中学生におすすめの夏休みの簡単な自由研究16選!簡単にするコツも解説

目次

中学生の自由研究の目的とは

自由研究とは、子どもたちの好奇心を高め、体験させることを目的とした学習活動です。

夏休みの宿題として出されることが多く、教員の手を離れて自分の意思で考えたり行動するため、個性を伸ばしながら学習を深めることができます。

そこで今回は、1日でできる中学生向けの自由研究アイデアをまとめました。夏休みの宿題をまだ終えていないご家庭は、ぜひ参考にしてみてください。

中学生におすすめの簡単な自由研究の選び方と簡単にするコツ3選

まずは、夏休みの自由研究を1日で簡単に終わらせるコツを3つ見ていきましょう。

ポイントは、取りかかる前にしっかり準備をしておくことです。テーマ決めからレポートのまとめ方まで、最初に計画を立てることで予想以上に効率的に進みます。

1:自分の得意な分野に取り組む

テーマを決める時は、自分の得意な分野を選んでください。

スポーツ、趣味、好きな科目など、自分自身で興味を持てれば「やってみたい」「調べたい」という気持ちがどんどん湧いてきます。好奇心を持てるかどうかが、重要なポイントです。

2:材料が手に入りやすいものにする

自由研究を進めるうえで、意外と厄介なのが材料集めです。ここで時間をかけてしまっては元も子もありません。

頭だけを使ってできるもの、家にあるものでできるもの、あるいは100円ショップなどで手に入りやすいものでできるものなどを基準に選びましょう。

3:レポートのまとめ方を事前に決めておく

夏休みの自由研究は、過程はもちろん、提出するものがすべてと言っても過言ではありません。

「テーマ」「きっかけ」「方法と内容」「結果」「考察」「参考にした本やサイト」をベースに構成し、模造紙一枚にするのかスクラップ形式にまとめるのかなどを事前に決めておきます。

また、たとえ研究内容が簡単でも、まとめ方一つでレポートに深みが出ます。社会問題や化学式につなげるなど、中学生らしい考察を入れるようにしましょう。

中学生におすすめの簡単な自由研究47選

ここからは、簡単にできる中学生におすすめの自由研究を具体的にご紹介します。

ネットや本で調べるだけのものから材料を使って実験するものまで、全部で16種類です。興味が持てるものや「やりたい気持ち」を優先して、自分に合ったものを選んでください。

1:円周率について調べる

中学生になって算数から数学にレベルアップした今、改めて円周率について調べてみてはいかがでしょうか。

円の周や面積を出すのに小学生の頃から使ってきた「3.14」ですが、その数字の裏にはかなり深い歴史が存在しています。

本やネットで調べていくと、円周率に関わる事項がいろいろと出てきます。現在何桁まで解明されているのか、どのように生み出されたのかなどを調べることで、数学への興味関心をより深めることができるでしょう。

2:塩で結晶を作る

理科が好きな人には、やはり実験系がおすすめです。家にあるもので簡単にできる「塩で結晶を作る」実験はいかがでしょうか。

まず用意するのは、塩40gと水100mlです。塩と水を混ぜ合わせて濃い食塩水を作り、上澄み液を平たいお皿に入れて日向に置けば、水が蒸発して塩の結晶が浮き出てきます。

なぜ結晶ができるのか、結晶はどんな形をしているのかを合わせて調べるのも良いでしょう。

▼結晶を取り出してみた!詳細記事はこちらから

食塩水から結晶を取り出してみよう!

