【中学2年生】おすすめの自由研究テーマ全47選|決める時のコツもあわせて紹介

「夏休みがもうすぐ終わるのに、自由研究の課題を何にするか決めていない」
「部活や受験勉強で忙しくて、自由研究に時間をかけられない」
「自由研究のテーマを何にすれば良いかわからない」
自由研究についてさまざまな悩みを抱えている中学2年生も多いのではないでしょうか。

本記事では、中学2年生におすすめの自由研究のテーマについて紹介します。記事を読むことで、自宅にある材料で簡単にできる実験を知ることができるでしょう。

また、自由研究のテーマを決める時のコツについてもあわせて紹介しているため、自由研究のテーマをどのようにして決めれば良いのかわからないという中学2年生は、是非参考にしてみてください。

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目次

中学2年生の自由研究テーマを決めるコツ

部活や勉強で忙しい中学2年生にとって、自由研究は頭を悩ませる課題と言えます。部活動などでなかなか時間を作るのが難しい場合には、簡単にできる自由研究がおすすめです。また、受験に備えて受験勉強に活かせる自由研究を行うのも良いでしょう。

ここでは、中学2年生の自由研究テーマを決めるコツについて見ていきます。

手に入りやすい材料から考える

部活が忙しくて材料を揃えるのが難しい中学2年生には、手に入りやすい材料でできる自由研究を考えるのがおすすめです。

自宅にある10円玉や紅茶、卵などの材料でも自由研究を行うことはできます。たとえば10円玉なら、自宅にある調味料を使って10円玉を磨き、その変化についてまとめるという自由研究を行うことが可能です。

手に入りやすい材料でできる自由研究なら、部活や受験勉強などに忙しくて時間がなくても取り組むことができるでしょう。

3年生の学習を先取りした内容にチャレンジしてみる

中学3年生の学習を先取りした内容で自由研究を行うのもおすすめです。中学2年生の自由研究で予習することで、中学3年生で習う時に理解を深めることができるでしょう。

たとえば中学3年生で学習する天体の内容について、観測しやすい月の表面をスケッチする自由研究などがあります。

月の表面を観察してどのような変化があるのか、また月の見える位置などをメモしてまとめましょう。

中学2年生におすすめの自由研究テーマ47選

ここからは中学2年生におすすめの自由研究のテーマを紹介します。まだ自由研究の課題が終わっていないという人や、どのようなことをすれば良いのかわからないという人は是非参考にしてみてください。

1:竜巻が起きる原理を調べる実験

自宅にあるペットボトルと発泡入浴剤を使うことで、竜巻が起きる原理を調べることができます。

お湯をペットボトルの8分目くらいまで入れて、そこへ砕いた発泡入浴剤を入れましょう。蓋をしてペットボトルの上下ひっくり返し回転させると、どのようになるのかを観察します。

自宅にある材料を使って、短時間で簡単に行えるため、時間がないという中学2年生におすすめの実験です。

2:ペットボトルの中に雲を作る実験

ペットボトルと線香、水を使って、簡単にペットボトルの中に雲を作る実験ができます。

ペットボトルに少し水を入れ蓋をしたら、よく振ります。ペットボトルの蓋を開けて中に少しだけ線香の煙を入れたら、再び蓋をして手でペットボトルをへこませてください。そして手を放すとペットボトルの中に雲ができます。

なぜこのようになるのか、その仕組みを考えてまとめてみましょう。

▼ペットボトルの中に雲を作ってみた!詳細記事はこちらから

ペットボトルの中に雲を作ってみよう

3:触らずにペットボトルをつぶす実験

自宅にあるペットボトルとお湯を使って簡単にできる、中学2年生におすすめの実験です。熱湯をペットボトルに入れ、蓋を開けたまま30秒程置いておきます。

中に湯気が溜まったらお湯を捨ててすぐに蓋を閉めましょう。そのまま置いておくと触らなくてもペットボトルがつぶれます。

空気の圧力に関する実験が簡単にできるため、おすすめです。

▼ペットボトルを触らずにへこませてみた!詳細記事はこちらから

ペットボトルを触らずにへこませてみよう

4:ペットボトルの中に夕焼けを作る実験

この実験ではペットボトルの中に夕焼けを作り、夕焼けの空がなぜ赤く見えるのかについて考えます。

大きなペットボトルに水を入れ、少しだけ牛乳を入れてよく混ぜましょう。部屋を暗くしてペットボトルに懐中電灯で光を当てます。いろいろな角度から光を当てて、光の色の違いを観察しましょう。

