余ったカレーを冷蔵庫で保存する場合のポイント|冷凍保存の方法も解説 余ったカレーを冷蔵庫で保存する場合のポイント|冷凍保存の方法も解説 - chokomana
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余ったカレーを冷蔵庫で保存する場合のポイント|冷凍保存の方法も解説

余ったカレーを冷蔵庫で保存する場合のポイント|冷凍保存の方法も解説

「カレーを作った鍋のまま冷蔵庫に入れても大丈夫?」
「保存したカレーはいつまで食べられる?」
カレーに関するこのような疑問をそのままにし、適当に保存していませんか。

 

さまざまな料理にアレンジできるカレーは作り置きしておくと便利です。日にちが経つとおいしくなるという理由で数日かけて食べる方もいるでしょう。

 

本記事では常温保存を避けたい理由や余ったカレーを保存するポイント、古くなったカレーの見分け方など、カレーを安心して食べるために把握しておきたいことを解説していきます。

 

記事を読めば、カレーを余すことなくおいしく安全に食べきれるでしょう。ぜひ、その日に食べないカレーを保存する際の参考にしてください。

 

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カレーは常温で置いておかないで!

カレーを常温で置いたままにするのはやめましょう。うまみを増すために一日寝かせて翌日食べるときや、一度にたくさん作り、何日かに分けて食べる場合には冷蔵庫で保存します。

 

カレーは思いのほか傷みやすい食べ物です。加熱しながらよく煮込んだカレーでも、常温で保存すると細菌が増えてしまいます。食品が傷みやすい梅雨時や真夏はもちろん寒い冬場も油断せず、冷蔵庫での保存を心掛けましょう。

放置したカレーに発生するウェルシュ菌

冷蔵庫に入れ忘れたカレーは、ウェルシュ菌が増殖している可能性があるため注意しなければなりません。

 

嫌気性菌であるウェルシュ菌は酸素に弱いですが、加熱しても死滅しないとされています。増殖できない温度になると芽胞を作って休眠状態に入り、冷めて適温に達するとまた増え始めます。

 

ウェルシュ菌の食中毒はたくさんの菌が作る毒素により発生すると言われているため、カレー内の菌を増やさないよう工夫が必要です。

 

出典:ウエルシュ菌食中毒 (Clostridium perfringens foodborne poisoning)|食品安全委員会
参照:https://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/03clostridium.pdf

余ったカレーを冷蔵庫で保存する場合の4つのポイント

カレーを家庭の冷蔵庫で保存するとき、気をつけておきたい点があります。ここからは冷蔵庫で保存する場合のポイント4つを見ていきましょう。

 

温度の低い場所でもきちんと保存できていなければ菌の増殖や味の変化を免れることはできません。ポイントを守って安全においしく食べ切れるようにしましょう。

  • ・2~3日で食べきる
  • ・保冷剤で急速に冷やす
  • ・密閉容器に小分けして保存する
  • ・プラスチックやゴム製の容器はにおいがつくので注意する

1:2~3日で食べきる

冷蔵庫に入れたカレーはそれほど日持ちしません。正しい状態で保存していたとしても持つのは冷蔵後2~3日くらいとされています。条件によっても状態は変わるため、日数を過ぎずに食べきるようにしましょう。

 

できれば調理したその日に冷蔵し、次の日までに食べてしまうのが理想です。温度の低い冷蔵庫内だからと安心せずなるべく早く食べましょう。

2:保冷剤で急速に冷やす

温かいカレーはそのまま冷蔵せず、冷やしてから冷蔵庫に入れてください。常温で放置し徐々に粗熱をとると、冷めるまでの過程でウェルシュ菌が増える可能性があります。菌の増えやすい温度が長く続かないよう急速に温度を下げましょう。

 

冷やす際は水を入れた大きめの器に鍋ごと浸します。水の中に保冷剤を入れると効率よく冷やせるでしょう。全体の温度が均一に下がるようおたまやレードルでカレーをかき混ぜるのが早く冷ますコツです。

3:密閉容器に小分けして保存する

カレーは冷めてから小分けにして冷蔵庫へ入れてください。蓋をしていても鍋ごと冷蔵庫へ入れると酸化する可能性があるため、密閉容器を利用して空気に触れないようにします。

 

密閉容器は大きくて深いタイプよりも、浅く平たい小さめのものを選ぶと早く冷えやすいでしょう。

 

冷蔵保存にはチャック付き食品用保存袋も使えます。カレーを入れた後、形を平たく整えながら空気を抜いて密封すると冷やす時間を短縮できるでしょう。

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