3:よく聞く略語の正式名称をまとめる

言葉に興味のある人は、よく聞く略語の正式名称をまとめるという方法もあります。

普段使っている日本語はもちろん、ビジネス用語、IT業界用語などは、今から調べておくことで将来必ず役に立ってくれるでしょう。

まずは、調べる言葉のテーマを統一してください。さらに、略語と認識していないけれど実は略語だったというワードもかなり存在するようですので、応用編として、合わせて調べてみるのもおすすめです。

4:pH測定液を作る

pH測定液とは、水の酸性・中性・アルカリ性を調べる液体のことです。作り方は簡単ですが、家の中にあるさまざまな液体を使った実験もできるので、汎用性のある自由研究になります。

まずは紫キャベツを千切りにして冷凍し、凍ったら沸騰した鍋で色が出るまで煮だします。濃い紫色になったらザルでこし、透明または白の容器に取り分けましょう。

酢、重曹、洗剤、化粧水などを少しずつ混ぜれば、液体の性質によって色が変わります。

5:牛乳からプラスチックを作る

理科が好きな人はもちろん、環境問題に興味のある人にもおすすめなのが、牛乳からプラスチックを作る実験です。

たんぱく質の凝固作用を利用することで、土に埋めれば分解されるエコなプラスチックが作れます。

まずは鍋に牛乳を入れ、沸騰するくらいまで火にかけたら、酢またはレモン汁を少しずつ加えます。モヤモヤとした固形物が浮いてきたら火を止め、布巾でこしましょう。

固形物を何度か水で洗って成形し、電子レンジで数度に分けて加熱したらでき上がりです。

6:水を浄化する

水を浄化する実験は、キャンプへ出かけた時などに最適な夏休みらしい自由研究です。砂や小石は現地で調達できますから、空のペットボトル、活性炭、綿、カッター、ガーゼ、輪ゴムを忘れずに持っていきましょう。

まずはペットボトルの底の部分を切り取り、注ぎ口にガーゼを巻いて輪ゴムで止めます。注ぎ口を下に向け、綿→小石→綿→活性炭→綿→砂の順に詰めれば濾過装置の完成です。

川の水や泥水を注ぐときれいな水に変わります。

7:10円玉をピカピカにする実験

10円玉をピカピカにする実験は、家にある調味料を使って簡単にできます。ただピカピカにするだけでなく、レポートでは化学反応式などを活用して中学生らしいまとめにしましょう。

使わなくなった小皿や卵のパックなど汚れてもいい容器に10円玉を入れ、しょうゆ、酢、ケチャップ、めんつゆ等の調味料に1時間ほど浸けます。

洗った後のピカピカ具合を見ると、酸化した銅はどんな成分に分解されやすいのかがわかるでしょう。

▼10円玉をピカピカにしてみた!詳細記事はこちらから

10円玉をピカピカにするには?さまざまな調味料を使って調べよう

8:街のバリアフリー研究

建築に興味のある人、あるいは将来福祉関係の仕事を希望する人には、街のバリアフリー研究がおすすめです。

2020年に開催を予定していたオリンピック・パラリンピックに向けて、街中のバリアフリー化はかなり進んでいるので調べがいがあります。

まずはバリアフリーになっている場所を探し、どんな工夫がされているのかを写真とともにまとめます。合わせてバリアフリーの意味、定義、問題点について調べても良いでしょう。

9:氷でお湯を沸騰させる実験

氷でお湯を沸騰させる実験は、工程自体は簡単です。ただし、主に熱湯を扱うため、安全性からしても中学生以上に推奨されています。

まずは耐熱ガラス容器に水を7分目くらいまで入れ、電子レンジで加熱します。泡が出て沸騰しているのを確認したらレンジを止め、扉を静かに開けてください。容器は取り出さないまま中に5mm角くらいの氷を入れると、再び沸騰します。

理由についてネットなどで調べ、まとめましょう。

10:ペットボトルで雲を発生させる

夏休みになって入道雲を見る機会が増え、雲に興味を持った人にはペットボトルで雲を発生させる実験がおすすめです。火を扱うので、中学生以上に推奨されています。

まず100mlのぬるま湯を炭酸用1.5リットルの空のペットボトルに入れ、火をつけた線香の煙を10秒ほど流し入れます。入れたらペットボトルの蓋を閉め、数回振ってください。