5:酸性かアルカリ性かを調べるpH測定液を作る実験

紫いもの粉とお湯、プラスチック、お酢、洗剤、食塩水などを使って行います。200ml程のお湯に、紫いもの粉を大さじ2杯程入れてかき混ぜ、キッチンペーパーで濾すとpH測定液の完成です。

その中にお酢や洗剤、食塩水などを入れることで色の変化を観察しましょう。ほかにも自宅にあるいろいろなものを使って、色の変化を観察してみるのもおすすめです。

6:ティッシュを使って水を移動させる実験

ティッシュと水、コップがあればできる簡単な実験です。コップを2つ準備し、片方のコップに半分程水を入れます。

ティッシュを3枚程重ねてひねり、こよりを作ったら、こよりの片方を水につけてもう片方を水の入っていないコップに入れてください。

ゆっくりですが、水の入っているコップから水の入っていないコップへ水が移動するため、その様子を観察しましょう。

7:水に卵や1円玉を浮かせる実験

水に卵や1円玉を浮かせる実験も簡単に行うことができるため、おすすめです。卵を水に浮かせるのは、アルキメデスの原理を調べる実験です。

水に卵を入れて沈むのを確認したら、そこへ食塩を少しずつ入れてよくかき混ぜてください。卵が浮いてきたら食塩を加えるのを止めて、入れた食塩の量を確認します。

1円玉を水に浮かせるのは表面張力の実験です。コップに水を入れて1円玉を浮かせ、水に台所用洗剤を1滴入れると1円玉が沈んでいきます。なぜこのようになるのかを調べてみましょう。

8:ビンの中の水を凍らせる実験

ビンの中の水を一瞬で凍らせる実験も自宅で簡単にできます。ボウルの中央にビンを置いて、周りにたくさんの氷と大さじ2杯程の食塩を入れましょう。ボウルの温度がマイナス4℃程になるのが理想的です。温度が低くなり過ぎると上手くいかないので注意してください。

ビンの中に精製水を入れたら、そのまま20分程置いておきます。静かにビンを取り出して氷のかけらをビンの中に入れると、どのようになるのか観察しましょう。

9:灯油ポンプが水を吸い上げる仕組みを調べる実験

灯油ポンプが水を吸い上げる仕組みを、曲がるストローとコップ、水、ハサミを使って調べる実験です。

ストローの曲がる部分が真ん中になるように切ります。コップを2つ準備して、片方のコップに水をいっぱい入れて空のコップと並べましょう。

そしてストローの中に水をいっぱいに入れて、水の入ったコップと空のコップの間にひっかけると水が移動します。ストローの長さを変えたり、ストローの角度を変えたりして水の流れの変化を見てみましょう。

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10:水の中にシャボン玉を作る実験

洗剤とペットボトル、ストロー、ハサミを使って水の中にシャボン玉を作る実験です。ストローの長さを10cm程に切って、片方の先端を斜めに切ります。

ペットボトルを半分に切って水を入れたら、洗剤を数滴垂らしてしゃぼん液を作りましょう。ストローの先端をしゃぼん液につけてもう一方の先端を指で塞ぎ、ストローをしゃぼん液から1cm程上に上げて先端を塞いでいた指を離せば、水の中にシャボン玉ができます。

なぜこのようになるのか、調べてみましょう。

11:液体の体積を量る実験

水とエタノールを使って液体の体積を量る実験も、中学2年生におすすめの簡単な実験です。計量カップで水とエタノールをそれぞれ200mlずつ量って、合わせてみましょう。

