高校受験対策における国語の勉強方法5つ｜高校受験の対策とは？

国語を学ぶ意味とは

日本人であれば日本語を話せて、日本人同士で意思疎通ができるのに、なぜわざわざ学校で「国語」として教わるのでしょう。

国語を学習する目的は複数あり、母国語を正しく話し、正しく書けるようにするというのも目的のひとつです。国語学習を通じて日本人としてのものの見方や感じ方を学ぶことは、日本の文化を学ぶことでもあります。

近年の国語のテストでは、この「文化」に関する設問の割合が増えています。

自由研究特集！簡単にできる中学生向けテーマは？

高校受験における国語の勉強をするときの心構え3つ

高校受験における「国語」という教科を勉強するときには、この教科ならではの心構えをおさえておきましょう。高校受験における国語学習の心構えを理解しておけば、効率よく勉強を進められます。

ここでは、高校受験の国語を勉強するうえでの心構えを3つ紹介します。

高校受験の国語対策として、オンライン完結型の家庭学習サポートサービスを受けることもおすすめです。

スタディコーチは、インターネットを用いたオンライン完結型指導で在籍する教師は、厳しい中学受験・大学受験を乗り越えた現役東大生のみです。

そのため勉強ノウハウを知り尽くした学生による正しく効率的な学習指導を通して、スタディコーチ独自の指導ノウハウや教師の体験を元に、勉強だけでなく、受験に関する相談も可能です。

現在、無料体験受付中ですので、子供の高校受験についてお悩みの方は是非参考にしてみて下さい。

»「スタディコーチ」の詳細はこちら

国語の勉強をするときの心構え1：作品の背景知識を押さえる

国語の受験勉強を進める中で、出会う文章作品の「背景知識」に注目しながら学習を進めましょう。作品の中でどの章、節、段落が重要なことを述べているのかを考えながら読み進めることで、背景知識が押さえられます。

背景知識を押さえるということは、現代文でも古文でも、評論やエッセイ、小説などジャンルが異なっても意識できることです。作者がポイントを置いて伝えようとしていることを、探りながら読み進めます。

国語の勉強をするときの心構え2：論理的に文章の構造を掴む

高校受験の国語を勉強するうえでは、日本語としての文章の構造を理解できることも必要です。日本語の文法を理解し、主語と述語の関係や、文章を修飾する文言や技法を意識しながら作品を読み進めます。

日本語の基本として主語と述語が使われる順番を理解したうえで作品を読むと、基本と異なる順序で文章が記述された場合の効果を実感でき、技法を理解することもできます。

国語の勉強をするときの心構え3：言葉の知識を増やす

英語の学習をするときは、単語帳を活用して、とにかく単語を覚えるという人も多いでしょう。国語も言語なので、英語同様に語彙力が必要になります。母国語であってもきちんと学ばないと使うことができない語彙というのは多いものです。

現代文なら漢字・熟語・故事・ことわざが、古文なら歴史的な言い回しや仮名遣いが最低限必要です。母国語だからといって語彙に関する学習を軽視することがないよう、心得ておきましょう。

高校受験対策における国語の勉強方法5つ

国語は暗記で乗り越えられる科目ではなく、長い時間かけて習得し、身につける教科です。しかし効果的な勉強方法に巡りあうことで、目覚ましく理解できるようになる可能性もあります。

ここでは、高校受験に向けた国語の学習として効果があると考えられる勉強方法を紹介します。国語の中に苦手な分野がある人は、苦手分野を克服できるよう取り組んでみましょう。

国語の勉強方法1：文法問題の勉強手順

日本人だから、日本語の文法は学ばずとも身についていると考えてしまいますが、「国語」として正しい理論を理解できているとは限りません。ひとつひとつの語彙を、動詞なのか形容詞なのかといった「品詞」として確実に理解するところから始めてみましょう。

国語の得点が伸びないという人は、語彙のごとの品詞が理解できていなかったり、主語や修飾子として使える品詞を理解できていなかったりします。

各品詞を整理する

品詞とは、名詞・形容詞・動詞・助動詞など、語彙の働きを分類するものです。品詞の分類を理解すれば、文章を組み立てる際にどの品詞の語彙を使うのが正しいのか、使われている語彙はどのような効果を期待して使われているかを理解しやすくなります。

高校受験で国語の点数を伸ばすためには、「私」「山」「とても」「だから」「行く」「（私）は」などの身近な語彙がどの品詞に分類されるのかをきちんと覚えましょう。