両手でペットボトルを押したり緩めたりしていると、徐々に白い雲ができてきます。

▼ペットボトルの中に雲を作ってみた!詳細記事はこちらから

ペットボトルの中に雲を作ってみよう

11:使い捨てカイロを作る実験

使い捨てカイロを作る実験は材料を調達する必要があるので、少し時間に余裕がある人におすすめです。

鉄粉、活性炭、オキシドールはホームセンターなどで買えますが、鉄粉はアルミホイルを削ったもの、活性炭は炭を粉状にしたものでも代用可能です。

紙の封筒に鉄粉と活性炭を大さじ2ずつ入れ、食塩をひとつまみ入れて振りながらよく混ぜます。そこにオキシドールを大さじ1入れて揉むと、だんだんと熱くなってくるでしょう。

▼カイロを作ってみた!詳細記事はこちらから

カイロの仕組みを知って作ってみよう

12:液体の体積を量る

液体の体積を量る実験は、水とエタノールを混ぜ合わせるだけの簡単な工程です。

結果的には分子の結合によって不思議な現象が起こるので、そちらを中心にまとめるとレポートに中学生らしさが出ます。

準備するものは水とエタノールだけです。それぞれ200mlずつ合わせると合計400mlになるはずですが、なぜか少ない状態になります。

なぜそうなるのか、水素結合の仕組みについて調べながらまとめてみてください。

13:芳香剤を作る実験

冷蔵庫に余りがちな保冷剤を使えば、芳香剤を作る実験ができます。用意するのはジェル状の保冷剤、容器、絵の具、アロマオイルです。材料を混ぜ合わせるだけで簡単に完成します。

保冷剤の中身は、オムツなどにも使用される吸収性ポリマーです。「ポリアクリル酸ナトリウム」という樹脂でできていて、水を加えることで分子間が広がり臭いを吸収します。

分子の仕組みを調べてまとめれば、中学生らしいレポートになるでしょう。

▼芳香剤を作ってみた!詳細記事はこちらから

簡単にできる保冷剤を使った芳香剤の作り方

14:ジュースからDNAを取り出す方法

ジュースからDNAを取り出すという、ちょっと高度な実験もあります。しかし、工程は驚くほど簡単な化学実験なのでぜひ一度挑戦してみてください。

できれば柑橘系のジュース、そして無水エタノールを同量用意します。ジュースを入れた容器に、液体同士が混ざらないよう静かにエタノールを注いでください。しばらくすると白いモヤモヤとしたDNAが浮き出てきます。

なぜそうなるのか、中学生らしく解説とともにまとめましょう。

15:備長炭電池を作る

主に家庭にあるもので、備長炭を電池に変えることができます。

まずは濃い食塩水を作り、先端部を濡らさないようにしながら備長炭を浸けてください。同じく食塩水に浸けたキッチンペーパーを備長炭の濡らした部分に巻き、その上からアルミホイルをきつく巻きつけます。

備長炭の乾いている部分とアルミホイルの部分に、豆電球などの導線をそれぞれつなげれば電気が通って光ります。なぜ電気が流れるのか、レポートにまとめましょう。

16:二酸化炭素の分析から地球温暖化について研究する

年々深刻な問題になっている地球温暖化ですが、その原因は二酸化炭素の増加にあると言われています。夏休みの間もあまりの気温の高さに、温暖化を実感したのではないでしょうか。

これから長い人生を過ごしていく中学生の皆さんにとって、温暖化は非常に重要なテーマと言えます。

なぜ二酸化炭素が増えてしまったのか、なぜ温暖化を増長させてしまうのか、本やネットで調べて追求してみるのも良いでしょう。

17:水の中でシャボン玉を作る実験

家にあるものを使って、水の中でシャボン玉を作る簡単な自由研究もできます。

プラスチックのカップに水と食器用洗剤を入れてシャボン液を作ります。ストローの端をシャボン液の中に入れ、もう片方の端を指で押さえてふさいでください。ストローをシャボン液から少し上に取り出し、ふさいでいた指を離すと水の中にシャボン玉ができます。

なぜシャボン玉ができたのか、本やインターネットで調べてレポートにまとめましょう。

18:カラーペンの色を分離させる実験

水性のカラーペンを使うと、水で色を分離することができます。

用意するものは、水性のカラーペンとコーヒーフィルターとコップと水です。コーヒーフィルターを短冊状に切って、下から1㎝くらいのところに水性ペンで点を書きます。水を入れたコップに水性ペンの点がふれないように浸してください。

