しよう

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「磁石ってどうしてひっついたり、反発したりするのかな?」
普段、目に見えないところで起きている不思議な力、気になりますよね。

 

磁石って、冷蔵庫にメモ用紙や料理のレシピなんかをペタリと貼り付けたり、学校で理科の実験に使ったりと、見慣れたものではあるのですが、よく考えると磁石の力ってどのようになっているのでしょうか。

 

他にも、磁石は生活の一部のあらゆるところで使われているんです。例えば、冷蔵庫などの家電製品やパソコン、携帯電話などのあらゆるところで、磁石の力である「磁力」が使われています。

 

今回は、私たちの生活になくてはならないけど、目に見えない磁石の力の働きを、身近にあるものを使って、ちょっとだけ見えるようにする実験を紹介します。

 

簡単に短時間でできるのでぜひ、ご家庭でも試してみてください。

 

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サラダオイルで磁力線を見つけよう

磁石の引き合う力や、反発し合う力を「磁力」といい、磁力の影響がある範囲を「磁界」といいます。そして、磁界には磁力の向かう方向性があります。その方向性を「磁力線」といいます。

 

N極からS極へ磁石の力が働いていることはなんとなくわかりますが、実際にはどのように磁力が働いているのでしょうか。

 

その不思議な「磁力線」ですが、普段台所にあるサラダオイルやスチールたわしを使って、簡単に目で見ることができるんです。

 

サラダオイルにスチールたわしを浮かせ、磁石を近づけた時にどのような動きをするのか、そしてどのような磁力線ができるか予測してみてください。とても綺麗な磁力線が見られますよ。

実験に必要なもの・環境・準備

  • 透明のボトル(35ml)
  • サラダオイル
  • スチールたわし(砂鉄でも可)
  • 磁石

スチールたわしをほぐす際に、大きくほぐしてしまうと、ボトルの中でからまってしまい、実験が失敗する可能性あるので、できるだけ細かいもの(1㎜~2㎜程度の長さ)を使用してください。

 

スチールたわしをほぐしている時に、パラパラと落ちる粉を使用すると実験しやすいです。比較的手に入りやすいのは、スチールたわしですが、砂鉄などでも実験することができます。

 

この時、細かいスチールや砂鉄を使用するので、ちょっとした風や衝撃で周りに飛び散る可能性があります。小さなお子様のいる方は周りに気を付けて実験を行ってください。

 

磁石はどのような磁石でも大丈夫です。棒磁石でもスチールの向きを確認することで、磁力線の方向を知ることができます。

 

今回は直径1cmほど強力磁石を2個使用し、ボトルを両側から挟みこむ形で使用しました。

実験の方法・手順

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