洗濯のりを活用して簡単にスライムができる!実際に作ってみよう
「夏休みの自由研究は楽しく遊びながらやりたい」
「こどもが興味を持ちやすい身近なものを使いたい」
身近なアイテムというのは周りに溢れていて、何から始めたらいいのか余計悩んでしまいます。
そんな方におすすめの、スライムを作る実験を紹介します。材料は、ドラッグストアや100均で揃うものばかりです。なんといってもこどもはスライムが大好きなので、興味津々で取り組めます。
これを読めば、基本的なスライムの作り方や夏休みの自由研究へのまとめ方がわかります。また、カラフルなスライムを作ってお友達と楽しく遊べるので、夏休みの楽しい想い出づくりにもなります。
ぜひ楽しく充実した夏休み、そして自由研究のために、家族揃ってスライム作りに挑戦してみてください。
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目次
実験に必要なもの・環境・準備
実験に必要な材料で1番重要なのは、洗濯のりとホウ砂です。
どちらもドラッグストアに売っている商品です。ただひとつ注意点があります。洗濯のりはPVA(ポリビニルアルコール)入りのものを選んでください。PVAが入っていないと上手にスライムができないので、きちんと確認してから購入しましょう。
食用色素は色をつけるためなのでなくても大丈夫です。
この実験では水や熱湯を使います。濡れても問題ないところで作業し、火傷には気をつけてください。またホウ砂が口に入らないように十分注意してください。
- 洗濯のり(PVA配合)50ml
- ホウ砂10g
- 食用色素
- 軽量カップ
- 透明なプラコップ2個
- 割り箸
- 水100ml
- 熱湯50ml
実験の方法・手順
最初に、1つ目の透明コップには水50ml・ホウ砂10g・少量の食用色素を入れます。ホウ砂も色素も全ては溶けないので、ある程度混ぜても溶けないものはそのままで大丈夫です。
2つ目の透明コップには、熱湯50mlと洗濯のり50mlを入れます。こちらはすぐ溶けます。
コップの中身は1つ目の色付き水と、2つ目の少しとろっとしたお湯です。この状態ではまだスライムになるようには見えません。
ホウ砂が溶けている水の上澄み部分を、ゆっくりと洗濯のり入りのお湯へ混ぜながら加えていきます。 すると、少しずつねばねばの状態になります。さらにぐるぐる混ぜて、手でも掴めるようになったらスライムの完成です。
- 1つ目の透明カップに、水100mlとホウ砂10gを入れて混ぜる
- ①に食用色素を少しだけ入れてよく混ぜる
- 2つ目の透明カップに、熱湯50mlと洗濯のり50ml入れて混ぜる
- ②の上澄み部分を、ゆっくりと③へ入れて粘りが出るまでぐるぐると混ぜる
実験からわかること(解説)
なぜ、洗濯のりとホウ砂を混ぜるとスライムができるのでしょう。
答えは、洗濯のりに含まれているPVA(ポリビニルアルコール)の分子とホウ砂の分子が結びつき、ポリビニルアルコールのところどころに網目状の結びつきができるからです。網目状にゆるく繋がっているため、弾力があってびょんと伸びるスライムができるのです。
実験をしてみると、スライムは簡単に作れることがわかります。
まとめ方
スライムを作る実験は、こどもたちもとても楽しそうに取り組んでいました。食用色素だと色が限られてしまうので、試しに水色の絵の具を使ったところ、綺麗な水色のスライムができました。絵の具を使えばカラフルなスライムが作れるので、さらに遊びの幅が広がります。
最後に、楽しいスライム作りを夏休みの自由研究にまとめる方法を紹介します。
例えば、洗濯のりやホウ砂の量を変えたらどんなスライムができるかをまとめるのも面白いです。また、スライムを作る時に蓄光塗料や砂鉄を加えてみたり、他にも色々なものを混ぜたりしてスライムを作るのも楽しい実験になります。
材料はドラッグストアや100均でほとんど揃います。ぜひ夏休みに手作りスライムで楽しく遊びながら、充実した自由研究を進めてみてください。