しばらく待つと、コーヒーフィルターが水をだんだんと吸い上げると同時に水性ペンの色が上がっていきます。どうしてそのような現象が見れるのか考えて、レポートにまとめましょう。

19:指紋採取に挑戦する

身近にある材料を使って、指紋採取に挑戦するという簡単な自由研究もおすすめです。

この実験は、コップとセロテープとアイシャドウがあれば簡単にできます。まず、コップを触って指紋をつけます。そこにアイシャドウの粉を筆かハケでつけ、セロテープで写し取り黒い紙に貼りつけましょう。

20:レンズを使った集光によって目玉焼きを調理

レンズが光を集める性質を使って、目玉焼きができるかどうか実験してみましょう。

用意するものは、虫眼鏡と卵です。卵を割って皿に出して、虫眼鏡で光を集めて卵に当てます。卵が目玉焼きになるかよく観察してください。どうしてそうなるのかを考えてレポートにまとめましょう。

21:砕けた磁石の磁力を検証する

次に、磁石が砕けた時に磁力はどうなのかを調べる簡単な自由研究を紹介します。

用意するものは、磁石と金づちとタオルです。磁石をタオルにくるんで金づちで砕きます。砕いた磁石にクリップなどを近づけてくっつくか調べてください。どうしてそうなるのかを、本やインターネットで調べてレポートにまとめましょう。

▼磁石を砕いてみた!詳細記事はこちらから

磁石を砕くと磁力はどうなる?

22:洗濯物の乾く時間を検証する

洗濯物が、干してからどれくらいで乾くかを調べてみるのもいいでしょう。

どのような場所に干したらどれくらいの時間で乾くのかを検証する実験をしてみましょう。実験するときに気をつけることは、同じ素材で同じ大きさのものを使うことです。

洗濯物を早く乾かすにはどんな条件が必要なのかを考えたり調べたりして考察してください。レポートにまとめることで簡単な自由研究がより素晴らしい研究となります。

23:表面張力で1円玉を水に浮かべる実験

続いて、1円玉を使って簡単な自由研究として実験する方法を紹介します。

用意するものは、1円玉と水と台所用洗剤だけです。まず、コップに水を入れて1円玉を浮かべます。浮かんだらそっと台所用洗剤を少しだけ入れてください。1円玉はどうなったでしょうか。

結果をレポートにまとめて、どうしてそのようになったのかを本やインターネットで調べて考えてみましょう。

▼一円玉を浮かせてみた!詳細記事はこちらから

一円玉はなぜ浮くの?実験してみよう

24:破れないシャボン玉づくり

シャボン玉はすぐに壊れてしまいますが、家によくある材料を使って、壊れないシャボン玉を作る方法もあります。

材料は、洗たくのりと台所用洗剤と水です。洗たくのりは、PVA入りという商品を用意してください。コップに、水と洗たくのりと台所用洗剤を入れて混ぜます。ストローでシャボン玉を作ると、破れにくいシャボン玉のでき上がりです。

どうして破れにくいシャボン玉になったのかを、本やインターネットで調べてレポートにまとめましょう。

▼割れにくいシャボン玉を作ってみた!詳細記事はこちらから

割れにくいシャボン玉を作ってみよう

25:食品添加物を調べてみる

続いては、良く食べるお菓子などに入っている食品添加物について調べてみましょう。

お菓子の袋には、材料や成分の表示がしてあります。それを切り取って画用紙に貼り、インターネットや本で添加物の性質を調べましょう。

さまざまなお菓子や食べ物を調べてグルーピングしてまとめることで、簡単な自由研究がより良いものとなります。

26:水に卵を浮かべる実験

家にある卵と塩と水を使って、水に卵を浮かべる実験をして浮力を体験しましょう。

水に卵を入れると、沈みます。水に塩を少しずつ入れると、だんだん卵が浮いてきます。塩の重さを計っておいて何グラム入れると浮いたか、なぜそのような現象がおこるのか浮力の原理と合わせてまとめましょう。