それぞれ200mlずつ合わせるため、合計すると400mlになると思いがちですが、実際に実験してみると400mlにはならないことがわかります。

なぜこのようになるのかを調べて、自由研究で発表してみましょう。

12:うがい薬に入っているビタミンCを調べる実験

ヨウ素入りのうがい薬とレモン汁を使って、うがい薬に入っているビタミンCを調べてみましょう。

透明のコップに100ml程の水を入れ、そこへうがい薬を2ml程入れます。さらにレモン汁を小さじ1杯入れてかき混ぜ、色の変化を観察しましょう。

これは酸化還元という化学反応を調べる実験です。色の変化を観察して、なぜこのような変化が起こるのかを調べてみましょう。

13:タコ糸で氷を釣る実験

氷と塩、タコ糸があれば時間をかけず自宅で簡単にできるため、忙しい中学2年生にもおすすめの実験です。氷の中心にタコ糸を置いて上から塩をかけてみましょう。数十秒そのまま待って、タコ糸を引くと氷が釣れます。

氷に塩をかけた後の氷の変化をじっくり観察してみてください。かける塩の量を多いか少ないかで、どのような違いがあるのかも観察してみるのがおすすめです。また、塩以外でも氷を釣れる調味料があるか調べてみるのもおもしろいでしょう。

14:ジュースからDNAを抽出する実験

オレンジジュースとエタノールを使用して、ジュースからDNAを抽出してみましょう。コップにオレンジジュースを入れ、そこへ同量のエタノールを入れます。この時、箸を使いコップの縁をつたうようにゆっくりと注ぐのがポイントです。

しばらくするとDNAが浮き上がってくるためよく観察してみましょう。

15:色水が移動する様子を観察する実験

ティッシュを使って水を移動させる実験で紹介した内容を、色水で行うという実験です。透明のコップを5つ準備し、そのうち3つのコップに水と水性インクで赤、青、黄色の色水を作って入れます。

色水の入ったコップの間に空のコップを挟んで5つのコップを並べ、ティッシュペーパーをひねって作ったこより4本を、それぞれコップとコップをまたぐように入れてください。ゆっくりと色水が移動する様子を観察してみましょう。

16:液状化現象をミニチュアで再現する実験

地震によって起こる液状化現象を、ミニチュアで再現する実験も家庭で行うことができます。大きめの容器に砂を入れ、砂の表面を超えない程の量の水をゆっくりと加えてください。

砂の表面を平らにならしたら、テーブルに色鉛筆を数本等間隔に並べて、その上に容器をのせます。水の入ったペットボトルを砂に差し込み、容器を小刻みに揺らしましょう。

砂の表面をじっくり観察し、どれくらいの時間でどのような変化が現れるのかを調べます。

17:サラダオイルで磁力線を作る実験

教科書などに載っている磁力線を、サラダオイルを使って立体的に見てみましょう。スチールウールを細かく砕いて鉄粉を作ります。この時、できるだけ細かくなるようにするのがポイントです。

ペットボトルにサラダ油を注いでそこへナットと鉄粉を入れたら、中の鉄粉が均等になるようにペットボトルをよく振ります。

磁石をペットボトルに近づけると鉄粉がどのように動いて磁力線を作るのか、よく観察してみましょう。

18:砕いた磁石の磁力を調べる実験

磁石を砕いた場合、磁力はどうなるのかを調べる実験です。まず、磁石をタオルで包んで金づちで細かく砕きます。

空きビンに砕いた磁石を入れて蓋をしたら、クリップをビンに近づけてみましょう。この時点でクリップがビンにつかないことを確認したら、空きビンの底を磁石でこすります。もう1度クリップを近づけてみて、どのような変化があるのかを観察してください。

19:レモンを使って電気を作る実験

レモンを使って電気を作る実験を行い、電子の移動について考えてみましょう。亜鉛板と銅板にそれぞれクリップつきリード線をつないだら、レモンを半分に切って亜鉛板と銅板を差し込みます。

電子オルゴールの動線にクリップつきリード線をつないで、オルゴールが鳴るかどうかを調べましょう。ほかの果物などを使ってオルゴールが鳴るかどうか、また音の大きさなどを比較してみるのもおすすめです。

