アクリル絵の具が落ちにくいのはなぜ？目的別の落とし方を紹介！

「アクリル絵の具ってどうして落ちにくいの？」
「幼稚園や学校で絵の具を使ったようだけど、服に付いたのが落ちない！」

子どもと家でお絵描きやちょっとした工作をしたい時、絵の具を使うこともあるでしょう。指でお絵描きできるフィンガーペイント用の絵の具から、一歩進んで絵の具を選ぶ時、アクリル絵の具が選択肢の一つになります。

子どもにお絵描き用のエプロンをさせていても、いつの間にかアクリル絵の具を服や肌に付けてしまい、気付いた時には乾いてしまい、なかなか取れないこともあるでしょう。

この記事では、そんなアクリル絵の具の落とし方を素材ごとに紹介します。困った時に、ぜひ参考にしてください。

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アクリル絵の具が落ちにくいのはなぜ？

アクリル絵の具は、色の粉とアクリル樹脂を混ぜて作られています。そこに、水を混ぜてから紙や木に色を乗せていくのですが、水が蒸発すると色がついたアクリル樹脂の成分だけが残ります。

アクリル樹脂は耐水性があるため、手や服にアクリル絵の具が付いた場合は、すぐに洗わないと落ちにくくなってしまいます。アクリル絵の具が服に付いてしまったら、できるだけ早く対処するのがポイントです。

アクリル絵の具を落とす5つのポイント

アクリル絵の具を使用する時は、水に混ぜて使いますが、乾くと洗うだけでは落ちにくいです。ここでは、アクリル絵の具を落とす5つのポイントを紹介していきます。

アクリル絵の具が洋服に付く前に、予め確認しておきましょう。

1：洗濯タグを確認しておく

アクリル絵の具が付いた服は早く洗いたいところですが、まずは服の素材を確認しましょう。洗濯タグは服の左の脇腹あたりか首元の後ろに付いています。

洗濯タグの表示には、洗濯機が利用できるのか、手洗いが指定されているのか、自宅での洗濯不可なのかなどが記されています。

アクリル絵の具は、水よりもお湯の方が落としやすいですが、洗濯タグには洗う際の適温も表示されているため、洗濯の前に洗濯タグを確認し、適切な洗い方を確認しましょう。

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2：気付いたらすぐに落とす

アクリル絵の具は、乾くと落ちにくいですが、乾いていないうちは比較的落ちやすいです。絵の具汚れに気付いたら、できるだけ早く落とすようにしましょう。その際は、上で述べたように洗濯タグの確認を忘れずに行ってください。

3：服の素材を把握しておく

服の素材には、水の中でこすり洗いできるポリエステル、繊維の奥に色が入ってしまいがちな綿があります。

その他、シルクやウールといったデリケートな素材の服を傷めてしまわないためにも、洗う前に服の素材を把握しておきましょう。

洗濯タグでドライクリーニングが指定されていたり、デリケートな素材だったりする時は、自分で対処しようとせず、クリーニング店にお願いすることも検討しましょう。

4：落とし方を間違えないようにする