27:ガムを手作りする

続いては、強力粉を使ってガムを作る方法を紹介します。

強力粉と水をよく混ぜ合わせて、お団子状にしてください。それを水の中で揉み洗いすると、ガムになります。口の中でかんでみてください。

ガムが作れる理由は、強力粉の中の成分にヒントがあります。本やインターネットで調べて、レポートにまとめましょう。

28:いくらのようなマイクロカプセルを作る

いくらのようなプチプチしたマイクロカプセルを作ってみましょう。マイクロカプセルを作る材料をそろえるのが少し大変かもしれませんが、がんばってそろえてください。

材料は、アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムと食紅です。アルギン酸ナトリウムを水で溶かします。アルギン酸ナトリウムは水に溶けづらいため、根気よく溶かしましょう。食紅で色をつけて、ストローかスポイトで塩化カルシウム水溶液に落としてください。

どうしてマイクロカプセルができるのかを調べてレポートにまとめまることで、中学生らしい自由研究にしましょう。

▼いくらを作ってみた!詳細記事はこちらから

いくらが家で作れる?!高分子のしくみを調べる実験

29:ビタミンCを使った酸化還元の実験

普段食べているものを使って、どのようなものにビタミンCが入っているのかを調べることもできます。

用意するものは、ヨウ素入りのうがい薬と水だけです。これさえあれば、調べたいものにビタミンCが入っているか調べられます。たとえば、ヨウ素入りのうがい薬を水で薄めたものを2つ作ります。1つにレモン汁を入れて良く混ぜて色の変化を観察してください。

いろいろなもので調べてどんなものにビタミンCが入っているのかまとめて、中学生らしいレポートにまとめましょう。

30:一瞬で水を凍らせる実験

一瞬で水を凍らせるという、手品のような実験を簡単な自由研究にしてみてはいかがでしょうか。

用意するものは、水と氷と塩です。空き瓶に水を入れてラップしたものを氷水に浸けます。しばらくしてラップを取り外して、小さな氷のかけらをビンに入れると一瞬で凍るのが観察できるでしょう。