20:備長炭を使って電気を作る実験

上述したレモンのほかに、備長炭を使っても電気を作ることができます。できるだけ濃度の高い食塩水を作り、水で洗って水気を切った備長炭の先端部分を濡らさないように、1分程浸してください。

キッチンペーパーを食塩水に浸したら、先ほどの備長炭を先端が出るようにしてキッチンペーパーで包み、その上からさらにアルミホイルで包みます。この時、アルミホイルと備長炭が触れないようにするのがポイントです。

備長炭の先端と、反対側のアルミホイルの先端に導線を巻きつけ、豆電球につないでみましょう。

21:メイク道具で指紋を採取する実験

自宅にあるメイク道具を使って指紋を採取してみましょう。ガラスビンに指を押し当てて指紋をつけます。

そして、指を押し当てた部分に筆でパウダーをまぶしましょう。多めにまぶすのがポイントです。パウダーをまぶしたら、息を吹きかけて余分なパウダーを落とします。

その後、セロハンテープやビニールテープを指紋の部分に貼って指紋を採り、黒い画用紙に貼りましょう。

自宅にある材料で簡単にできるため、自由研究に費やす時間があまりないという中学2年生にもおすすめの実験です。

22:野菜と酸素系漂白剤を使って酸素を発生させる実験

学校で酸素を発生させる実験をしたことがある人も多いでしょう。ここでは自宅にある野菜と酸素系漂白剤を使って、酸素を発生させる実験を紹介します。

空きビンに、すりおろした野菜と酸素系漂白剤を入れてかき混ぜると泡が発生するため、ビンの口にビニール袋を被せて輪ゴムで留めましょう。

泡が消えたらビニール袋を取って、ビンの中に火をつけた線香を入れて燃え方を観察します。いろいろな野菜で実験して、線香の燃え方を比較してみるのもおすすめです。

23:カラーペンの色の仕組みを調べる実験

水を使ってカラーペンの色の仕組みを調べてみましょう。キッチンペーパーを切って短冊にします。

短冊の下から1cm程のところに、カラーペンで丸いしるしをつけましょう。短冊を割りばしで挟んで、丸いしるしをつけた部分が水に浸からないよう、短冊の先端を水に浸します。

カラーペンに使われていた色が分離して出てくるため、どの色にどのような色が使われているのかを観察しましょう。

24:シャボン玉の膜を強くして割れにくくする実験

洗濯のりと中性洗剤を使って、割れにくいシャボン玉を作ってみましょう。コップに同量の水と洗濯のりを入れ、さらに中性洗剤を加えてよくかき混ぜます。

このシャボン玉液を使ってシャボン玉を作り、軍手でやさしく触ってみてください。洗濯のりでシャボン玉の膜が強くなり割れにくくなっています。

▼割れにくいシャボン玉を作ってみた!詳細記事はこちらから

割れにくいシャボン玉を作ってみよう

25:紅茶を使って色の変化を観察する実験

紅茶とレモンを使って色の変化を観察してみましょう。同じ濃さの紅茶を4つのコップに入れます。レモンを黄色い皮の部分と白い皮の部分、果肉の部分に分けて刻み、先ほどの紅茶を入れたカップにそれぞれ入れてください。

10分程置いておき、それぞれの紅茶の色がどのように変化したのかを観察しましょう。基本的に酸味のあるものは紅茶の色を薄くするため、レモン以外の酸味のあるものを使って色の変化を比較するのもおすすめです。

26:ストローから離れる時のシャボン玉を観察する実験

シャボン玉がストローから離れる時にどのようなことが起こっているのかを、ビデオで撮影して観察してみましょう。

離れる瞬間を連続して何コマか選び、プリントアウトしてコメントをつけるとわかりやすいです。細いストローや太いストローではどのような違いが見られるのかを比較しても良いでしょう。