どうしてそのような現象が起こるのかを、調べて中学生らしくレポートにまとめましょう。

▼一瞬で凍る水を作ってみた!詳細記事はこちらから

ペットボトルを使って水を一瞬で凍らせてみよう

31:酸性かアルカリ性かを調べてみる

身近な材料で指示薬を作って、家の中にあるものが酸性かアルカリ性かを調べましょう。

用意するものは、紫キャベツと水だけです。紫キャベツで指示薬を作ります。その指示薬を使って家の中にある食品や洗剤を調べていきます。

たくさん調べて、分類して酸性やアルカリ性のものはどんなものがあるか中学生の視点でまとめましょう。

32:イーストを使用して風船を膨らませる実験

パンはイーストを使用することでふっくらと仕上がります。この原理を利用して、風船を膨らませる実験をしましょう。

材料は、ドライイーストと砂糖とお湯と風船です。ドライイーストと砂糖を水に溶かして、湯せんで温めます。このとき、風船をつけているとだんだんと膨らんできます。

どうしてこのような現象が起こるのか調べて、レポートにまとめましょう。

33:スーパーボールを手作りする

洗たくのりを使えば、スーパーボールを作ることができます。

材料は、洗たくのりと塩です。洗たくのりは、PVA入りの商品を用意しましょう。洗たくのりに塩を入れて良く混ぜると、だんだん水と分離してスーパーボールになります。

どうしてこのような現象が起こるのかを、中学生で習ったことを使ってレポートにまとめてみましょう。

34:チーズを手作りする

牛乳からチーズを作ることができます。簡単な自由研究なので、ぜひやってみてください。

材料は、牛乳とレモンです。牛乳を鍋に入れて温めてレモン汁を入れしばらく混ぜていると牛乳が分離します。それを布巾でこせば、チーズのでき上がりです。

どうして牛乳にレモンを入れると分離するのかを調べて、レポートにまとめてみましょう。

35:マヨネーズを手作りする

簡単な自由研究ネタに、家にある材料を使ってマヨネーズを作る実験もあります。

材料は、サラダ油と酢と卵黄です。まず酢と卵黄をよく混ぜます。サラダ油を少しずつ入れて良く混ぜていくとだんだんクリーム状になり、マヨネーズができ上がります。

どうしてマヨネーズができたのか調べて、中学生で習うことを使ってまとめましょう。

36:サラダオイルと磁石で磁力の実験

続いて、サラダオイルと磁石でできる簡単な自由研究を紹介します。

サラダオイルをペットボトルに入れて、スチールウールを細かくほぐした鉄分とナットを入れて良く振ります。磁石をペットボトルに近づけるとどうなるかを観察してみてください。

実験結果の理由を、本やインターネットで調べてレポートにまとめましょう。

37:クリスタルを手作りする

クリスタルは、インターネットで材料を購入すれば手作りすることができます。クリスタルを手作りする材料を購入することができたら、1週間でキラキラしたきれいなクリスタルを作ることができるでしょう。

38:モータを手作りする

モータは、電気と磁力を使って動力を生み出します。磁力や電気の勉強にもなるため、中学生の簡単な自由研究として最適です。

用意するものは、エナメル線、乾電池、紙やすり、磁石、銅線、クリップです。エナメル線を巻いて輪にして両端をとめます。紙やすりを使って片側はすべてのエナメル線をはがして、もう片方は片面だけはがします。クリップで作った台にとりつけて、乾電池とつなぎましょう。

まとめるときは、どうやって作ったのかなど、工夫したことや考えたことをレポートに書いてください。

39:リモネンで風船を割る実験

リモネンとは、オレンジなどのかんきつ類に含まれている成分で、この成分を使って風船を割ることができます。

用意するものは、風船とさまざまなかんきつ類です。やり方は、膨らませた風船に、かんきつ類をこすりつけるだけと簡単です。リモネンが作用すると、風船が割れます。さまざまなかんきつ類を使って実験し、中学生の視点でレポートにまとめましょう。

40:灯油ポンプの仕組みを調べる

簡単な自由研究として、灯油ポンプの仕組みを調べてはいかかでしょうか?

用意するのは、曲がるストローとコップと水だけです。これを使えば、サイフォンの原理を簡単な自由研究として実験して調べることができます。原理は本やインターネットで調べてレポートにまとめましょう。

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給油ポンプはなぜ水を吸い上げられる?原理を調べよう

41:雲の種類を調べてみる

雲の種類を調べる自由研究は、晴れている日に空を見上げるだけで簡単にできます。

雲には、さまざまなふしぎがいっぱいです。雲の種類を調べるときには、時間を変えて観察したり、ずっと観察して形が変化するのを調べたりするのがおすすめです。

観察結果は、中学生らしい視点で調べてレポートにまとめてください。

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雲には種類がある!雲の形を観察しよう

42:容器の中で色水の移動を検証

中学生ができる簡単な自由研究には、容器を移動する色水もあります。

用意するものは、透明のコップとトイレットペーパーと水性インクです。コップに水と絵の具をい入れて、青・赤・黄の色水を作ります。色水と色水の間に何も入っていないコップをはさんでおいて、トイレットペーパーをコップ同士を渡るように入れて放置し、観察してください。

観察結果からどうしてそうなったのかを考えて、レポートにまとめましょう。

43:コップの中のコーヒーの揺れ方を検証する

コーヒーが好きな方であれば、コーヒーを使った簡単な自由研究をしてみてはいかがでしょうか?