27:紫外線でバナナが日焼けするか観察する実験

人の肌のように、紫外線でバナナが日焼けするのかを調べてみましょう。バナナの一部にアルミ箔を巻きつけ、バナナを日の当たる屋外と日の当たらない室内にそれぞれ3時間以上置きます。

アルミ箔を外して箱などの冷暗所に保管し、1~2日後それぞれのバナナにどのような変化があったのかを観察しましょう。

28:炭酸飲料に含まれている砂糖の量を調べる実験

いつも飲んでいる炭酸飲料に、どれくらいの砂糖が含まれているのかを調べる実験です。鍋に炭酸飲料を入れて火にかけ、沸騰させます。その後、砂糖だけが残るまで煮詰めていき、最後に残った砂糖の量を調べてください。

数種類の炭酸飲料で実験して、結果を比較してみるとおもしろいでしょう。また、どれだけの砂糖が含まれていたのか、写真に撮るとわかりやすいでしょう。

29:酢に入れた卵の変化を観察する実験

卵を酢に入れるとどのように変化するのかを観察してみましょう。ガラスの容器に卵を入れて、卵が浸かるくらいのお酢を入れます。キッチンペーパーで蓋をしたら3日程室温で保管しましょう。

時間が経つと卵の殻が少しずつ溶けて半透明の卵になり、黄身が透けて見えるようになります。自宅にある材料ですぐにできるため、おすすめの実験です。

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30:食品を使って10円玉をきれいにする実験

汚れた10円玉を、自宅にある調味料などを使ってきれいにしてみましょう。汚れた10円玉を3枚用意し、マヨネーズやケチャップ、酢の中に入れて15分程置きます。その後10円玉を取り出して水で洗ってみましょう。

それぞれの10円玉を比較して、どの調味料を使ったものが1番きれいになったのかを観察します。

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31:コーヒーの動きの違いから見る固有振動数の実験

コップに入ったコーヒーを揺らして、コーヒーがこぼれやすくなる振動を調べましょう。コップに少しコーヒーを入れ、左右に小刻みに揺らします。

揺らす速度を徐々に速くしていくと、揺れたコーヒーの液面の高さが1番高くなる速さが出ますが、その速さを超えると今度は、コーヒーの液面の高さが低くなります。

コップの大きさやコーヒーの量など変えると、振動数に変化があるのかを比較するのもおもしろいでしょう。

32:気温や湿度によって変わる雲の種類を調べる

雲には積乱雲や巻雲、乱層雲などさまざまな種類があるため、気温や湿度によって変わる雲の種類を調べてみるのもおすすめです。

自宅から観察しやすい場所で同じ時間に毎日雲を観察し、気温や湿度の変化によってどのような雲になるのかを調べてみましょう。

毎日観察した雲の写真と、気温や湿度などの情報をまとめてレポートにするとわかりやすくなります。

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33:食品に含まれている添加物をタコ糸で調べる実験

身近な食品に含まれている食品添加物を、タコ糸で調べてみましょう。調べたい食品や調味料を容器に入れ、5cm程にカットしたタコ糸を容器の中に入れます。

容器に少量のお酢を加えたら、水を入れたフライパンの中に容器を入れて火にかけ、フライパンの水が沸騰したらそのまま20分程弱火で熱してください。

その後容器からタコ糸を取り出し、水で洗います。合成着色料を使用していれば、タコ糸についた色は水で洗っても落ちないでしょう。

34:オレンジの皮で風船が割れるか調べる実験

手を使わずに、オレンジの皮で風船が割れるかどうかを調べてみましょう。オレンジの皮と膨らませた風船を準備し、オレンジの皮を絞って汁を風船に向けて飛ばします。

オレンジの皮を絞って出る汁をかけると、風船がどのようになるのかを観察しましょう。オレンジ以外の柑橘類を使って実験してみるのもおすすめです。

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35:ドライイーストで風船を膨らませる実験

パンを膨らませるドライイーストを使って、風船が膨らむかどうかを実験してみましょう。試験管に小さじ1杯程の水と、同量のドライイーストを入れてよくかき混ぜたら、さらに同量の砂糖を加えて混ぜ、試験管の口に風船を被せます。

お湯を入れたカップに試験管を入れて、試験管の中や風船の様子を観察しましょう。

36:使い捨てカイロ作り

封筒と活性炭を使用して使い捨てカイロを作り、ものが燃える仕組みを考えてみましょう。封筒を準備して鉄粉と活性炭を各大さじ2杯程入れ、食塩を1つまみ入れてよく混ぜたら、オキシドールを大さじ1杯程加えて封筒をよくもみます。

封筒にどのような変化が現れるのかを観察し、なぜそのようになるのかを考えてまとめましょう。

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カイロの仕組みを知って作ってみよう

37:人工いくら作り

試薬を作って本物そっくりの人工いくらを作ってみましょう。コップに100ml程の水とアルギン酸ナトリウム10g程を入れてしっかりかき混ぜたら、食紅を少量加えてさらにかき混ぜます。

別のコップに100ml程の水と、塩化カルシウム10g程を入れてよくかき混ぜておきましょう。食紅を加えた方の液にストローを挿し、指でストローの口を塞いで液を取り出したら、もう片方のコップに少しずつ垂らします。

本物そっくりのいくらができますが、食べることはできないため注意しましょう。

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いくらが家で作れる?!高分子のしくみを調べる実験

38:洗濯のりを使ってスライム作り

洗濯のりでスライムを作り、分子の存在についての自由研究を行うのも中学2年生におすすめです。コップに100ml程の水と10g程のホウ砂を入れよくかき混ぜ、少量の食紅を加えたらさらにかき混ぜます。

別のコップには50ml程の熱湯と洗濯糊50ml程を入れてよく混ぜ、さきほど食紅を加えた液体の上澄みを、粘り気が出るまで少しずつ入れてかき混ぜましょう。

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洗濯のりを使って簡単にスライムを作ろう

39:洗濯のりを使ってスーパーボール作り

洗濯のりはスライムを作れるだけでなく、スーパーボールも作ることができます。コップに洗濯のり15ml程入れ、好きな色の絵の具を加えてよく混ぜましょう。

そこへ5g程の食塩を加えて混ぜ、できた塊を取り出して丸めます。キッチンペーパーなどで水分を拭取って乾燥させれば、手作りのスーパーボールのできあがりです。

40:芳香剤作り

紙おむつなどに使われる吸水ポリマーを使用して、好きな香りの芳香剤を作り、高吸水性分子について考える自由研究です。

ガラスの容器を用意し50mlの水を入れたら、吸水性ポリマーを小さじ1杯入れてよくかき混ぜます。そこへ自分の好きな香りのアロマオイルを数滴加え、ビーズなどを使ってかわいくデコレーションしましょう。

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簡単にできる保冷剤を使った芳香剤の作り方

41:クリスタル作り

市販のキットを使って自宅で美しいクリスタルを作ってみましょう。沸騰したお湯にクリスタルパウダーを入れてよくかき混ぜたら、お湯が冷めるまで待ちます。

お湯が冷めたらキットに付属されている土台を入れて、様子を観察しながら1週間程置きましょう。1週間程経ったら水を流します。やさしく水で洗えば、きれいなクリスタルの完成です。

自由研究としてクリスタルができる過程を観察できるだけでなく、その後に飾って楽しめます。

42:ローレンツ力を利用したモーター作り

磁石のそばで銅線などに電気が流れると力が発生するというローレンツ力を利用して、モーターを作ってみましょう。

銅線を巻いてコイルを作り、コイルの軸の一方の表面は全て削って、もう片方の表面は上半分だけを削ります。

2個のクリップも輪の部分を残して伸ばし、発泡スチロールに挿してコイルの土台を作ってください。土台にコイルを設置し、コイルの下に磁石を置いたら電池と銅線をつなぎ、どうなるかを観察しましょう。

43:虫眼鏡やボンネットで目玉焼きを作ってみる

虫眼鏡や車のボンネットを使って、目玉焼きができるかどうかを実験してみましょう。

車のボンネットの場合は、ボンネットの熱をはかりながら、何分かかって目玉焼きができるのか観察し、虫眼鏡で作る場合には、虫眼鏡のレンズで集光することで温度を上げて目玉焼きが作れるかどうかを観察しましょう。