用意するものは、カップに入ったコーヒーのみです。揺れ方を観察するため、カップは透明のものを用意してください。やり方は、カップに少量のコーヒーを入れて揺らすだけです。どのくらいカップを揺らしたらコーヒーが揺れるのか、振動について調べることができます。

どうしてそのような現象が起こるのかを調べて、中学生らしい視点でまとめましょう。

44:糸で氷を釣る実験

続いて、夏にぴったりの簡単な自由研究をご紹介します。

材料は家にある氷と糸と塩です。やり方は、氷に糸をおいて塩をかけてしばらくたってから糸をもちあげるだけと簡単です。

塩だけでなく、砂糖やコショウなど他の調味料でもできるか調べて、どうしてこのような現象が起こるのか考えてレポートにまとめましょう。

45:容器の中で竜巻を起こす実験

容器中で竜巻を起こす実験は、とても簡単な自由研究ですが、やみつきになること間違いなしです。

おうちにあるペットボトルにお湯を入れて、お湯が回転するように回してください。お湯だけの時と入浴剤を入れた時では竜巻のできかたが変わります。

よく観察して、どうしてそのような現象が起こるのか本やインターネットで調べてレポートにまとめましょう。

46:ダイラタンシーの仕組みを知る

簡単な自由研究では、片栗粉を使ってダイラタンシーの仕組みを調べる実験がおすすめです。

この実験は、片栗粉に水を加えてかき混ぜるだけです。かき混ぜた後、手で握ると塊になりますが、そのまま手に置いておくと流れます。

どうしてそのような現象が起こるのかを、調べてレポートにまとめてください。

▼ダイラタンシーを作ってみた!詳細記事はこちらから

片栗粉ダイラタンシーを作ってみよう

47:容器で液状化現象を再現する実験

液状化現象が起こると、大きな災害になります。どうして液状化現象が起こるのかについて知るためには、この実験を試してみましょう。

やり方は、容器に砂を入れて砂が浸るまで水を入れるだけと簡単です。その上に、マンホールや水道管の代わりになるものをおいて、乾いた砂を少しのせてください。地震がきたことを想定して容器を揺らし、観察しましょう。

どうしてそのような現象が起こるのかを調べて、レポートにまとめましょう。

中学生だけでなく小学校高学年にもおすすめな夏休みの簡単な自由研究4選

最後に、中学生だけでなく小学5年生以上の高学年でも簡単にできる夏休みの自由研究を4つ紹介していきます。

これらは、上記の16選より気軽に取り組め、身近なものでできることばかりです。テーマに沿うだけでなく、自分なりにアレンジしてオリジナリティを出してみても楽しいのではないでしょうか。

1:ペットボトル工作

ペットボトルを使った工作は簡単なうえに、工夫次第でいくらでもアレンジできます。

本体はもちろん、フタだけを使ったアイデアもあるので、ぜひいろいろと挑戦してみてください。自由研究としてだけでなく、夏休みの楽しいお供にもなりそうです。

2:世界のあいさつ調べ

英語教育は当たり前の時代になってきましたが、これから日本はますます国際色豊かになっていくことが予想されます。

さまざまな国のあいさつを知っているだけでもコミュニケーションになりますし、夏休みの間に調べてみると今後に役立ちそうです。

3:手作りプラネタリウム

ちょっとおしゃれな自由研究をしたい人には、手作りプラネタリウムがおすすめです。

季節の星座を描けば、夏休みの良い思い出にもなるのではないでしょうか。紙コップで簡単にできるものからアクリル板を使って作る本格的なものまで、応用のきく工作です。

▼プラネタリウムを作ってみた!詳細記事はこちらから

夏の星座について調べてプラネタリウムを作ってみよう

4:卵の固まり方実験

卵を使った実験は、方法によっていろいろな結果を生み出せます。

温泉卵やかたゆで卵など、お湯に入れる時間によって卵の変化を記録するのも1つの方法です。また、1日がかりにはなりますが、生の卵を殻ごと酢に浸けてぷよぷよにさせる変わり種実験もできます。

中学生に合った簡単な自由研究からトライさせてみよう

夏休みは、普段できないことにチャレンジする時間がたっぷりありますが、宿題となるとやる気がなくなってしまう人もいるでしょう。

自由研究は普段興味あることについて調べたり実験したりすることで、楽しんで取り組むことができます。

中学生に合う、簡単な自由研究からトライしてみましょう。

※実験は安全性に十分配慮して行ってください。実験結果が記事と異なる場合でも弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
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