どちらの場合もどれくらいの温度で、どれくらいの時間をかけて目玉焼きになるのかを観察するのがポイントです。

44:強力粉を使ってガムを作る

強力粉を使ってガムを作り、強力粉に含まれるグルテンについて考えてみましょう。強力粉を入れたボウルに水を加え、10分くらいこねて流水でもみ洗いするとガムのような食感になります。

このようになるのにはグルテンが関係しています。グルテンについて考え、なぜこのようになるのかをまとめて自由研究にしましょう。

45:手作りのマヨネーズを作る

家庭にある卵と酢、油を使ってマヨネーズを作り、乳化について考えてみましょう。お酢に卵黄、塩、コショウを加えてよく混ぜ、そこへサラダ油を少しずつ加えて混ぜるとだんだんねっとりしてきます。程良い固さになればマヨネーズの完成です。

水と油は本来混ざらないにもかかわらず、酢と油が混ざる理由について考え、自由研究にしてみましょう。

46:片栗粉を使ってダイラタンシーを作る

片栗粉を使ってダイラタンシー流体を作り、非ニュートン流動について考えてみましょう。ボウルに片栗粉と水を入れてかき混ぜるだけで、ダイラタンシー流体の完成です。

ダイラタンシーは手で握ると固まるのに、手のひらに置くと溶けていく性質です。ダイラタンシーの仕組みについて考え、自由研究にまとめましょう。

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片栗粉ダイラタンシーを作ってみよう

47:牛乳を使ってカッテージチーズを作る

自宅にある牛乳を使ってカッテージチーズを作り、たんぱく質の性質について考えてみましょう。

牛乳を鍋に入れて温め、火を止めたらレモン汁を加えて混ぜてください。しばらく経つと分離していきます。ボウルの上にザルをのせ、キッチンペーパーを敷いたところへ先ほどの牛乳を流しましょう。

キッチンペーパーに包んで軽く絞り、少量の塩を加えて混ぜたらカッテージチーズの完成です。なぜこのようになるのかを調べて、自由研究にまとめてみましょう。

受験勉強の助けにもなる自由研究テーマ

自由研究を通じて学ぶことで、高校受験の勉強にも役立つことがあります。ここからは、受験勉強の助けにもなる自由研究のテーマについて紹介します。是非参考にしてみてください。

運動とイオンの関係を調べる実験

運動とイオンの関係については中学3年生で習う内容ですが、中学2年生の自由研究で取り組むことで、より理解を深めることができるためおすすめです。

ボールが転がる坂の長さと時間を記録して、角度を変えて速さを調べてみてください。頭で考えると勘違いしやすいですが、実際に実験を行うことで正しく理解することができ、頭にも定着しやすいでしょう。

物質の浮力と密度をはかる実験

受験によく出る物質の浮力と密度をはかる実験も、自由研究のテーマとしておすすめです。リンゴやトマト、ニンジンなどを使って浮力の実験をしましょう。

重さと体積をはかって密度を計算し、浮力との関係を調べます。何度も密度の計算を繰り返すことで、密度計算を記憶に残すことができるでしょう。

天体観測

高校受験で苦労する人が多い天体観測も、自由研究のテーマにすることで理解を深めることができておすすめです。

天体の中でも観測しやすい月をテーマに、見える形や位置の変化を観察し、自由研究にまとめてみましょう。一晩月の表面を観察し、スケッチしてみるのもおすすめです。

中学2年生におすすめの自由研究テーマを知って参考にしよう

中学2年生におすすめの自由研究のテーマや決める時のコツを紹介しました。自宅にあるものを使って簡単に行える実験から、少し難しい実験まで、どれもためになる自由研究ばかりです。

紹介した内容を参考に、中学2年生におすすめの自由研究テーマを知り、自由研究に役立ててください。

※実験は安全性に十分配慮して行ってください。実験結果が記事と異なる場合でも弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
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